「絶対に人を轢いてしまう自信があるから、運転免許なんか一生取らない」
昔は本気でそう思っていた私でしたが、40歳目前で必要に迫られ、免許を取得。
そんな私がなぜか今では、安全運転管理責任者を務めています。
だからというわけではないのですが、私は毎日の送迎や配達において、何よりも「揺らさない運転」を心がけています。
特にこだわっているのは、信号などで止まる際のブレーキです。
同乗している方が「いつ止まったのか気づかなかった」と思うほど、静かに、丁寧に、を意識しています。
車いすの利用者さんにとって、乱暴なブレーキは身体が揺れて不安や恐怖につながるためです。
とはいえ、実際に「ブレーキが丁寧ですね」なんて一度も言われたことはないので、利用者さん本人はそこまでブレーキなど気にしていないかも知れませんが(笑)

その他にも
・車間距離は十分に保つ
・一時停止ではタイヤが止まるまで確実に
・踏切では窓を開けて目と耳で安全確認
・路駐の車をよける時必ずウインカーを出す
・信号のない横断歩道で歩行者がいれば必ず停止
・薄暗くなる夕方には早めにライトを点灯
・急な車線変更はしない
などなど、すべて教習所で習う「当たり前」の動作を徹底しています。
こうした習慣こそが、事故防止と利用者さんの安心安全につながると思っているからです。

緊張で身が引き締まる
なんて偉そうなことを言っている私も、今まで何度も運転で失敗をしてきました。(幸いにも人身事故はありませんが…)
振り返ると、その原因はすべて「焦り」にありました。
焦りは判断を狂わせ、普段ならしないようなミスを招きます。
その怖さを身をもって知っているからこそ、今はどんな時も「落ち着いて、丁寧に」を自分に言い聞かせてハンドルを握っています。
また、私の友人に、自転車で事故を繰り返してしまう人がいます。
それは決して「運が悪い」などという話ではありません。
事故を繰り返す人は、普段から“そういう運転”をしているのです。
日常の小さなクセや雑さが、いざという時に事故として表面化する、そういう現実を身近に見てきたからこそ、私は安全のために自分にできることは可能な限り行っていくつもりです。
4月は新生活が始まり、慣れない道を走る車や自転車、歩行者が増える季節です。
ちょうど自転車の罰則強化も重なり、道路全体がいつも以上に慌ただしくなります。
気を引き締めて、これからも誰もが安心できる運転を続けていきたいと思います。
コロニー中野
安全運転管理責任者
MORIYAMAMA