トーコロ青葉ワークセンター

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2020年9月28日
から nn
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2019年度 事業報告書

1.総括
前年度は報酬改定の影響により障害福祉サービス等事業のうち、就労移行支援事業および放課後等デイサービス事業が大きく減収となり事業収益がマイナスとなった。それを踏まえ、本年度は各事業それぞれの収支改善に取り組んだ。障害福祉サービス等事業において、放課後等デイサービス事業は、突発的なニーズへの対応により利用率を上げる取り組みを行った結果、前年度より1名減の33 名が契約し、利用総日数は1,691 日で前年度より13 日減であったが、障害児施設給付費は前年度とほぼ同額であった。就労移行支援事業は定員6名に対して現員3名であった。給付費は前年度の一般就労実績が現員の50%以上となり、報酬単価が増額され前年度実績の200%にアップした。就労継続支援B型事業は定員89 名に対して前年度は現員93 名であったが、本年度は101 名となり、給付費は前年度より10%アップした。また就労支援事業は、2年間にわたり取り組んだ受注促進や取引適正化等の営業活動の合理化、効率化の結果、目標金額を9,000 千円近く上回る92,970 千円の売上を達成した。同時に加工高も目標46.0%に対して53.5%と前年度実績48.7%を上回る結果となった。以上のようにそれぞれの事業にて収支の改善が見られ、最終決算にて4,566 千円のプラスを達成することができた。また支援についても、看護師の常勤配置により、医療的支援が大幅に強化された。日々の健康相談や突発的な体調不良者への対応は元より、インフルエンザ感染予防対策や新型コロナウイルス感染症予防対策に医療専門職として中心的な役割を果たしており、利用者のみならず従業員にとっても必要不可欠な存在となっている。

その他の事業として天神山グループホームや青葉町グループホームの連携施設として、生活面の支援を行った。また事業内容やプログラム、イベント等の利用者や施設運営の状況について隔月発行の「青葉通信」とホームページを通じて広報を行った。今後も利用案内パンフレットも活用し、新規利用者への情報提供や参加率アップのため魅力ある事業活動を外部にアピールしていく。

本年度2月より新型コロナウイルス感染症の予防的観点から利用時間の短縮、食堂利用時間の分割および差し向かい席の中止、検温やマスク着用の徹底、プログラムの変更または中止、顧客からの業務発注の中止等、大きく事業運営に影響が出た。先行きが不透明な状況だが、事業運営を維持継続するべく各関係機関や法人本部、利用者やそのご家族、従業員と協議相談しながら慎重に対応していく。

2.事業状況の概要
(1)事業実績
① 概況
本年度のサービス種別の支出、予算対比は表1のとおりであった。当期活動増減差額(損益)は5,035 千円であった。前年度は–10,601 千円の赤字であったので、15,636 千円上回った。多機能型全体としての給付費等の収入は前年同期に比べ15,000 千円上回った。部門別では、就労移行支援事業の給付費の増額により、収入が前年実績を2,980 千円上回った。就労継続支援B型事業は、利用者数が増加しており予算を上回った。放課後等デイサービス事業は前年実績とほぼ同様の内容となった。


② 売上高・加工高
就労支援事業(業務)の状況は表1別表のとおりであった。売上高は92,972 千円で、前年度比で9,016 千円の増、前年度比に対する伸び率は110.7%、工賃の原資となる加工高は49,717 千円で、前年度比では9,166 千円の増、伸び率は122.6%、加工高比率は53.5%であった。

(2)人員の推移
① 概況
期中における在籍者の推移は表2のとおりであった。施設利用者は、14 名が増員、6名が減員となった。減員のうち一般就労が2名、自己都合が4名となっている。障害のない在籍者は、増員4名、減員6名。年度末在籍者の合計は164 名であった。放課後等デイサービス事業「アリーバ」では、期中4名が増員となり、減員は5名であった。内訳は児童期終了に伴う退所が5名で期中増減は、1名の減員であった。

