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最近の動きについて

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2014.08.15

青葉通信8月号 巻頭言

事業所長 武者明彦

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陽炎が立ち上る中、すっきりと立ち上がっているヒマワリや、鮮やかなオレンジ色のノウゼンカズラが青い空によく映えます。いよいよ楽しみに待ち望んでいた夏季休暇が始まります。猛暑日が続いているので、この夏は遠出をしないでゆっくり過ごす人もいるかもしれませんね。本稿では、青葉ワークセンターの最近の動きについてご報告いたします。

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■福祉サービス第三者評価を実施します
2014年度は第三者評価の年です。事業者(当センター)の提供するサービスの質を、アンケート方式の職員調査や利用者調査、面接方式の聞き取り調査を基に、第三者機関に客観的な立場から総合的に評価してもらい、評価を踏まえたサービス改善計画を作り、利用者が自分に合った質の高い福祉サービスを選択、利用できるようにすることを目的として行うものです。前回は3年前の2011年度に実施しているので記憶している方も多いと思います。事業の内容と今後のスケジュールは以下の通りです。

①職員説明会と職員への調査票配布(8月7日):従業員個々に対するアンケート調査です。
②利用者調査(9月10日):利用者個々に対するアンケート調査です。
③訪問調査(10月24日):調査機関が当センターに来て行う聞き取り調査です。
④フィードバック(11月25日):評価結果を事業所に伝え、内容を相互に確認します。
⑤評価結果の確定(12月19日):評価を確定させ、東京都に報告書を提出します。
⑥改善計画を作り公表(年度内):事業所内掲示、利用者、家族、職員へ配布します。合わせて、東京都「とうきょう福祉ナビゲーション」、事業所ホームページに掲載します。

なお、現在インターネット上で公表している、東京都「とうきょう福祉ナビゲーション」に掲載されている当センターの評価講評は、以下の通りです(詳細情報は、直接アクセスしてみてください)。

①特によいと思う点:
・法人内事業所の中でも、最も地域生活支援を重視し、それが強みとなる多機能型事業所運営に取り組んでいる
・管理者、一般職員共に、職員一人ひとりが能力を発揮できる環境整備を進めている
・日中活動の各種プログラム参加は作業効果を上げている

②さらなる改善が望まれる点:
・事業の転換期において、事業所の特徴を踏まえた中長期計画の提示が重要性を増している
・利用者支援を重視した職員の個人別育成計画の充実が期待される
・事業所が、身近な地域社会において、一層存在感を増すような機能の発揮が求められる

③事業者が特に力を入れている取り組み:
・増加する非常勤職員を利用者支援の最前線に活用している
・自立支援計画書等は従業員全員参加のメーリングリストにより情報の共有化をしている
・月刊青葉通信は利用者の活動記録や家族との交流の広場を生み出している

第三者評価を、当センターがより良いサービス提供事業所となるために活用したいと考えております。利用者調査や訪問調査の際には、利用者の皆さんにご協力いただくことになりますが、よろしくお願いします。

 

■委託訓練が始まります
2014年度の上半期事業として、当センターは、(公財)東京しごと財団が実施する「知識・技能習得訓練コース」の受託先機関となり、メール作業の基本技術の習得を訓練科目として実施することにいたしました。就職を目指す障害者のある方が対象で、1日5時間(9:00~14:45)の16日でカリキュラムを終える全80時間のコースです。5月にエントリーして募集を開始しましたが、今回は2名の方が応募してくれました。従業員が分担して講師を務めます。2階(1係)の場所を使うことが多くなると思いますので、ご協力をお願いします。因みに、今回当センターで実施する訓練内容は以下の通りです。

訓練コース:知識・技能習得訓練コース 訓練名:メール作業の基本技術の習得
訓練内容:部数確認、丁合、封入、計量、封緘、封函機の操作、のりチェック、結束機の操作、ラップ巻き、製品移動、ビジネスマナー、模擬面接、履歴書の書き方、等
実施期間:2014年8月21日(木)~9月11日(木) ※土日祝休日

受講希望者は、居住地を管轄するハローワークの障害者職業相談窓口へ求職登録し、居住地を管轄するハローワークで申込み手続きを実施、東京しごと財団主催の面接を受け、合格通知を受けた方が委託訓練実施事業所で訓練を受けることになります。全カリキュラムを終了すると東京都の修了証が交付されます。東京しごと財団が実施する委託訓事業には様々なコースがあるので、興味のある方は、担当職員にお問い合わせください。

当センターでは2013年度についても、清掃を訓練科目として同コースのエントリーをし、受講者の募集を行ったのですが、上半期、下半期ともに受講希望者がありませんでした。満を持してのエントリーが空振りに終わり、講師として準備にあたっていた担当職員や清掃リーダーには申し訳ない結果になってしまいました。来年度に向けて清掃訓練でのエントリーを行うかどうか、再度検討することにしています。

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この時期は夏の疲れが出るころでもあります。室外作業やプログラムで外出する際などは、水分と塩分補給をこまめに行い、熱中症にかからないよう気をつける必要があります。本号では看護師による熱中症対策の記事を掲載しましたので、ぜひ参考にしてください。体調管理に気を付けながら、夏を大いに楽しみましょう。

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