2012.02.01
青葉通信2月号 巻頭言
事業所長 武者明彦
新年度へ向けての準備
先日の雪の名残があちこちに残っていて、なかなか解けることがありません。寒さ本番といったところで、春の気配を感じるにはもう少し我慢が必要なようです。
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さて、障害者自立支援法の経過期間が終了する2012年3月31日をもって、トーコロ青葉第三ワークセンターが施設閉鎖することになることは、すでにお知らせをしているとおりです。当センターとしては、自立支援法に基づく多機能型事業所であるトーコロ青葉ワークセンターの就労継続支援事業B型の定員を増やし、現在第三ワークセンターを利用している皆さんが引き続き当センターを利用していただくことができるようその受け皿を用意する準備を進めているところですが、利用者の皆さんの準備としては、お住まいのある区市の窓口に行って、障害福祉サービスの受給者証を発行してもらい、東京コロニーとの間で利用契約を結んでいただく手続きが必要になります。利用者が最も多い地元東村山市については、先週当センターにおいて、利用に伴う聞き取り調査が行われましたが、他区市の皆さんはそれぞれお住まいの自治体窓口で、それぞれ手続きが必要になります。時期的には相談を始めていただく頃合になっているので、わからないことや心配なことがあったら、従業員に遠慮なくご相談ください。
来年度(2012年度)に向けた準備として、当センターでは、年度末にかけていくつかの動きがありますのでお知らせをいたします。
《計画の概要》
①トーコロ青葉第三ワークセンター(精神障害者通所授産施設)は、2012年3月31日を持って施設閉鎖します。
②トーコロ青葉ワークセンターは、多機能型事業所として就労移行支援事業、就労継続支援B型事業の二つの事業を実施していますが、2012年4月1日からは就労継続支援B型事業の定員を50名から80名に増やし、トーコロ青葉第三ワークセンターの利用者のうち当施設での継続就労を希望する利用者についての受け皿とします。
③トーコロ青葉第三ワークセンターの利用者のうち、近い将来企業就労を目指す方については、トーコロ青葉ワークセンターの就労移行支援事業を利用していただきます。
④これらのことを実施するために、2月中を目処に、当センターの組織、フロア、従業員の配置などを見直し、必要な改修やフロアの移動、人事異動などを行いますます。
受け入れ準備は順次進めてゆきますが、今のところ2月中を目処に準備を終える予定にしており、主な従来との変更点は以下のとおりです。各フロアを事業ごと(課、係単位)に対応させ、それぞれの係がワンフロアで支援できる体制とする予定です。
①1階は支援課(総務、営業、工務、就労移行支援事業)とします。就労意向支援の利用者が増える予定なので、支援室を拡張します。
②2階は事業課防災入力係(工務担当、情報処理室)と防災事業係(防災事業班、C班)とします。入力作業を希望する利用者が増えている実情に合わせ、情報処理室の拡張を行います。また、C班を防災事業係に編入します。
③3階は事業課メールサービス係(D班、E班)とします。
④4階は事業課事業係(一班、二班)とします。
当センター全体としては、総利用定員をこれまでの90名から95名に増員することになるので、これらの異動を行うとともに、1階と2階の一部で作業スペースを広げる工事を行います。今のところの予定では2階は2月の4日(土)、5日(日)に、1階は11日(土)、12日(日)に改修工事を行うことにしています。工事の前後には、棚や机などの備品を移動する必要があるので、皆さんの力をお借りすることになると思いますが、自分たちの作業スペースを快適に利用するための工事ですので、協力をお願いします。こうした計画は、東京都や東村山市に提出し協議を進めているところですが、昨年のうちから調整を行っていますので、多少の修正は入るにしても、予定通りに進むものと考えております。
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関東地方は晴天が続き、乾燥した日が続いています。インフルエンザが猛威を振るっています。手洗い、うがい、マスク着用など自衛に心がけましょう。