トーコロ青葉ワークセンター

あなたの働きたいを応援します

2015年11月5日
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青葉祭を盛り上げていただき ありがとうございました

10月3日(土)に青葉祭を行いました。

今年は「地域との交流を深める」「青葉祭を通じて利用者が活躍し、また楽しめる場とする」ことを目的に開催をしました。

地域の方にご来場いただくために、今回はチラシを配布しました。その結果、多くの方にご来場いただき「トーコロ青葉ワークセンター」を知っていただく機会となりました。

お仕事体験コーナーでは、利用者によるメール作業のデモンストレーションの実施、体験コーナーでは、来場者にアンケート入力やメール作業の体験を行っていただきました。

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模擬店では、毎年恒例のやきそば、から揚げ、被災地支援商品に加えて、「あげもちフランク」「クレープロール」を新たに販売しました。おかげさまでほとんどの商品が完売しました。お菓子のつかみどり、LaQの体験コーナーも盛況に終わりました。

今回は利用者を中心に企画を行い、チラシの配布や、青葉祭当日のパック詰めや接客、販売を行いました。準備の段階からを青葉祭を大いに盛り上げてくれました。

地域の方々をはじめとしてご来場いただいたお客様、ご家族の皆様、たくさんの方のご協力のもと青葉祭を無事に終えることができました。

ありがとうございました。

2015年10月19日
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最近の話

2015.10.15

青葉通信10月号巻頭言

事業所長 武者明彦

 

コスモス(オオハルシャギク)

青空が広がるさわやかな日が増えてきました。沿道などではピンクのコスモスよりもキバナコスモスが目につくようにも思うのですが、気のせいでしょうか。少し目線を低くして青空を背景にすると、コスモスの美しさが際立ちます。

さて10月1日は当法人の創立記念日にあたり、例年通り従業員の勤続表彰が行われました。当センターからは、松川さんが勤続20年、原田さんが勤続10年の表彰を受けました。長年にわたり当センターを支えていただいたお二人に、誌面をお借りして感謝の意を表します。今号では当センターの直近の動きを中心にお知らせいたします。

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① マイナンバー(社会保障・税番号)制度がスタートします。

先月、「マイナンバー制度開始に伴うお知らせ」でもお伝えしましたが、2016年1月よりマイナンバー制度が開始されます。それに先立ち、2015年10月以降に市区町村から住民票の住所に、マイナンバーが記載された「通知カード」が簡易書留で送られてきます。住民票の住所と現在お住いの住所が異なる人は注意が必要です。グループホームなどから通っている人は住民票の住所がどちらにあるのか確認が必要ですね。「通知カード」が手元に届いたら、大切に保管し、誤って捨ててしまう事がないようにしてください。

マイナンバーは、事業所が行う社会保険や税務処理で利用する必要があり、決められた書類にマイナンバーを記載することは法令で定められた義務となっています。一方マイナンバーは、税と社会保障の手続き以外の目的で利用することは禁じられていますので、むやみに提示することがないよう注意をお願いします。

当センターにおいては、就労移行支援事業及び就労継続支援B型支援事業の利用者の方は、原則マイナンバーを事業所に提出していただくことはありません。必要な方については個別に提出をお願いしますので、その際にはご協力をお願いします。

 

② 在宅での就労実習を開始します

今年10月から、小平特別支援学校のご協力をいただき、在学中に学校で行う就労訓練を開始することにいたしました。卒業後に働きたい思いがあるが、企業や就労支援事業所に通う事に困難を伴う生徒を対象に、学校でインターネット回線を使った仕事のやり取りを経験してもらい、卒業後に在宅での仕事ができるよう準備を行う事を目的とした取組です。青葉通信8月号でお知らせしたように、当センターではすでに就労継続支援B型を利用した在宅就労を実施しているところですので、卒業後は学校を自宅に置き換えて、障害福祉サービスを利用した就労にスムーズに移ることができるようになれば、と期待しています。

 