② アセスメント実習
就労継続支援B型事業を利用する要件を満たすために、就労移行支援事業おいて実施する訓練等給付対象となる実習をアセスメント実習と位置付け実施した。期中におけるアセスメント実習は2名であった。

(3)処遇状況
① 給与・工賃
作業評価表に基づき必要に応じて工賃の改定を実施した。従業員の給与は一律1,500 円の昇給を行った。賞与は利用者が年間3か月、従業員は福祉・介護職員処遇改善加算分を含め年間4か月を支給した。
② 福利厚生
3月29 日に花見を、8月2日に暑気払いを互助会の企画で実施した。9月28 日に利用者を含む実行委員会を組織し、青葉祭を開催した。11 月8日旅行実行委員会の企画で、ムーミンバレーパーク日帰り旅行を行った。12 月7日に忘年会を互助会の企画で実施した。
プログラムは、スポーツ(リズム体操、卓球、バドミントン)、DVD 鑑賞、散歩、ヨガ、歌う会、読書、手工芸、パソコン、昼食プログラムの11 種類を実施。2019 年4月から2020 年3月まで、プログラムを171 回実施し、延べ1,696 人が参加した。スポーツプログラム(リズム体操、バドミントン)に、ご家族や地域の方がボランティアとして参加した。
本年度も土曜プログラムに取り組んだ。アーティフィシャルフラワーを作ろう、サントリービール工場見学(2回)、コロニー中野のお祭りに行こう、ボッチャプログラムの計5回行われ、57 人が参加した。
③ 苦情申し立て状況
期中は1件の申し立てがあり、事業所内にて解決をした。

3.サービス事業別、部門別状況
(1)支援課(総務部門)
事務センターや所内の各部署等と連携をとりながら、訓練等給付費等の請求業務やプログラムの企画と調整、青葉通信の発行、勤怠管理、実習や見学者の受け入れ、入退所の手続き等の多岐にわたる業務を円滑に遂行するとともに、新規利用者の受け入れを積極的に行った。また、就労移行支援利用者への事務補助訓練の場として、総務での電話対応の他、総務事務など多岐にわたる訓練内容を提供した。
看護師は利用者や従業員の健康管理を行うとともに、顧問医や地域医療との連携を積極的に行った。放課後等デイサービス事業「アリーバ」とも連携し、利用者送迎や見守りなど必要に応じてサポート体制をとった。
プログラムでは引き続き担当従業員を1名配置するとともに、地域資源を利用した新規プログラムの開始、土曜プログラムを積極的に実施した。年度末の月は、新型コロナウイルス感染症予防の観点から屋外プログラムを中止とし、屋内でできるプログラム内容への変更、実施に努めた。
① 総務厚生担当
ア 施設運営管理、安全管理、環境整備、受付業務、セキュリティ管理等の業務を行った。
イ 給付費等の請求業務や給与計算等の業務を事務センターと連携をとり円滑に行った。
ウ 新規利用者、見学者の受け入れ窓口となり、必要な手続きおよび調整を行うとともに積極的な受け入れを行い、利用者確保につなげた。
エ 特別支援学校や地域支援センター等からの紹介を受けた実習生の窓口として、実習を行う部署との調整を行った。
オ 就労移行を目的とした利用者に対し、事務補助業務の就労訓練の場所として実践経験を積めるよう総務受付の環境を提供した。
カ 健康診断の実施、看護師による健康相談の実施と日々の健康管理業務、顧問医による医療相談を行った。
② 放課後等デイサービス事業「アリーバ」(定員10 名)
ア 本年度の新規契約者数は4名、途中退所者0名であり、年度末の契約者数は33 名となった(うち高校生23 名、中学生10 名)。毎月の利用者延べ人数は平均141 名であった。
イ 年度末には高校3年生8名が利用終了となった。進路先については、特例子会社、就労移行支援事業所、就労継続B型事業所、生活介護施設であった。
ウ 年間をとおして学校行事に参加し、保護者との交流および関係機関との連携を継続した。必要に応じて保護者同意の下、学校担任との情報共有やカンファレンスを実施した。
エ 夏休み期間のプログラムとして外部講師を招き、革製品の製作をおこなった。
オ 保護者・従業員共に実施した放課後等デイサービス自己評価アンケートの集計結果については、ホームページでの公表を行った。また保護者向けに集計結果表の配布を行った。評価については高評価ではあったが、避難訓練については実施頻度および周知が不十分であり、今後の課題となった。
カ 就労前訓練プログラムについては、チームでの作業などさらに就労に特化したプログラムを提供し、就労への理解と意識付けを行った。
キ 本年度も利用者、保護者向けに企業見学会およびグループホーム見学会を実施した。企業見学は生徒14 名、保護者15 名、グループホーム見学は生徒11 名、保護者12 名の参加があった。
ク 個別支援計画書作成については、本人や保護者の意向に沿った内容となるよう、年2回の保護者面談を実施し、学校や家庭での様子も反映させ無理のない計画書を作成した。
ケ 従業員研修については、児童発達管理責任者更新研修に2名参加した。
コ 新型コロナウイルス感染症の感染予防のために通所を自粛する利用者が増え、少なからず事業に影響を及ぼすこととなった。また緊急事態宣言が発令されたことにより2020 年度の運営にも影響がでることが予想される。

