今般の新型コロナウイルスCOVID-19の流行に伴い、コロニーもみじやま支援センターでも日々の検温、マスク着用の励行、入館時の手指の消毒をはじめ館内の定期的な消毒や昼食時の密集対策を行うなど、感染症予防策に留意しながら今年度の事業を続けてきました。
利用者の皆さんには様々な場面で状況の変化に耐えていただくことが多く、少なからず負荷を感じる日々となっていたことと思います。一方で上半期は行事に関しても実施を見送り、事業所として余暇活動を提供できていないことは気がかりのひとつでした。そこで下半期は新型コロナウイルスの流行の状況には注意を払いつつ予防に十分な配慮をしたうえでいくつかの行事を開催する運びとなりました。
例年多くの利用者が楽しみにしている一泊の宿泊訓練については開催を見送りましたが、代わって日帰りの行楽イベントを去る11月20日に行いました。河口湖付近でほうとう鍋などの昼食を摂ったのち「音楽と森の美術館」へ赴きました。雨が心配されましたが天候は大きく崩れることもなく、虹も架かっているのも見えました! 気温は比較的暖かく終日気持ちよく過ごすことができました。
実施にあたっては密集の削減や食事の際の着座に配慮し感染予防対策を講じました。例年と比べると規模を縮小しての開催ではありましたが、56名の利用者が参加され楽しかったとの声が多く寄せられています。
このところ新型コロナウイルスの感染者のさらなる急増やGo Toトラベルキャンペーンの一時停止が発表されるなど感染拡大防止のために慎重な対応を求められるところとなりますが、引き続き利用者の皆さんの安全と多様な活動の提供を両立させていけるよう努めたいと思います。