2015.10.15
青葉通信10月号巻頭言
事業所長 武者明彦
青空が広がるさわやかな日が増えてきました。沿道などではピンクのコスモスよりもキバナコスモスが目につくようにも思うのですが、気のせいでしょうか。少し目線を低くして青空を背景にすると、コスモスの美しさが際立ちます。
さて10月1日は当法人の創立記念日にあたり、例年通り従業員の勤続表彰が行われました。当センターからは、松川さんが勤続20年、原田さんが勤続10年の表彰を受けました。長年にわたり当センターを支えていただいたお二人に、誌面をお借りして感謝の意を表します。今号では当センターの直近の動きを中心にお知らせいたします。
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① マイナンバー(社会保障・税番号)制度がスタートします。
先月、「マイナンバー制度開始に伴うお知らせ」でもお伝えしましたが、2016年1月よりマイナンバー制度が開始されます。それに先立ち、2015年10月以降に市区町村から住民票の住所に、マイナンバーが記載された「通知カード」が簡易書留で送られてきます。住民票の住所と現在お住いの住所が異なる人は注意が必要です。グループホームなどから通っている人は住民票の住所がどちらにあるのか確認が必要ですね。「通知カード」が手元に届いたら、大切に保管し、誤って捨ててしまう事がないようにしてください。
マイナンバーは、事業所が行う社会保険や税務処理で利用する必要があり、決められた書類にマイナンバーを記載することは法令で定められた義務となっています。一方マイナンバーは、税と社会保障の手続き以外の目的で利用することは禁じられていますので、むやみに提示することがないよう注意をお願いします。
当センターにおいては、就労移行支援事業及び就労継続支援B型支援事業の利用者の方は、原則マイナンバーを事業所に提出していただくことはありません。必要な方については個別に提出をお願いしますので、その際にはご協力をお願いします。
② 在宅での就労実習を開始します
今年10月から、小平特別支援学校のご協力をいただき、在学中に学校で行う就労訓練を開始することにいたしました。卒業後に働きたい思いがあるが、企業や就労支援事業所に通う事に困難を伴う生徒を対象に、学校でインターネット回線を使った仕事のやり取りを経験してもらい、卒業後に在宅での仕事ができるよう準備を行う事を目的とした取組です。青葉通信8月号でお知らせしたように、当センターではすでに就労継続支援B型を利用した在宅就労を実施しているところですので、卒業後は学校を自宅に置き換えて、障害福祉サービスを利用した就労にスムーズに移ることができるようになれば、と期待しています。
③放課後等デイサービス事業「アリーバ」が始まります
前号(9月号)の青葉通信でもお知らせしましたが、今年11月からトーコロあおば就労サポートセンター「アリーバ」がスタートします。当センター1階のアリーバのスペースの改装も終わり、特別支援学校などに少しずつ広報活動を始めています。正式のオープンは、東京都の指定がおりた後になりますが、準備が整いしだい体験利用を始めたいと思っているところです。
見学や利用にあたっての相談は随時お受けしていますが、アリーバの事前説明会を11月24日(土)午前10時30分から当センターで開催することを予定していますので、興味のある方はご参加ください。
④12月5日は行事日です
少し先の話になりますが、12月5日(土)は、当センターの行事日となっています。昨年の行事日は、午前中は高橋司法書士を講師にお招きして成年後見制度の研修会を実施し、午後は忘年会で盛り上がりました。この時の研修会にはホームページを通じて一般の方やご家族にもお声掛けをし、ご家族を中心に多くの皆さんにご参加いただきました。
今年の行事日では、成人期の自閉症やダウン症、発達障害者の支援に結びつく内容での研修などを織り込んだ内容にできればと考えています。内容が確定しだいご案内しますので、お誘いあわせの上ご参加いただければ幸いです。
なお、就労日数の関係で、今年は12月26日の土曜日も通常の利用日となっていますので、お休みと勘違いしないよう、今のうちにカレンダーにチェックしておいてください。
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過ごしやすく気持ちの良い日が多くなってきましたが、空気が乾燥していて朝晩と日中の気温の差も大きく、健康面では油断できない季節でもあります。10月20日締め切りでインフルエンザ予防接種のご案内をさせていただいているところですが、せっかくの機会なので体調に問題がないようならば接種をお勧めします。