トーコロ青葉ワークセンター

あなたの働きたいを応援します

2015年7月15日
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上半期個別支援計画の面談結果を踏まえて

2015.7.15

青葉通信7月号巻頭言

事業所長 武者明彦

ルドベキア

すっきりとはいかないまでも、梅雨の合間に青空が欲しいこの頃です。どんよりした空を背景に雨粒を一面に抱えたタチアオイやユリ、オオハンゴンソウなど背の高い花が健気に立ち上がっていて、そこだけ少し日がさしているようにも見えます。

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 さて当センターでは、上半期の個別支援計画見直しのための面談が進んでいます。利用者を中心にそのご家族、支援機関やグループホームの職員等を交えての、ほぼ3カ月にわたる面談も、今月で一巡することになります。本稿では、これまでの面談を通じて把握することができた利用者の生活面の変化を背景に、今後必要となるのであろう支援の方向を考えてみたいと思います。昨年の7月号でも、同様の記事を掲載していますので、比較しながらお読みいただけると、この1年の間の変化が実感できると思います。

 

① 2014年度末現在の利用者総数は97人、平均年齢は37.1歳、在籍年数は10.5年でした。前年度より若い人が増えて平均年齢が少し若返っています。今回の面談の対象者は98人(身体障害者18人、知的障害者58人、精神障害者21人)で、年齢分布は10代3人、20代25人、30代28人、40代32人、そして50代が10人でした。30代40代が6割以上を占めていて、最も多いのは40代です。当センターは1990年のオープンなので、それから25年が経過し、その時18歳だった利用者は43歳になりました。この年齢層が最も多いことになります。

② 家族(親、兄弟)同居の利用者は69人で全体の7割を占めていますが、同居する家族の高齢化が進んでおり、父親または母親と二人暮らしの利用者も増えています。また、家族が要介護や要支援となっていて、ヘルパーを利用しながらの生活になっている家庭もあります。こうした背景もあって、グループホームへの関心が急速に高まっています。

③ グループホームで生活している利用者は16人(17%)になりました。この1年のうちに新たに4人が利用を開始しました。またグループホーム利用を念頭に、見学や短期入所(ショートステイ)を希望する利用者(家族)が30人いました。昨年は24人だったので、この1年でだいぶ増えました。この中にはすでに短期入所等を試したことがある10人が含まれています。グループホームを親亡き後の生活の場と考えている家族は16人に上りました。一方グループホームを利用するには家賃などの費用も掛かるため、経済的理由で二の足を踏む家族も複数あります。当センターでは近い将来、半数近くの利用者が自宅を離れ、グループホームを生活の場所として、通所する姿が垣間見えてきます。

④ 自宅や公営住宅、アパートなどで一人住まいないしは家庭生活を営んでいる利用者が12人(12%)います。多くが訪問看護や居宅支援(ホームヘルパー)、移動支援、成年後見制度等の社会資源を活用しながらの地域生活となっています。またそのほとんどが生活保護を受給しており、生活保護が地域生活の最後の支えとなっています。

⑤ 障害基礎年金など年金の無い利用者が17人いますが、そのうち12人は年金が無く生活保護も受給していません。未成年者の場合は、今後申請により年金を受けられる可能性がありますが、年金を納めていないなどのために無年金になっている場合は就職するか、生活保護しか選択肢がなくなります。現在、生活保護を受給しながらグループホームで生活している利用者も出始めていますので、今後そうした人が増えて行くと思われます。現在、家族の支援があって成り立っている生活が、支援を受けられなくなった時の経済基盤をどうするのか、大きな課題です。

 

今年4月に西東京市に女性のためのグループホーム、こあらハイツがオープンし、当センターからも3名が入居して元気に通所しています。住み慣れた環境を離れて暮らすことは利用者本人にとってはもちろん、家族にとっても不安が大きいと思われますが、そこを乗り越えて新生活を始めたことは本当に素晴らしいことだと思います。