③放課後等デイサービス事業「アリーバ」が始まります

前号(9月号)の青葉通信でもお知らせしましたが、今年11月からトーコロあおば就労サポートセンター「アリーバ」がスタートします。当センター1階のアリーバのスペースの改装も終わり、特別支援学校などに少しずつ広報活動を始めています。正式のオープンは、東京都の指定がおりた後になりますが、準備が整いしだい体験利用を始めたいと思っているところです。

見学や利用にあたっての相談は随時お受けしていますが、アリーバの事前説明会を11月24日(土)午前10時30分から当センターで開催することを予定していますので、興味のある方はご参加ください。

 

④12月5日は行事日です

少し先の話になりますが、12月5日(土)は、当センターの行事日となっています。昨年の行事日は、午前中は高橋司法書士を講師にお招きして成年後見制度の研修会を実施し、午後は忘年会で盛り上がりました。この時の研修会にはホームページを通じて一般の方やご家族にもお声掛けをし、ご家族を中心に多くの皆さんにご参加いただきました。

今年の行事日では、成人期の自閉症やダウン症、発達障害者の支援に結びつく内容での研修などを織り込んだ内容にできればと考えています。内容が確定しだいご案内しますので、お誘いあわせの上ご参加いただければ幸いです。

なお、就労日数の関係で、今年は12月26日の土曜日も通常の利用日となっていますので、お休みと勘違いしないよう、今のうちにカレンダーにチェックしておいてください。

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過ごしやすく気持ちの良い日が多くなってきましたが、空気が乾燥していて朝晩と日中の気温の差も大きく、健康面では油断できない季節でもあります。10月20日締め切りでインフルエンザ予防接種のご案内をさせていただいているところですが、せっかくの機会なので体調に問題がないようならば接種をお勧めします。

2015年9月20日
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放課後等デイサービス事業が始まります

2015.9.15

青葉通信9月号巻頭言

事業所長 武者明彦

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蝉の声がいつの間にか秋の虫の声にかわり、だいぶ日も短くなってきました。夏と秋とが日本上空でせめぎ合っているようで、このところすっきりと晴れ渡る日がほとんどありません。さて当センターでは本年度の事業計画で、下半期を目途に放課後デイサービス事業を実施する準備を進めることにしていましたが、ようやくその概要がまとまってきましたので、お知らせします。

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放課後等デイサービス事業について

この事業は、障害のある(療育が必要と認められる)子どもたちの学齢期における支援の充実のため創設されたもので、障害のある子どもに対し、放課後や長期休暇中に療育の場(日常生活動作の指導、集団生活への適応訓練等)を提供する事業であり、放課後等の居場所、また、レスパイトケア(ご家族に代わり一時的にケアを代替することで、日々の疲れ等をリフレッシュしてもらう家族支援サービス)としての役割を担う事につながる事業です。障害児のための学童保育と考えると理解しやすいでしょう。

 

トーコロあおば就労サポートセンター「アリーバ」

当センターが実施する放課後等デイサービス事業の名称は、トーコロあおば就労サポートセンター、愛称は「アリーバ」です。アリーバ(arriva)はスペイン語の副詞で「上へ」という意味です。頑張る人を応援する気持ちを表す意味があり、サッカーの応援などでサポーターが選手を応援するときに掛ける声援です。もちろん巻き舌でアリーバ!

アリーバは、学校卒業後の就労に向けた早期職業準備訓練に特化したサービスの提供を最大の特徴としており、一人ひとりの個性と発達状況を把握して、無理のない支援計画を作り、ご家庭や学校と連携した支援を目指します。

 

アリーバのサービス内容

①主な対象者:特別支援学校などに通う、中~高等部程度の障害がある児童で、卒業後に一般及び就労支援施設での福祉的就労を希望している方。

②対象区域:東村山市と送迎可能な近隣市(清瀬市、東久留米市、所沢市)。

③利用定員:一日当たり10名。

④利用時間:原則、月曜日から金曜日の午後2時~6時、学校の長期休校日は午前11時~午後6時(年間スケジュールによります)。

⑤平成27年11月1日を開所日の目標とします。詳細は確定次第お知らせします。

 

