いよいよ3月がスタートしました。先日、アートビリティ登録作家の湯浅恵美子さんより千葉県柏市にあります“中村順二美術館 ひなまつり展”のご案内をいただきお伺いさせていただきました!!
←こちらは、今回ひなまつり展に湯浅さんが出展した作品の一つ「折りひな」です。紙のおひな様は、平安時代「ままごと遊び用」として作られ、「ひいな」=紙や布で作った小さな人形「ひいなあそび」から「ひなまつり」となったそうです。
湯浅さんは、今回小学校3年生のとき初めて「折りひな」に出会い、「作りたい!!」と強く思いましたが、参加しようと思っていたクラブ活動がなくなってしまい、当時は作ることができなかったそうです。
しかし、それから30年後の昨年に折りひなの本を見つけ、また「中村順二美術館」でも展示されていることを知ったそうです。そこで、「私も作る!」という思いがよみがえり、今回ひなまつり展に念願叶って出展できたそうです★三
折りひなは、折ることに加えて切り込みを入れるなど制作は難しいとのことで、折り紙制作がまったく苦手なわたしは、眺めれば眺めるほど未知の領域を感じました。(^^;
←登録作家の湯浅恵美子さんです作品に描かれる登場人物、妖精等のように、ファッショナブルな湯浅さん。いつも描かれる洋服も、洋服のカタログなどを研究して組み合わせるとのこと。また、湯浅さんの作品の大きな特徴でもある淡いカラフルなコントラストは、水彩や色鉛筆、ガッシュという画材を用いて一筆一筆描いては乾かし重ねていくそうです。
←湯浅さんが小学生の時憧れた、当時の“折りひな”です。和紙の丈夫さと偉大さに感動しました。会場には、その他にも、思い出や歴史、人々の思いがたくさん詰まった雛人形が数多く展示されていました。
↓以下、展示されていました湯浅さんの作品です。
中村順二美術館の館内もとても素敵でした。
27歳で亡くなられた障害者アーティスト、
中村順二さんの作品を常設展示している私設の美術館で、
ご両親がご自宅を改修され、2003年にオープンしました。
木のぬくもりと、シンプルで洗練された空間は、でカフェも併設されています。
温かな館長の中村さんと奥様、出展作家の方々に出会え、ついつい長居をしてしまう池辺でした(^^;
←館長中村さんが制作された“つるし雛”
(両端の方々:中村さん夫妻、中左:出展作家さん、中右:湯浅さん)
おいしいシナモンアップルティーもご馳走さまでした♥
←中村順二さんの作品が描かれたティーカップです!
湯浅さん、中村順二美術館の皆さま!アートがたくさん詰まった温かなお時間をありがとうございました★
皆さまも是非、足を運んではいかがでしょうか*
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