当センターでは面談からもうかがえるように、グループホームへの関心が急激に増してきていますが、利用するに当たって最も大きな課題は、通所可能な範囲にグループホームが少ないことで、必要になった時に希望すればすぐに利用できる状況にないと言う事です。またせっかく空きがあっても、前述のとおり、ためらいがあったり準備不足だったりしてタイムリーに利用に結びつかない場合もあります。短期入所利用などを繰り返す中で、家族から離れて暮らす事への不安を少しずつ取り除くこと、公共交通機関の利用や移動支援を使って休日の過ごし方を豊かなものにすること、家事の手伝い、清掃、買い物、着替え等自分でできる事を増やすことなどを通じて、心構えと準備を進めておくことも大切なことだと思います。

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 7月31日の金曜日は、暑気払いです。互助会の皆さんが工夫を凝らした企画を考えてくれているので楽しみですね。梅雨を吹き飛ばし、本格的な夏に向かって盛り上がりましょう。

 

 

 

 

2015年7月10日
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日帰り旅行

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6月5日(金)朝8時半に集合し、群馬県前橋市にある

「赤城クローネンべルク」へバス3台で行ってきました。

そこではキャンドル作りを体験しました。みなそれぞれ好きな色のろうそくを入れ、

個性あふれる素敵なキャンドルができました!

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食事はドイツ村ならではのソーセージの盛り合わせ!

本場の味わいを感じられるメニュー❤でした。

 

毎年恒例ですが、バスの中はカラオケで大盛り上がり!

帰りもカラオケで盛り上がったバスもあったようです。

今回は互助会から「バームクーヘン」のお土産もあり、

嬉しいことずくしの旅行でした。

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2015年6月15日
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工賃について考える

2015.6.15

青葉通信6月号巻頭言

事業所長 武者明彦

ドクダミ

今年は梅雨の前に夏日が来てしまい、季節感が例年と違うような気がします。それでも庭先にはアジサイ、ナンテン、キョウチクトウ、クチナシなどが咲き始め、足元を見るとドクダミやハンゲショウ、ツユクサなど梅雨時の草花が独特の空気感を醸し出しています。さて本稿では、工賃について考えてみることにします。

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■2014年度の工賃実績
2014年度の工賃実績報告書によると、当センターの就労継続支援B型事業が支給した利用者工賃の年間総額(法定福利費等を除く工賃支払総額)は26,145,005円でした。昨年度の対象者の延人数は1,101人だったので、一人月額平均工賃は23,746円、時間額では257円になります。ここで言う当事業所の工賃は、利用者に支払った総額のことであり通所手当や実習手当、賞与などを含んだものです。また対象者の延人数は、その月に1日でも利用実績があった人すべてを合計して出しているので、利用者全員が毎日(年間242日)を利用しているわけではないことを考えると、単純に月額平均工賃で見ることが正しいかどうか不安も残ります。
一方時間額は、実際に工賃の対象となった時間をすべて合計した延時間数を基にしているので、実際に近い額になっているものと思います。ここでは他のデータとの比較の事を考えて時間額を根拠の数字として試算することにします。因みに、2013年度(最新データ)の東京都内の指定事業所における就労継続支援B型事業所の月額平均工賃は14,588円、時間額は207円でした。

■グループホームを想定した場合の収支バランス
当センターでは家族同居の利用者が多いのですが、ご家族の高齢化が進んでいて、これまでのように家族による支援が得られなくなる時期が迫っている方が増えています。ここでは仮に、グループホームを生活の拠点にして通所する事を想定した場合の試算をしてみると、家賃、食費(朝食と夕食)、水光熱費、日用品費に相当する利用料と、昼食代やお小遣い等を合わせて10万円ほどを見ておく必要があります。それを賄うのは、障害基礎年金(2級年金66,000円)と工賃などの収入ですが、グループホームの場合には、国と東京都の家賃補助(国10,000円、都14,000円)があるので、それが得られた場合の収支バランスを考えると10,000円ほどの工賃があれば基本的には何とかなる、という計算になります。しかし、医療費やスマホ代などかかる費用や、将来のための貯蓄など必要額はひとり一人違いますし、アパート等での一人暮らしを念頭におく場合や、ましてや年金が無い人の場合にはとてもそれでは足りませんね。

