登録作家の久保貴寛(くぼたかひろ)さんより、「ときめき想造展」のご案内を頂き、行ってまいりました。
会場は、池袋にあります 東京芸術劇場でした。
広々した空間に、ファショナブルなデザインが印象的な会場です。
「ときめき想造展」のご応募作品他、「歴代優秀賞受賞者作品展示コーナー」「障害者アート教室作品展示コーナー」含め、89作品の作品が、展示されていました。
今回の久保さんのご応募作品であった「高原の街並み」は春にぴったりな、
菜の花畑が広がり、その一本道を二匹のウサギがお散歩していました。
遠くには、素敵な街並みが広がります。菜の花畑も久保さんらしい、無数の細かな点で描かれており、月面のような地上ではないような感覚にもなります。
光のようなお花畑のモチーフに、心がパッと照らされた気持ちにもなりました。
会場では、NHK大河ドラマ「平清盛」でお馴染みの、ダウン症の書家 金澤翔子さんの作品展も同時開催されていました。
とにかく力がみなぎる迫力と優しさも同じくらい溢れる、作品の数々に圧倒されました。
いろんな角度から、楽しめる素敵な作品展でした。
久保 貴博(くぼ たかひろ)1970年生まれ。東京都在住。
武蔵野東技能高等専修学校で、絵画を専攻。
その後、絵本作家を目指して、日本児童教育専門学校で学びました。
現在は、(財)日本チャリティ協会主催のカルチャースクールで意欲的に創作活動を行っており、色彩の豊かさと、工芸品のような緻密なタッチの作品がオリジナリティを引きたて、
その心温まる作品は多くのファンから支持を受けています。
2002年、第14回アートビリティ大賞・日立キャピタル特別賞受賞。
2009年、アジアパラアート展 パラアート賞受賞。
2010年、第6回世界堂絵画大賞展 協賛社(住友スリーエム)賞
2012年、韓国・中国・日本障害者美術展 入選。
「ときめき想造展」詳細>>>
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