テレビでも報道された10.31全国大フォーラムにコロニー中野から5名が参加しました。参加者の一人からの報告です。
障害者自立支援法が成立から三年がたち、障害者の暮らしには大きな影響がありました。
制定伴い個々の負担金が増す、施設の利用も減るなどの障害者の生活を圧迫する事になりました。
そのような状況の中でもう我慢できないという多くの人々があつまりました。
- 「もうやめよう!障害者自立支援法」大きなスローガンに、10月31日に日比谷公園に6500人というたくさんの人々が集まりました。
発言者からは、各地域、それぞれの立場から、12名の方より実態報告がありました。
- 障害児に対する支援の充実、障害児(乳幼児)などの支援に対する応益負担反対!!!
- 地域格差をなくそう!
- 無年金者などいてはならん!
- 精神障害者は、当事者として声を上げ難い現状がある。だからといって、制度の枠から外されることはおかしい。
- 障害統合を掲げているはずなのに精神障害者への制度はかなり遅れている。
- 障害手帳をもらえない、制度上の狭間におかれてしまっている者がいる。しかし、そういった者にも支援は必要。
- 作業所で働いている。仕事してるのに利用料をとられることはなんでや。
- 知的障害に対する支援も遅れている。
- ヘルパー不足の実態報告
- 応益負担は絶対反対、だんだんと還元されてきているが、だまされてはいけない。 絶対反対!!!
というさまざまな問題を抱えた皆さんの報告のたびに大きな拍手が会場いっぱいに響きました。
日比谷公園の会場は、本当に大勢の人で、通路までもいっぱいの人、車いすの方が通られる度に大移動の状況。公園には会場入れずにいた方もほんと大勢おられました。
その後、厚生労働大臣に要請団を送り出し、デモ行進が開始されました。
デモのコースも参加人数が多く、2コースに別れました。
- 国会議事堂方向(筆者はこちらに参加)
- 東京駅鍛治橋方向
当時は曇りで気温17度という寒い中、皆さん元気に行進されていました。皆の気迫に僕は圧倒されしまう中、解散となりました。関係者・参加者の皆さんご苦労様でした。
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