■工賃水準の目標を作る
ところで現在の東京都の最低賃金は、時給888円です。雇用契約に基づくA型の場合は、当然これを超える時間給が前提になっていますが、B型の場合でもこの最低賃金が一つの目安になります。仮に最低賃金の1/3を目標にするとすれば時間額は296円、昨年の当センターの時間額は257円だったのでもう少し頑張る必要があります。利用時間を当センターに合わせて、毎日、フルタイム通所利用した場合の一人平均月額は、最低賃金の1/3では37,308円ですが、当センターの昨年実績を基にすると32,392円になる計算です。月額5,000円程度を上乗せすることが必要になります。

■売上高目標について
当センターの2014年度の売上高は10,538万円でした。2015年度の目標は厳しい受注環境を念頭においてほぼ前年度並みの10,500万円としました。最低賃金の1/3を支払おうとすると、同様の条件で試算した場合に必要な売上高は11,000万円ほどになります。2015年度の目標にさらに500万円ほどの仕事を上乗せする必要があるわけです。
当センターでは受注対策として、これまでは2名の営業専任従業員(目標工賃達成指導員)を3名体制にしました。営業活動を通じてさまざまな取引先からお預かりしている仕事、即ちメールサービス、データ入力、清掃、ヤマトメール配達などの受託作業の売上や、物品販売による収益の合計である就労支援事業収入(売上高)が工賃の基になるので、受注対策は必要不可欠です。また、費用(変動費と経費)を極力減らす事や、安心して仕事をお任せいただけるように、ミスを起さない正確な仕事を行うことも重要な要素です。簡単なことではありませんが、グループホームで自活できる水準の、最低賃金の1/3を当面の工賃目標とする事。絶対無理な内容ではないとも思えますが、如何ですか。

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梅雨時は食中毒のシーズンでもあります。食中毒予防には、手を洗うことが何よりも重要で、調理の前、生ものにさわった後、食事の前、何をおいてもまず手洗いすること!だそうです。昼食の前にはしっかり(正しい)手洗いをお願いします。

クチナシ

 

2015年6月9日
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待望の営業車が納車されました

これまで老体にムチ打って頑張ってくれた営業車「バネット」に変わり、

待望の、「ハイエース」の新車が納車されました。

今年度から営業担当も3名に増え、

新しい営業の武器を前に決意を新たにしています。

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工賃アップに向け、どんどん仕事を持ってくるぞ!

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2015年5月22日
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成年後見制度⑨

司法書士 高橋 聡英

前回(2015/2/25)の続き

前回に引き続き、後見人に選任されてからのお話です。

 

4 財産管理の具体的方法は? ――― 預金通帳・証書類の保管、現金出納帳の作成

被後見人(以下「本人」といいます)の財産はあくまでもその本人のものですから、きちんと区別・管理するため、以下のことを行う必要があります・

・預金通帳、証書類の保管

・現金出納帳の作成および収入・支出の記録

【現金出納帳のイメージ】

年月日 項目 収入 支出 残高(円)
27.4.1 財産目録2-1記載口座より引き出し 60,000円 60,000円
27.4.3 食料品購入 6,371円 53,629円
 ・・・・  ・・・

5 判断に迷ったときは? ――― 家庭裁判所(以下「家裁」といいます)に連絡

日常的な収入・支出以外にも突発的・イレギュラーな収入・支出が生じた(る)場合には、家裁の後見センターに連絡してその判断を仰ぐようにしてください。

【具体例】

① 保険金を受領した場合

② 遺産分割をする場合 (→特別代理人=本人の権利を守るために遺産分割協議に

参加する人=の選任が必要な場合あり)

③ 財産を処分する場合 (居住用不動産を処分する場合は別途家裁への申立が必要)

④ 高額商品を購入する場合(介護用品等で高額なものなど)

