ヘルパーのAさんは、移動支援で、知的障害のある方(利用者さん)とともに中野区の江古田の森公園を散歩しました。
散歩中は、利用者さんが歩く速さに合わせて、Aさんも歩き、利用者さんが寄り道や休憩をした時は、Aさんもそれに合わせました。
このように、ヘルパーは、利用者さんの主体性を尊重します。
もちろん、交通ルールを守るよう、ヘルパーが利用者さんに声を掛けることなどはあります。しかし、仮に、ヘルパーが、健康のために速足で歩いた方が良いなどと考えたとしても、その考えを押し付けることは、利用者さんの主体性を脅かすことになり適当とは言えないのです。