③ 就労移行支援事業(就労移行支援担当)(定員6名)
従業員は、管理者を含め4名体制とした。B型利用者から1名がサービス変更し、利用者4名に対して企業見学や企業実習への取り組みを積極的に支援した結果、2名が就職した。就職者に対しては各自治体の就労支援機関や相談支援機関等との連携をはかりながら、定着支援を行った。2020 年度も引き続き就労移行プログラムを継続するとともに、定員割れが続いているため、就労移行の利用者を増やす取り組みを行う。

(2)営業課(営業係、情報処理係)
① 営業係
本年度は加工高確保を目標に営業活動を行ってきたが、前年度から取り組んできた配送料や作業単価の値上げを含む価格交渉が実を結び、これに2件の新規定期案件獲得が加わり、売上高・加工高共に前年度を上回る結果となった。また、効率的な営業活動が行える体制を整えるため、煩雑な見積・請求業務の見直しを行い、各顧客に対する取引適正化に向けた契約内容、作業内容の見直しと徹底した未収金管理を行った。今後は更に厳しい状況が予想されるため、事業課とも協力しながらミス等によるロスを防ぐ対策にも取り組んでいく。
② 情報処理係
ア 作業ミスの再発防止のために、作業標準を見直し運用を徹底した。
イ 出力作業担当の情報処理係から事業課への移管は、一部を残し完了した。
ウ 入力の作業量が従前の作業能力を超えて多く集中する時期があったが、作業方法の変更により対処した。
エ 利用者のパソコンスキル向上を目的とした講習を実施し、事業課所属の利用者が2名受講した。
オ 在宅利用者が1名増え3名となったため、訪問担当従業員を1名増員し2名体制とした。

(3)事業課就労継続支援B型事業(定員89 名)
各係共通の課題と取組状況は以下のとおりであった。
ア 3係体制を2係体制に変更することで、利用者1人あたりに関わる支援者数を増やし、支援の質の向上を目指した。
イ 加齢その他状態の変化を的確にとらえ、当人・家族、特定計画相談事業所、他関係機関との協調により、サービス提供の最適化を推進し、併せて、個々人の特性やニーズと事業所内の所属・作業フロアとの適合を見直した。
ウ 利用者も含めたすべての作業者を対象としたプライバシーポリシーに関する研修およびテストを実施し、プライバシーマーク取得事業者としての意識強化と個人情報等の漏洩防止に努めた。
エ 工務担当を中心に、作業の標準化と組織的なミス防止策の策定を進めた。各係の課題と取組状況は以下のとおりであった。
① 一係
ア 情報不足によるミスを防止するため、ホワイトボードを使った業務の「見える化」や、想定外の課題やリスクを想定した事前の作業準備をしっかり行うことに努めた。
イ利用者の作業技術の向上、作業領域の拡大に取り組んだ。
ウ 看護師と連携を密にし、利用者の心身の健康管理に努め、安定した通所ができるように支援した。
② 二係
ア ミスロスを防ぐため、作業標準書を使用し基本を徹底して作業に当たった。
イ 2つの係が共有する4階フロアについては、係間で連携して作業および利用者支援を行った。
ウ 清掃作業では、フロア清掃、手すり等の消毒を加え、洗面所等の水回りの除菌も定期的に行った。

