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ふきのとう

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2013.06.01

青葉通信6月号 巻頭言

事業所長 武者明彦

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今年の梅雨入りは随分早くて、早く入ればその分明けるのも早いかというと、そういう事でもないらしく、例年よりは長い梅雨になりそうです。

梅雨と言えばアジサイ。フラワーショップの店頭には昨年あたりからか、ガクアジサイの仲間でしょうか、ピンクやブルーのパステルカラーの品種が並んで目を楽しませてくれています。今月は、アジサイならぬ「ふきのとう」の話です。

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4月号でも少し触れましたが、今年度から、障害者総合支援法(2013年4月1日施行)に基づく、障害者計画相談支援事業を開始しました。

 

●障害者計画相談支援事業ってなに?

障害のある方やご家族から、生活などについての困りごとを相談していただき、より良い地域生活を送ることができるよう一緒に考え、必要に応じて支援を行い、安心して地域生活が送れるようサポートするものです。自己決定、自己選択できるよう情報提供をします。また、いろいろな手続きやサービス活用についてお手伝いをします。その事業所の愛称が「ふきのとう」です。

 

●誰が利用できるの?

東村山市および近隣市区内にお住いの障害のある方とそのご家族です。

 

●初めて利用する方への支援

困っていることの内容を伺い、利用できるさまざまなサービスの紹介と、必要な手続きなどを案内します。また、ご本人の希望を反映させた障害福祉サービスなどの利用計画案を作り市役所に提出します。市の支給決定を受け、ご希望のサービス提供施設や事業所との間の連絡調整や見学、利用申し込みなどを一緒に行います。

 

●継続してサービスを利用する方への支援(当事業所に通所されている方はここに該当します)

障害福祉サービスなどをすでに利用している場合、利用状況や現在の希望を確認し、必要があればサービスの調整や変更をします。サービス等利用計画を作り直し、市役所に提出します。

 

●具体的な支援内容の例

サービス等利用計画を作るために以下のような支援を行います。

①「部屋の掃除が難しい・・・」ヘルパーさんを利用してみるなど、日常生活のことについて一緒に考えます。

②「発作があるのだけれど・・・」生活リズムが関係あるのかなど、障害や病状などについて一緒に考え、使えるサービスを提案します。

③「会社で働きたい」「自分のペースで働きたい」「趣味を楽しみたい」、社会参加や充実した余暇活動について一緒に考えます。就労移行支援や就労継続支援を利用することも選択肢の一つです。

④「家族や仕事仲間といつも喧嘩ばかり・・・」どうすれば仲良くできるかなど、人間関係について一緒に考えます。

 

●定期的に利用状況や希望の確認をします

計画は一旦作って終わりではなく、一定期間ののちに利用状況や希望の確認(モニタリング)を行い、必要があれば見直すことになっています。

 

●「ふきのとう」はどこにできるの?

実施場所はコロニー東村山(コロニー印刷)。正式な事業所の名前は「コロニー障害者計画相談支援室」、ちょっと長いので愛称を「ふきのとう」としました。フキノトウは一足早い春の先駆けの代名詞ですね。

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皆さんの夢をかなえるお手伝いができればと、必要な研修を終えた、国家資格を持つ相談支援専門員がお待ちしています。詳しくは、「ふきのとう」のパンフレットをお読みください。

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