◯就労移行支援事業
企業などへの就労を希望する方に、2年間で就労に必要な社会性や知識、能力を身に付けていただくための訓練や実習を行います。
「作業訓練」(DM発送作業、清掃作業、パソコン業務、電話応対など)の他に、就労実現のための「プログラム」(模擬面接・履歴書の書き方・ハローワークや企業面接への同行等)を実施します。
◯就労継続支援B型事業
「働きたいけれど、一般企業で働くことを望まない」「ゆっくり訓練しながら就労知識を身に付けたい」と思われる方に働く場を提供し、就労に対する知識及び能力の向上のために必要な支援を提供しています。
作業内容はメールサービス作業、情報処理(システム、データ入力)、清掃作業(外部企業及び館内)、物品販売事業です。清掃作業では通常メニューの掃除機・モップがけ・トイレ清掃の他に、ポリッシャーを使っての床洗浄やワックスがけも行っています。物品販売では、東北の被災地施設の商品や、飲み込んでも安全な口腔ケア商品の「オーラルピース」等の販売を行っています。
作業活動の他に生活の質(QOL)を高めるためのプログラム活動や精神障害者を対象にSST(社会生活技能訓練)の時間を設けています。利用者個々人の体調に合わせた作業時間を設定しています。
◯放課後等デイサービス事業
特別支援学校などに通う、中~高等部程度の障害がある児童で、卒業後に一般就労や就労支援施設での就労を希望する方を対象に、早期職業準備トレーニングを提供することを最大の特徴とします。
あいさつや身だしなみなど「社会で必要になる基本を育てる」こと。公共交通機関の利用体験や自分を表現することなど「生活面の自立度を向上させる」こと。作業活動の体験やハローワーク見学などを通じて「働くことの理解を広げる」こと。パソコンやスポーツ買い物など「就労生活に役立つ各種のプログラム」に参加すること。卒業後の進路や心配事など「個別の相談」ができること、などが主な活動内容です。