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水耕栽培とは
水耕栽培とは、土を使わないで、植物の根を水にひたす装置で栽培する方法です。植物に必要な栄養は養液を、太陽光の代わりにLED証明を使用し栽培しています。
水耕栽培のメリット
1.土を使わないため、害虫や病気のもとになるバイ菌を防ぎやすい
通常植物を支えている土に代わって、植え込み材料として使うのは粘土を粒状にして約1,200度の高温で焼成発泡させた無機質の石です。この石にはたくさんの空洞ができており、水分とともに空気を保持するため植物の根にとって良い環境を作り出すことができます。
有機質の土ではなく無機質の石を使うので、根腐れやカビ・悪臭の心配がありません。虫もつきにくく、鉢底の水はいつも清潔に保たれています。一般の土栽培は水を底面に溜めると根が腐るので、排水を必要とし植物に水を与えてもその大半を廃棄しなければいけませんでした。さらに水と同時に肥料や薬剤も流出し、養液も無駄になってしまっています。その点、ハイドロカルチャーは水・肥料ともに植物が吸収した分だけ供給すればよく、環境にやさしく経済的です。
ハイドロカルチャーのプラネット公式ホームページより引用
プラネットさんのリンクはこちらから⇒https://www.google.co.jp/
2.建物内での栽培のため温度や湿度を調整しやすい
グリーンロメイン[/caption]
利用者さんの実作業内容
① 入室:白衣・マスク・室内靴着用
② 点検:気温・湿度・養液濃度確認
③ 播種(はしゅ):内容器に特殊な石を入れて種子を蒔く
④ 収穫:野菜をカットしてグラム単位で袋詰め
⑤ 出荷:シーラーで袋を密閉し、ラベルシールを貼付
⑥ 洗浄:育苗トレイの養液を取り除き、内部を洗浄
⑦ 清掃:床や作業台、水回りの清掃
写真:③播種(はしゅ)作業中の様子