アリーバの活動内容

①社会で必要になる基本を育てます(社会人として大事なことを身につけます)

あいさつができる・身だしなみに気を配る・整理整頓ができる・手洗いなを習慣づける・タイムカードを打刻する・時間を守る・予定や指示を確認する・協調性を養う・ルールや規則を学ぶ・地域交流の機会を提供など。

②生活面の自立度を向上させます(自分でできる事を増やします)

公共交通機関を利用して通勤(通学)の練習をする・交通規則を学ぶ・自分の気持ちを表現できるようにする・生活力を育てる(清掃、雑巾絞り、テーブル拭き、ごみの分別、昼食などの買い物体験、配膳、食器洗い、洗濯、衣類たたみ、図書館やスポーツセンターなど地域資源の活用)など。

③体験を通じて働くことの理解を広げます(働くことってどんなことかを体験します)

作業を体験する(作業手順や指示を守る、正確な作業を行う、活動や成果の責任意識を育てる、作業時間の意識を育てる、報告・連絡・確認・相談の習慣化、姿勢の保持など)・体験を通じ作業適性や障害特性を把握する・仲間と共に働く意識を育てる・

職能訓練、職場見学、職業体験の機会を提供する・ハローワーク見学など。

④就労生活に役立つ各種のプログラムに参加できます

パソコン・スポーツ、ウォーキング・昼食の買い出し、調理・図書館での読書・散歩など。

⑤個別に相談できます(卒業後の進路や心配事について何でも相談できます)

ご家族への相談援助・学校、児童支援関係機関との連携・ご家族や学校への進路相談援助・企業見学などの機会提供・活用できる制度やサービスの説明など。

 

アリーバの利用にあたって

他のサービスと同様に、自治体から支給決定を受ける必要がありますが、利用に際して療育手帳や身体障害者手帳は必須ではないため、学習障害等の児童も利用しやすい利点があります。月額の利用料は原則として1割が自己負担で、所得により上限があります。

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秋の味覚が店頭に並び始め、食欲が目を覚ましてきたようです。夏の疲れも出るころなので、よく睡眠をとって風邪など引かないように気をつけたいものです。

2015年9月14日
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青葉祭開催のお知らせ

毎年恒例の「青葉祭」を開催します!

10月3日(土)11時~14時

今年は、普段、施設内で作業をしている利用者が中心にお祭りを企画しました。
新たな企画として、地域交流を目的とした「メール作業の見学」や「作業体験
コーナー」を設けました。

さらに模擬店では、「やきそば」「コロッケ」「妖怪ウオッチパン」などの販売、
「コロニー中野さんの出店」、「被災地物販コーナー」、「LaQ体験コーナー」「お
菓子つかみどりコーナー」を用意しております。

見て、体験して、食べて満足の楽しいイベントです。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

青葉祭10月3日

2015年9月14日
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9日の夕方、空に大きな虹が架かっていました。
しかも2重に!!
「こんなに立派な虹が見られるチャンスは滅多にない!」と
みんなでベランダに出てしばし鑑賞。
ここのところ雨ばかりだったので、
久しぶりの晴れ間と虹に癒されました。
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2015年9月11日
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成年後見制度⑩ 最終回

 司法書士 高橋 聡英

前回(2015/5/22)の続き

 

前回の「後見制度支援信託」について、例を用いて説明します。

青葉さんは、その子供である松男さんと二人で暮らしています。青葉さんには、他に亡き夫との子供の竹男さん・梅子さんがいますが、この二人は独立して別の場所で生活しています。青葉さんは自分亡き後の松男さんの生活が心配です。住む場所の確保・生活費の管理などをきょうだいに任せたいと考えるものの、それぞれの生活があります。