(4)その他
① 組織・人事
ア 上半期に自己都合により1名が退職。常勤2名、非常勤2名を採用した。
イ下半期に自己都合により1名が退職した。
② 教育・研修
法人内研修を含む7コースの研修に、延べ13 名を参加させた。
ア外部研修じゅさん連事業所見学研修会【恋する豚研究所】、発達障害者との面接の在り方研修  東社協身障部会施設見学会【社会福祉法人泉会】、2019 年度強度行動障害支援者研修、現場力強化のための人為ミス未然防止セミナーに参加した。
イ内部研修法人が行う支援者研修会に1名、新人研修会に3名を参加させた。
③ 設備
ア自己資金による事業として以下の設備を導入した。
a .新規電話機購入および新機種入れ替え工事を行った。291千円
b.ドライブレコーダー7台を購入した。228 千円
イ補助事業
a .三菱商事株式会社からの一部補助を受け、Windows 7から10 への移行準備のためPC 7台、ノートPC 1台を購入した。445 千円
b .東京都共同募金会の補助を受け、作業用コンテナ80 個を購入した。150 千円
④ 地域交流
市内の精神障害者関連団体が集うケア検討会などに委員を送り、ネットワークづくり、情報収集に努めた。市内中学校の体験学習受け入れ、青葉祭などを通じ、地域住民との交流を深めた。
⑤ 定例会議の開催
部課長会(随時)、幹部会(月1回)、全体会議(月1回)、各係会、安全衛生委員会などを実施した。各会議において、方針の周知徹底、利用者支援における問題解決を綿密に行った。毎月初めに全体朝礼を行った。
⑥ 広報活動
事業報告や事業計画、隔月発刊広報誌「青葉通信」によるイベント報告、プログラム報告、アリーバからの報告頁「アリーバ通信」、利用者からの投稿による「みんなの広場」等の記事を掲載し、ブログ(ホームページ)も活用して広報活動を行った。
⑦ 防災・安全・衛生
ア 大規模災害時にも事業継続ができるよう、事業継続計画(BCP)の改定を順次行った。
イ 防災訓練を4回実施。放課後等デイサービス「アリーバ」との合同訓練を行った。
ウ 職場内の点検を毎月実施し安全衛生委員会にて報告。事故のない職場環境を維持した。
エ春の健康診断を実施した。
オ 保存水、非常食等の防災備品の補充を計画的に行った。利用者人数の増加に伴い簡易で食し易い保存食の備蓄に切り替えるなど工夫した。
カ 顧問医による相談を毎月実施するとともに、看護師による健康相談を毎日実施した。
キ 新型コロナウイルス感染症予防対策として、出勤時にフロア内の手が触れる箇所並びに昼食時に利用者の手指の消毒を行い衛生管理に務めた。

2020年9月23日
から nn
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今年度、青葉祭につきまして

9月26日(土)に開催を予定しておりました「青葉祭」ですが、新型コロナウイルス感染症の影響による社会状況を踏まえ、中止といたします。
当日は利用者の皆様に所内で楽しめるイベントを企画中です。詳細が決まりましたらご報告いたしますので今しばらくお待ちください。