⑤ 自宅の改装費などを支出する場合

⑥ 債務を返済する場合

⑦ 立替金を精算する場合

⑧ その他(高額な慶弔費の支出など)

 

6 その他必ず連絡すべきことは? ――― こんなときも家裁に連絡

① 本人が転居したとき(自宅から施設などへ)

② 後見人が転居したとき

③ 本人が死亡したとき

④ 後見人が死亡したとき

⑤ 後見事務報告書(定期的な収支等の報告)の提出が遅れる場合

 

次回は、本人の財産を不当に利用されない制度として運用が始まった信託制度についてお伝えします。

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2015年5月15日
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2014年度事業結果の概要

2015.5.15

青葉通信5月号巻頭言

事業所長 武者明彦

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昨年、伸びすぎた庭木をみな剪定したせいで上空が開けて、我が家の狭い庭では雑草たちがやたらと勢いづき、ちょっとしたお花畑の様相を呈しています。ナガミヒナゲシ、オッタチカタバミ、ヒメジョオン、アメリカフウロ、オニタビラコ、カラスノエンドウ、ハハコグサ、ユウゲショウ等々。一つひとつは目立たない小さな花ですが、よく見ると趣のある花ばかりで、しばらくこのまま放置することにしました。さて、2014年度決算の作業もほぼ目処が立ってきたので、昨年度(2014年4月1日から2015年3月31日)を振り返り、新しい年度(2015年度)の課題を確認したいと思います。

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《実施した事業の概要》

2014年度当初に、近隣の特別支援学校卒業生の動向や現在の地域のニーズを踏まえ、就労継続支援B型事業と就労移行支援事業の利用定員変更をおこないました。多機能型事業所としての定員は95名のまま変わりありません。家族同居の利用者が多い中、利用者とその家族の高齢化が著しく進んでおり、家族による支援が困難になると思われる家庭や、家族への支援が必要になっている家庭が増えています。こうした実態を踏まえ、緊急度合いの高い利用者から地域での自立生活を視野に入れた支援計画を作りました。

1. 就労継続支援B型事業(定員80名から87名に変更)
年間を通じて在籍者が80名定員を超える状況が続き、今後も実習依頼や利用希望者が増える見通しであることから、支援体制を強化したうえで定員を87名に増やしました。
就労支援事業の売上高は、メールサービス事業に加え物品販売や受託作業などにも仕事の幅を広げ目標、前年度実績を超過達成することができました。一方、加工高は目標を上回ったものの、前年度実績は下回る結果となりました。中央官庁や自治体から障害者優先調達推進法を念頭に置いたと思われる仕事の引き合いが増えてきたので、大きなチャンスととらえ積極的に受注しています。

2. 就労移行支援事業(定員15名から8名に変更)
専門の就労支援チームがかかわることで就労実績が着実に上がる一方、期間の定めのある就労移行支援事業を利用する前に、B型事業などで事前準備期間が必要な利用者が増えています。こうした背景もあって年間を通じて定員をうめられない実態を踏まえ定員変更を行いました。そうした中、6名が就職することができたことは大きな成果でした。

3. 障害者計画相談支援事業への協力
前年度に開始したコロニー障害者計画相談支援室ふきのとうには、事業課の従業員1名が相談支援専門員として関わり、130名あまりの計画策定に携わりました。

4.委託訓練の実施
東京しごと財団が実施する知識・技能習得訓練コースに「メール作業の基本技術の習得」を訓練内容として2名の訓練生を受け入れました。両名ともに無事80時間の訓練を終了することができました。

5.福祉サービス第三者評価の実施
利用者本位のサービスをより向上させるとともに、従業員にとって働き甲斐のある職場を実現する指標とするため、東京都民間社会福祉施設サービス推進費補助を受け実施しました。利用者満足度は前回を上回る結果となりましたが、同時に課題も見えてきているので、評価を今後に生かす取り組みが必要です。

