大抵は人に訪れる時間は平等で、一定している。意義深い一時間かつまらない一時間か、その人の努力と工夫に応じて変わる。毎日作業に追われながら、どうせ働くなら、目の前の人の1日がどうしたらより良いものになるか常に考える。何が出来るか…何をしてあげるか…何が残せるか…大抵は上手くいかないでとぼとぼ帰る。そしてまた明日も挑戦しよう!!の繰り返し。ここ仲町就労支援事業所では、ため息をつく現場を多く見る。彼らと会話する中で気付かされた。
親から「励ます」行為は応援すること…と教わってきたのですが、具体的な行動が今までは曖昧でした。
よく鬱患者に「頑張れ」 と言うな!なんてことを聞きます。けど頑張ってもらいたい!!元気になってもらいたい!!というジレンマに襲われます。ジーと話に耳を傾けていたら、自身も含め多くの方の癖が自己否定だった。自己肯定(自分を褒める)が少ないので、自身を好きになりきれない。
自身を褒められない人は他人も褒められない。
自身が嫌いな人は他人も好きになれず感謝ができない。
なにもかもに否定的な自身に嫌気がさす人が増える。
福祉て何だろう?
障害者や病人の自立を助ける働き…
究極のところ障害者、病人が自身で生きなおしたい!!
再生してみせる!!
と自身で決断しない限りは他人も力になれない。
ある利用者が朝から「辛い…」と口にした。「疲れた(;o;)」と。
私はその方から毎朝「元気!?」と聞かれるのが嬉しいんだ。
「元気だよ~(^∇^)」
何か有れど、この人が見ていてくれるのだから、元気であろう!!
とスイッチが入れられるから。
その人が朝から伏せている…
ハッとした。この人が自分自身を好きになれたら、この人は自信が持てる。自己嫌悪も薄れる…
そうか…誰もが自分を好きになりたいんだ。
自分が好きになれたら生活は素晴らしく温かなものに変わるであろう。
きっとそう。「励まし」てその人が自分自身を好きになるお手伝いをする事なんだろう…
仕事はそういう人と人が励ましあえる現場になれば良い。
K
初コメです。
毎日作業お疲れ様です‼
ブログ拝見しました。
難しいテーマですね。
我々にとっては励まし一つで余計に落ち込んでしまう場合がありますよね。
「頑張って」って言われて「まだこれ以上何を頑張ればいいんだ」って思う事もあると思います。
調子が悪い人も安定した人も自分なりに頑張っているとは思います。
私もメンバーさん達と一緒に作業をしていてジレンマを感じる事があります。
「もう少し頑張って!」、「もっと出来るんではないの?」と、口には出さないですが心の中で思う事があります。
励ましも見極めが必要なのかもしれないですね。
私自身は、「叱咤激励」は嫌いですが、「励まし」は大丈夫です。
長文失礼しましたm(_ _)m