2020年8月17日
から nn
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青葉通信 夏号 巻頭言

7月下旬まで梅雨が明けず、新型コロナ感染症予防の観点から各地の夏祭りや花火大会が軒並み中止となり、学校の夏休みも短い期間となり、今年はいろいろな意味で特殊な夏になりました。

青葉通信も3月の発行を最後に本号まで新型コロナウィルスの感染予防対応に追われ、本日までなかなか作成できずにおりました。大変申し訳ございません。以下4月から現在までの事業所の新型コロナウィルスの感染予防の運営状況についてお知らせいたします。

当事業所は4月の緊急事態宣言の後、新型コロナウィルスの感染予防の観点により、在宅にて支援を利用いただくことを推奨し80%以上の方が在宅支援をご利用いただきました。その後5月31日に緊急事態宣言は解除されましたが、事業所の利用については7月3日まで2グループに分けて1日おきに利用いただく変則利用をお願いしました。その後7月6日からは全員参加をお願いし、4月からの10時開所を継続し本日に至ります。以下現在事業所が実際に取り組んでいる感染予防の施策についてご説明します。

以下詳細です。

 

  • タイムカード打刻場所を2か所用意し密接にならないよう配慮します。
  • 通所時の体温チェック及び食事前の手洗いと手指の消毒を行います。

ご自宅にてマスクの用意と検温及び体調のチエックを必ずお願いいたします。

  • 全館常時窓を開け空気の入れ替えを行います。
  • 食堂、休憩室は密接な状態にならないよう利用者を3分割し利用時間をずらして利用いただきます。
  • 食堂のテーブルは差し向かいの席を中止とします。
  • 食堂での席間に仕切りボードを設置し飛沫感染を予防します。
  • 作業フロアは段ボールやビニールシート、アクリル板を利用し利用者間に仕切りを作り飛沫感染を予防します。
  • DVD鑑賞により、感染症を理解するための学習会を行います。
  • 各フロアのドアやスイッチ等共有部分の定期的な清拭に取り組んでいます。

以上感染予防のための施策となります。

 

当事業所は現在、全プログラムを当面の間中止にしており、再開時期については今後の感染状況を見据えて慎重に判断いたします。また青葉祭や旅行、忘年会、お花見についても例年通りには難しい状況ではありますが、形を変えて何かしら皆さんに楽しんでいただけるよう各委員会のメンバーにより企画を考えてまいります。内容が決まり次第お手紙等でお知らせいたしますのでよろしくお願いします。

以上の様に特に4月以後は現在までできる限りの感染予防対策に、事業所全体で取り組んでいます。今後の状況がいつまで続くか予断を許しませんが、利用者の皆さんが少しでも安心して事業所を利用いただけますよう、引き続き取り組んでまいります。

最後にご家族、世話人の皆様もくれぐれも健康に留意してお過ごしください。

 

 

2020年8月11日
から nn
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夏季休業につきまして

青葉ワークセンターでは下記の期間、夏期休業とさせていただきます。

夏期休業期間 2011年8月11日(火)~8月13日(木)

8月14日(金)より通常営業となります。
よろしくお願い致します。

2020年4月2日
から nn
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看護師だより 新型コロナウイルスの感染対策について

感染の拡大を防ぐために……


新型コロナウイルスのニュースが毎日伝えられ、感染の広がりが心配です。
新型コロナウイルスは飛沫感染、接触感染といわれて
います。そして、換気が悪く、人が集まって過ごすような空間に集団で集まることで感染が広がっています。
風通しの悪い場所や、人と至近距離で会話する環境は、感染リスクが高いので近づかないようにしましょう。