6.事業継続計画(BCP)を策定
前年度中に、大規模震災などで被害を受けても中心業務を継続することができるよう、事業継続計画を策定しましたが、当期においては、帰宅困難者の受け入れを想定した、東京都条例に基づく消防計画の改定版を策定する作業に着手しました。これらの計画作りに係ることで、従業員に万一の事態に備える意識が定着しつつあります。日常の危機管理にも活用していきます。

 

《事業実績の概況》

2014年度の当センター全体の当期活動増減差額(損益)は824万円の黒字となりました。前年度は1,272万円であったので449万円黒字が減りました。

1.就労支援事業
就労支援事業(作業活動による収支)については、永らく赤字体質でしたが、赤字解消を目標に中期的に取り組んだ結果、当期にようやく10万円ほどの黒字を計上することができました。売上高は10,539万円で、前年度より101.1%、119万円増加しました。一方工賃の原資となる加工高は4,137万円で、前年度の96.8%、137万円減少しました。荷造配送費が4,681万円と加工高をしのぐほどに膨らんでいることが要因で、加工高比率は39.3%と低い水準でした。

2.福祉事業
障害福祉サービス等事業収入(公費収入)は予算対比で95.5%、前年度実績対比で103.3%でした。予算との関係では、人件費支出、事務費支出、積立資産支出等が予定外の出費があり予算を超過しました。

3.処遇状況
① 給与・工賃
工賃の見直しが必要な利用者について、作業評価に基づき改訂しました。また、従業員の給与は年齢給、勤続給プラス1号俸の改定を行いました。賞与は、従業員利用者ともに3.9ヶ月相当分を支給しました。福祉・介護職員処遇改善加算を原資として、従業員に年度末一時金を支給しました。
② 福利厚生
3月28日に多磨全生園において花見を実施しました。桜の開花には少し時期が早すぎました。8月1日に暑気払いを、9月27日に青葉祭を、11月14日に日帰り旅行を予定通り実施しました。12月6日を研修日とし、午前中は一般にも呼び掛けて成年後見制度についての講習会を開催、多くのご家族にも参加していただきました。この日の午後は忘年会を実施しました。
③ プログラム
10科目のプログラムを218回開催し、参加した利用者は延べ1,978人に上りました。一回あたりの参加者は9.1人であり、スポーツ、読書、調理、歌う会、ヨガ、ボランティア等の人気が高く、参加者も多かったようです。
④ 苦情申し立て状況
当期中に苦情の申し立てはありませんでした。

4.その他のうごき
① 組織・人事
年度末に2015年度に向けた体制に移行しました。主な変更としては、支援課に課長を配置。福祉事業本部へ1名を異動。就労移行支援事業を事業課所属に組織変更。営業担当者の増員配置。これらに伴う従業員の役割変更等です。
② 教育・研修
法人内研修を含む15コースの研修に、非常勤従業員を含む延べ23名が参加しました。
外部研修としては、精神保健福祉基礎研修、支援力を高める研修、高次脳機能障害者相談支援研修、青年期の発達障害理解に関する研修、障害者雇用セミナー、社会福祉士実習指導者講習、安全衛生推進者養成講座等。法人内部研修としては、新人研修会、中堅従業員研修会、ゼンコロ主催研修としては、山形で実施した就労移行支援事業担当者研修会、沖縄で実施した放課後等デイサービス事業研修会、ゼンコロセミナーです。
③支援活動
JDF(日本障害フォーラム)被災地障害者総合支援本部の要請により、10月3日から10日まで宮城県内の島嶼(とうしょ)部の調査活動に所長が参加しました。
④ 施設、設備整備
補助金による事業として、東京都共同募金会の補助を受け、パソコンプログラム用のPC4セットを新規導入しました。またウインドウズXPのメーカーサポート終了に対応するため、自己資金で情報処理係の利用者用のPC7セットを更新しました。
⑤ 地域交流
東村山市障害福祉計画推進部会に委員を送り、地域の障害者施策作りに積極的に参画しました。また、東村山市障害者地域自立生活支援センター運営連絡会、あんしんネットワーク会議、市内の精神障害者関連団体が集うケア検討会などに委員を送り、ネットワークづくり、情報収集に努めました。市内小、中学校の体験学習を受入れ、近隣老人施設でのボランティア、地元自治会との交流、近隣地域の清掃、青葉祭などを通じ、地域住民との交流を深めました。
⑤ 定例会議の開催
部課長会(月1回)、幹部会(月1回)、従業員全体会議(月1回)、営業課会、各係会、安全衛生委員会などを実施しました。方針の周知徹底、利用者の問題解決を綿密に行いました。毎月初めに全体朝礼を行いました。
⑥ 広報活動
月刊広報誌「青葉通信」とブログ(ホームページ)を活用して広報活動を行いました。巻頭言では折々のニュースを伝え、プログラム活動の案内、利用者の投稿によるみんなの広場の定番記事に加え、前年度から司法書士による成年後見制度をテーマにした連載を掲載しています。
⑦ 防災・安全・衛生
防災訓練6回(うち1回は地震を想定)、安全衛生委員会11回、従業員を対象に普通救命講習、また、秋津消防署職員立会いのもと自衛消防訓練効果確認を実施しました。嘱託医による相談、コロニー東村山の看護師による健診を毎月実施しました。

