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最近の動きについて

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2015.8.15

青葉通信8月号巻頭言

事業所長 武者明彦

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猛暑日が続いています。逃げ水が揺らぐ道路わきにいつもは健気に頑張っているヒマワリも、夏バテぎみに見えます。本稿では、今年は開所から25年の節目の年を迎えた青葉ワークセンターの最近の動きについてご報告いたします。

 

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■エレベーターのリニューアル工事について

当センターには大小2基のエレベーターが設置されています。普段は大きい方のみを使用し、小さい方は節電のため停止させているのですが、2基とも毎月専門業者によるメンテナンスを続けていて、いつでも使えるようになっています。エレベーターも建物同様に設置してから25年がたち、毎日使っている方の大型エレベーターについて改修工事が必要になり、この夏休み期間を使ってリニューアル工事を行う事にしました。工事期間は8月10日(月)から8月17日(月)です。

工事期間中は、終日大型エレベーターが使えなくなるので、通所日にあたる10日(月)、11日(火)、17日(月)は、普段停止させている小型機の方を動かして対応いたします。小型機は1階から3階までしか昇降できないので、3階4階間の移動は階段しか使えなくなります。荷上げ、荷下ろしの際は人力のみが頼りになるので、その際には皆さんの力を貸して下さい。

今回の工事の主な改善点は、地震管制運転(P波感知器)の追加、地震管制運転(S波感知器)の交換、停電時自動着床装置の追加、遠隔監視機能追加、かご操作盤の交換で、安全性とデザインの向上のための工事が中心となります。工事期間についてはなにかとご不自由をおかけすることになりますが、ご理解とご協力をお願いします。

 

青葉祭について

毎年実施している青葉祭ですが、今年も利用者も参加する青葉祭実行委員会を組織し、企画を練っている最中です。25年の節目に当たるので、これを機会にこれまでのやり方を見直し、内容も新たに実施する事を検討しています。メインのテーマは「地域との交流をより深める」、「青葉祭を通じて利用者が活躍し、また楽しめる場とする」。利用者の皆さんが主体となって、地域の皆様やご家族の皆様をお迎えする、という視点で企画が進んでいるようです。

利用者のご家族には第1回青葉祭から、ボランティアとしてお力添えをいただき、祭りを盛り上げていただいてまいりましたが、今年の青葉祭は、例年のようなボランティアの募集は行わず、利用者の皆さんが主体となって祭り全般を運営することになるので、温かく見守っていただきたいと思います。

 

■在宅版の就労継続支援B型事業について

先月から、施設などに通所することが困難な方を対象にした、在宅での就労継続支援事業を始めました。現在1名の方が自宅でインターネット回線を使った入力業務に携わっています。通常の仕事の出し入れや、相談などへの対応はインターネットメールを使って行いますが、週に1度は担当従業員が直接自宅を訪問して仕事の進捗状況を確認したり、対面でないとなかなか難しい相談に乗ったりして、可能な限り通所で行う支援に近いサービスができるよう工夫をしています。

特別支援学校などの在学中は、学校の送迎車を利用して通学できたけれども、卒業した後自宅に留まらざるを得ない方も少なくないと聞きます。雇用の世界では在宅就労という選択肢があることはよく知られていると思いますが、障害福祉サービスにも、就労移行支援事業、就労継続支援A型及びB型の在宅版があり、重度の身体障害があっても在宅就労の形で利用することができる素晴らし制度があることはほとんど知られていないようです。今後積極的に広報しながら、利用希望を募って行きたいと思っています。

 

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12日からは、いよいよ楽しみに待ち望んでいた夏季休暇が始まります。帰省する人、旅行に行く人、甲子園で盛り上がる人、冷房の効いた図書館で読書三昧の人、熱中症に気を付けて、大いに夏を楽しみましょう。

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