青葉さんが亡くなった場合、その財産はどうなるのでしょうか

1 青葉さんが何の対策も取らない場合

法定相続分という決まりに従い、松男さん・竹男さん・梅子さんにそれぞれ3分の1ずつの財産が引き継がれます。これを違う割合とする場合や、ある特定の財産、例えば不動産を一人のものにする場合には3人での話し合い(これを「遺産分割協議」といいます)によって行います。松男さんに財産管理能力がない場合、相続財産がなくなってしまう可能性もあります。

 

2 遺言書を書いた場合

青葉さんは、自分の死後、自己の財産をどのように分けてもらうかを遺言書で決めることができます。財産の行方について一定の方向性を定めることが可能です。

①松男さんに居住用の建物を残すなど、松男さんが生活できるように財産を相続させる指定をする。

②竹男さんまたは梅子さんに多めに財産を相続させる代わりに、松男さんの面倒を見てくれるように指示する(「負担付遺贈」といいます)。

ただし、遺言書を書いたからといって、すべてが青葉さんの思い通りに実現されるわけではありません。②の場合でもきょうだいが十分に面倒を見ないということもあり得ます。

 

3 信託制度の利用

青葉さんの生前から松男さんについての成年後見制度を利用し、そのなかでさらに信託を利用します。青葉さんは、自己の死亡後にも松男さんが受益者となるようにして、松男さんの生活費などを確保できるようにします。

後見制度とともに行う信託制度は運用が始まってからまだ日が浅いため、事例の積み重ねはこれからです。

 

~終わりに~

後見制度や信託を利用すれば何もかも解決する、というわけではありません。将来のことは誰にもわからないのですから。しかし、後見制度、遺言、信託など複数の制度を活用することで、将来を今よりも少しでも見通すことができる可能性は増えるはずです。

これまでお読み頂きましてありがとうございました。

(終わり)

 

2015年9月2日
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暑気払いを行いました。

もう1ヶ月が経過してしまいましたが・・・
7月31日(金)に恒例の暑気払いを行いました。
今日はその中で開催された爆笑お笑いライブの様子をお伝えします。

来てくださったのは、私たちにはお馴染みの芸人さんたち。
まず1組目は“かつおぶし”さんです。
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「どうも~!かつおぶしで~す!けずってけずって!!」という
つかみがあるのですが、その「けずってけずって!!」を
みんなで一緒に言うのが、私たちの毎年の楽しみでもあります。

2組目は“ジャズバー甲”さん。
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以前はコンビの芸人さんでしたが、今はピン芸人さんとして活躍中です。
名前を使った「なるほど!」なネタに、皆さん興味津々でした。

3組目は“スーパーまもるんるん”さんです。
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会場を不思議な笑いの空気で包んでくれました。

かつおぶしさんとジャズバー甲さんは4年連続、
スーパーまもるんるんさんも昨年に続いての登場です。
今年も楽しい時間をありがとうございました!!

2015年8月17日
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最近の動きについて

2015.8.15

青葉通信8月号巻頭言

事業所長 武者明彦

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猛暑日が続いています。逃げ水が揺らぐ道路わきにいつもは健気に頑張っているヒマワリも、夏バテぎみに見えます。本稿では、今年は開所から25年の節目の年を迎えた青葉ワークセンターの最近の動きについてご報告いたします。

 

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■エレベーターのリニューアル工事について

当センターには大小2基のエレベーターが設置されています。普段は大きい方のみを使用し、小さい方は節電のため停止させているのですが、2基とも毎月専門業者によるメンテナンスを続けていて、いつでも使えるようになっています。エレベーターも建物同様に設置してから25年がたち、毎日使っている方の大型エレベーターについて改修工事が必要になり、この夏休み期間を使ってリニューアル工事を行う事にしました。工事期間は8月10日(月)から8月17日(月)です。

工事期間中は、終日大型エレベーターが使えなくなるので、通所日にあたる10日(月)、11日(火)、17日(月)は、普段停止させている小型機の方を動かして対応いたします。小型機は1階から3階までしか昇降できないので、3階4階間の移動は階段しか使えなくなります。荷上げ、荷下ろしの際は人力のみが頼りになるので、その際には皆さんの力を貸して下さい。