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今週から2015年度上半期個別支援計画の見直し面談が始まりました。一人ひとりが、夢の実現に近づくことができるよう目標を確認しあう大切な機会ですので、事前に担当従業員に相談するなど、準備の上ご参加ください。また、今年は例年より随分時期が早いのですが、6月5日に赤城クローネンベルクへの日帰り旅行が予定されています。準備は互助会の面々が進めてくれています。梅雨入り前はいきなりの夏日や風の強い日もあって、体調管理が難しい時期なので、今のうちから気をつけておきたいものですね。

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2015年5月7日
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起震車体験

総合防災訓練の一環で、起震車体験を行いました。
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ヘルメットをしっかりと被り、テーブルの脚に
しっかりとつかまって揺れに耐えます。
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利用者の皆さんは震度5クラス、職員は震度7クラスの揺れを
体験しましたが、地震の怖さを改めて感じました。

もしもの時に適切な行動ができるかどうかは、日頃の訓練にかかっています。
今後も事業所全体で防災の意識を高め、
地震や火災に備えて取り組んでいきたいと思います。
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2015年4月26日
から nn
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青葉の花見

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4月3日は青葉ワークセンターのお花見でした。

ご近所の多磨全生園は、桜の名所でもあります。

今年はドンピシャ満開の花見になりました。

青葉の花見は、花見弁当とおだんご。

準備してくれた互助会の皆さん、ありがとうございました。

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2015年4月20日
から nn
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天神山グループホーム開所式

3月30日(月)天神山グループホーム開所式があり、入居予定者3名と参加しました。

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乾杯の後、自己紹介!

通所先の仕事のこと、GHでの生活の目標をそれぞれ真剣な表情で自己紹介をしていました。すばらしい発表でした。

その後、おいしい食事をいただき、楽しいひと時を過ごしました。

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すでに「こあらハイツ」での生活はスタートしています。

新しい部屋、世話人としっかり規則正しく生活を送ることができています。

今後も楽しく生活を送ることができるようバックアップ施設としてサポートしていきます。

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2015年4月15日
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給食アンケートを実施しました。

2015.4.15

青葉通信4月号巻頭言

事業所長 武者明彦

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桜の季節は過ぎましたが、ハナミズキや色とりどりのツツジなど、しばらくは春の花々が楽しめます。本号では、先月実施した給食アンケートの結果についてお知らせします。

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■アンケート用紙は3月時点で在籍している97名全員に配布しました。そのうち60名の方が回答を寄せてくれました。全利用者に対するアンケート回答率は61.9%でした。そもそも食堂を利用していない利用者の方もいるので、3月の食堂の平均利用者数の66名を分母にすると回答率は90.9%となり、昼食に対する関心の高さがうかがえました。

以下に各設問に対する回答率を示します。(設問によっては無回答があるので、それぞれの合計が100%にはなりません)

1.給食に満足していますか?

はい   43名 (72%)

いいえ  4名 ( 7%)

ふつう  9名 (15%)

2.給食の量についてどう思いますか?

多い   11名 (18%)

少ない  5名 ( 8%)

ふつう  36名 (60%)

3.味付けについてどう思いますか?

濃い    5名 ( 8%)

少し濃い 6名 (10%)

ふつう  40名 (67%)

少し薄い 2名 ( 3%)

薄い   1名 ( 2%)

4.好きなメニューはなんですか?

・とんかつ・鶏のから揚げ・めん類・スパゲッティーマカロニサラダ・カレーライス・丼もの・ハンバーグ・ポークソテー・煮魚料理

5.嫌いなメニューはなんですか?

・辛いもの・野菜サラダ・酢豚・くらげの和え物・魚料理・コンソメスープ(味がなくお湯を飲んでいるみたい)

6.増やしてほしいメニューはなんですか?

・野菜・エビフライ・カレーライス・ラーメン・丼もの・焼きそば・ピザトースト・たらこスパゲッティ―・コーンスープ・サンドイッチ・各種サラダ・ポテトフライ

7.減らしてほしいメニューは何ですか?

・和え物・西京焼き・魚料理・サラダ系・揚げ物

8.ご意見があったらお聞かせください

・麺類のつゆが全般に少ない。ラーメンなどは麺が隠れるぐらいつゆが欲しい。

・塩分の量が多いので減らしてほしい。

・魚が生臭い。肉が固い。美味しそうに見えない。良い匂いがしない。

・デザートが付いていたら嬉しい。

・満足感を持って頂いています。

・毎日給食を楽しみにしています。

・いつも刻み食にして頂きありがとうございます、等々。

 

■また、当センターでは、全従業員が交替で検食を行っています。その検食簿の中にも今後の食事提供の参考になる内容が多く記載されています。最近の記述から拾い上げてみました。

・アジの南蛮漬け、お酢の具合が丁度よくおいしかった。

・うどん、野菜がたくさん入っていておいしかった。

・オーロラソース、唐揚げと合っていて美味しかった。野菜はカットの仕方なのかやや固かった。

・鮭の南蛮漬け、味付けが良かった。そぼろが少し鶏肉の肉臭さが残っていた。献立のバランスとれている。

・季節の催しが反映されて、季節感が感じられ良かった。

・かつ丼の汁がもう少しご飯にかかっていると食べやすい。小松菜の白和え、ちょうど良い味付け。

・ミートソースの麺が伸びていて味付けも残念。

・酢鶏の肉が小さいうえに4つだけしかなかったので物足りなかった。甘みが少し強かった。

・イカリングフライはもう少し大きくするか、レタスをキャベツの千切りにした方がボリューム感出るのでは?

・ロールキャベツ、コンソメスープ、味付けがほど良くおいしくいただきました。ご飯が少し硬いので柔らかくしてほしい。

・ポークソテーの肉が固く気になった。オニオンソースの味が薄くソースを掛けました。味噌汁は出汁の味があり美味しかった。

・小松菜はニンジンが入っていて彩が良かった。

・タンメンは野菜が摂れて良いが、青い野菜があると彩的にも栄養的にも良いと思う。麺の汁が少なく塩辛かった。

・ダンドリチキンのカレー風味美味しかった。お肉もやわらかで食べやすかった、等々。

 

■いつも厳しい予算の中、工夫を凝らして少しでもおいしい昼食を、と奮闘してくれている食堂スタッフに感謝します。これからも、より良い食事を提供し続けることができるよう、皆さまのご意見を参考にさせていただきます。アンケートへのご協力ありがとうございました。

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新しい年度に入り、特別支援学校から2名の方が仲間に加わりました。グループホームで新生活を始めた皆さんも毎日元気に通ってきてくれています。この季節は自分でも気づかない緊張や疲れが隠れています。少しでもリラックスできるよう、仕事の後や休日の過ごし方などにも一工夫してみましょう。

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