今回の工事の主な改善点は、地震管制運転(P波感知器)の追加、地震管制運転(S波感知器)の交換、停電時自動着床装置の追加、遠隔監視機能追加、かご操作盤の交換で、安全性とデザインの向上のための工事が中心となります。工事期間についてはなにかとご不自由をおかけすることになりますが、ご理解とご協力をお願いします。

 

青葉祭について

毎年実施している青葉祭ですが、今年も利用者も参加する青葉祭実行委員会を組織し、企画を練っている最中です。25年の節目に当たるので、これを機会にこれまでのやり方を見直し、内容も新たに実施する事を検討しています。メインのテーマは「地域との交流をより深める」、「青葉祭を通じて利用者が活躍し、また楽しめる場とする」。利用者の皆さんが主体となって、地域の皆様やご家族の皆様をお迎えする、という視点で企画が進んでいるようです。

利用者のご家族には第1回青葉祭から、ボランティアとしてお力添えをいただき、祭りを盛り上げていただいてまいりましたが、今年の青葉祭は、例年のようなボランティアの募集は行わず、利用者の皆さんが主体となって祭り全般を運営することになるので、温かく見守っていただきたいと思います。

 

■在宅版の就労継続支援B型事業について

先月から、施設などに通所することが困難な方を対象にした、在宅での就労継続支援事業を始めました。現在1名の方が自宅でインターネット回線を使った入力業務に携わっています。通常の仕事の出し入れや、相談などへの対応はインターネットメールを使って行いますが、週に1度は担当従業員が直接自宅を訪問して仕事の進捗状況を確認したり、対面でないとなかなか難しい相談に乗ったりして、可能な限り通所で行う支援に近いサービスができるよう工夫をしています。

特別支援学校などの在学中は、学校の送迎車を利用して通学できたけれども、卒業した後自宅に留まらざるを得ない方も少なくないと聞きます。雇用の世界では在宅就労という選択肢があることはよく知られていると思いますが、障害福祉サービスにも、就労移行支援事業、就労継続支援A型及びB型の在宅版があり、重度の身体障害があっても在宅就労の形で利用することができる素晴らし制度があることはほとんど知られていないようです。今後積極的に広報しながら、利用希望を募って行きたいと思っています。

 

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12日からは、いよいよ楽しみに待ち望んでいた夏季休暇が始まります。帰省する人、旅行に行く人、甲子園で盛り上がる人、冷房の効いた図書館で読書三昧の人、熱中症に気を付けて、大いに夏を楽しみましょう。

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2015年7月15日
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上半期個別支援計画の面談結果を踏まえて

2015.7.15

青葉通信7月号巻頭言

事業所長 武者明彦

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すっきりとはいかないまでも、梅雨の合間に青空が欲しいこの頃です。どんよりした空を背景に雨粒を一面に抱えたタチアオイやユリ、オオハンゴンソウなど背の高い花が健気に立ち上がっていて、そこだけ少し日がさしているようにも見えます。

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 さて当センターでは、上半期の個別支援計画見直しのための面談が進んでいます。利用者を中心にそのご家族、支援機関やグループホームの職員等を交えての、ほぼ3カ月にわたる面談も、今月で一巡することになります。本稿では、これまでの面談を通じて把握することができた利用者の生活面の変化を背景に、今後必要となるのであろう支援の方向を考えてみたいと思います。昨年の7月号でも、同様の記事を掲載していますので、比較しながらお読みいただけると、この1年の間の変化が実感できると思います。

 

① 2014年度末現在の利用者総数は97人、平均年齢は37.1歳、在籍年数は10.5年でした。前年度より若い人が増えて平均年齢が少し若返っています。今回の面談の対象者は98人(身体障害者18人、知的障害者58人、精神障害者21人)で、年齢分布は10代3人、20代25人、30代28人、40代32人、そして50代が10人でした。30代40代が6割以上を占めていて、最も多いのは40代です。当センターは1990年のオープンなので、それから25年が経過し、その時18歳だった利用者は43歳になりました。この年齢層が最も多いことになります。

② 家族(親、兄弟)同居の利用者は69人で全体の7割を占めていますが、同居する家族の高齢化が進んでおり、父親または母親と二人暮らしの利用者も増えています。また、家族が要介護や要支援となっていて、ヘルパーを利用しながらの生活になっている家庭もあります。こうした背景もあって、グループホームへの関心が急速に高まっています。

③ グループホームで生活している利用者は16人(17%)になりました。この1年のうちに新たに4人が利用を開始しました。またグループホーム利用を念頭に、見学や短期入所(ショートステイ)を希望する利用者(家族)が30人いました。昨年は24人だったので、この1年でだいぶ増えました。この中にはすでに短期入所等を試したことがある10人が含まれています。グループホームを親亡き後の生活の場と考えている家族は16人に上りました。一方グループホームを利用するには家賃などの費用も掛かるため、経済的理由で二の足を踏む家族も複数あります。当センターでは近い将来、半数近くの利用者が自宅を離れ、グループホームを生活の場所として、通所する姿が垣間見えてきます。

④ 自宅や公営住宅、アパートなどで一人住まいないしは家庭生活を営んでいる利用者が12人(12%)います。多くが訪問看護や居宅支援(ホームヘルパー)、移動支援、成年後見制度等の社会資源を活用しながらの地域生活となっています。またそのほとんどが生活保護を受給しており、生活保護が地域生活の最後の支えとなっています。

⑤ 障害基礎年金など年金の無い利用者が17人いますが、そのうち12人は年金が無く生活保護も受給していません。未成年者の場合は、今後申請により年金を受けられる可能性がありますが、年金を納めていないなどのために無年金になっている場合は就職するか、生活保護しか選択肢がなくなります。現在、生活保護を受給しながらグループホームで生活している利用者も出始めていますので、今後そうした人が増えて行くと思われます。現在、家族の支援があって成り立っている生活が、支援を受けられなくなった時の経済基盤をどうするのか、大きな課題です。

 

今年4月に西東京市に女性のためのグループホーム、こあらハイツがオープンし、当センターからも3名が入居して元気に通所しています。住み慣れた環境を離れて暮らすことは利用者本人にとってはもちろん、家族にとっても不安が大きいと思われますが、そこを乗り越えて新生活を始めたことは本当に素晴らしいことだと思います。

当センターでは面談からもうかがえるように、グループホームへの関心が急激に増してきていますが、利用するに当たって最も大きな課題は、通所可能な範囲にグループホームが少ないことで、必要になった時に希望すればすぐに利用できる状況にないと言う事です。またせっかく空きがあっても、前述のとおり、ためらいがあったり準備不足だったりしてタイムリーに利用に結びつかない場合もあります。短期入所利用などを繰り返す中で、家族から離れて暮らす事への不安を少しずつ取り除くこと、公共交通機関の利用や移動支援を使って休日の過ごし方を豊かなものにすること、家事の手伝い、清掃、買い物、着替え等自分でできる事を増やすことなどを通じて、心構えと準備を進めておくことも大切なことだと思います。

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 7月31日の金曜日は、暑気払いです。互助会の皆さんが工夫を凝らした企画を考えてくれているので楽しみですね。梅雨を吹き飛ばし、本格的な夏に向かって盛り上がりましょう。

 

 

 

 

2015年7月10日
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日帰り旅行

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6月5日(金)朝8時半に集合し、群馬県前橋市にある

「赤城クローネンべルク」へバス3台で行ってきました。

そこではキャンドル作りを体験しました。みなそれぞれ好きな色のろうそくを入れ、

個性あふれる素敵なキャンドルができました!

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食事はドイツ村ならではのソーセージの盛り合わせ!

本場の味わいを感じられるメニュー❤でした。

 

毎年恒例ですが、バスの中はカラオケで大盛り上がり!

帰りもカラオケで盛り上がったバスもあったようです。

今回は互助会から「バームクーヘン」のお土産もあり、

嬉しいことずくしの旅行でした。

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