手洗いの重要性について……正しく、こまめに、しっかり手洗いしましょう


どこかで手についたウイルスは、触ったところに付着し、そこを触った人がまた別の場所に付けて……と、どんどんウイルスを拡げていきます。
外から屋内に入る時は、必ず手洗いをしてウイルスを洗い流しましょう。
また、手についたウイルスは、顔を触ることによって、口、鼻、眼などから体内に入ります。なるべく顔を触れないようにするとともに、こまめに手洗いをしましょう。
特にマスクをしていると顔やマスクに手が行きます。マスクの表面にはウイルスが付いていると認識して、取り扱いましょう。
「手を洗わなくても、消毒しているから大丈夫。」ではありません。
消毒薬の効果は、今、手に付いているウイルスを消毒、除菌することです。
そして、消毒薬が付いたところだけに効果があります。指や手のしわの間など、付かなかったところがあれば、そこからウイルスは繁殖します。
石鹸で、正しく、こまめに、しっかり洗い流すことが大切です。


ウイルスに勝つ、体力・抵抗力を付けましょう


身体には、自分の身体を守る力があります。
バランスの良い食事、十分な睡眠で抵抗力をつけ、ウイルスに負けないようにしましょう。外出を控え、運動不足になりがちです。換気を良くして、ラジオ体操など行うことをお勧めします。室内で過ごすと呼吸も浅くなります。肺炎になると、呼吸が苦しくなるので、日ごろから深呼吸をして、深く呼吸ができることは大切です。また、毎日体温を測定するなど、自分の体調に気を配りましょう。
体調が悪いときは、身体の抵抗力も落ちています。無理せず休養を取るようにしましょう。新型肺炎とも言われ、肺炎によって重篤化しています。高齢者や、糖尿病、肺や心臓に基礎疾患がある方などは、特に注意が必要です。
体調が悪いときは、早めに休養を取り、発熱や風邪症状があれば帰国者、接触者相談センターにご相談ください。
トーコロ青葉ワークセンターでは、毎朝、体温測定をしていただいています。体調不良の自覚や表現が難しい方もおられるので、体温が37.0℃以上の時は欠席して、しっかり休養するようお願いしています。また、保健室のベッドは複数の方が使用しますと、濃厚接触と同様の状態になりますので、出勤してから体調が悪くなった方は早退し、自宅で休養していただいています。
正しい手洗いの仕方、東京都の相談窓口については、御参照ください。

■東京都 新型コロナウイルス感染症電話相談窓口
新型コロナウイルス感染症に関する一般相談窓口です。(新型コロナコールセンター)
(電話番号)0570 - 550571
(対応時間)9 時から21 時まで(土、日、休日を含む)
(対応内容)感染の予防に関することや、心配な症状が出た時の対応など、新型コロナウイルス感染症に関する相談
(対応言語)日本語、英語、中国語、韓国語
※新型コロナウイルス感染症に関する一般的な相談は、 最寄りの保健所でも対応しています。
※聴覚に障害のある方等、電話での相談が難しい方向けの相談はファクシミリでのご相談を受け付けています。(FAX番号)03-5388-1396

2020年3月27日
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巻頭言

トーコロ青葉ワークセンター
事業所長 六川 洋

 3月に入って寒暖の差が激しく、なかなか暖かくならない今日この頃ですが、新型コロナウイルスの感染について世界規模で大きな問題になっており、日々不安な想いでお過ごしではないでしょうか。
3月23日現在、トーコロ青葉ワークセンターも新型コロナウイルスの感染予防対策について、事業所全体で可能な限りの対応に取り組んでいるところです。

まず通勤ラッシュ時間をさけるため、4月20日まで開所時間を10 時に変更いたしました。また各フロアにおいて必ず1 時間に1 回、空気の入れ替えを行うことにしています。次に食堂については特に濃厚接触の可能性が高いスペースのため、空気の入れ替えはもちろんですが、座席の間隔を広げ、向かい合わないようなテーブルのレイアウトに変更いたしました。昼食時間を12 時30分からとし、食堂の利用を3グループに分けて、時間をずらして利用いただくようにいたしました。また正面入り口と各フロア入り口、及び各階トイレと食堂にカンファ水を常設し、手指の消毒を徹底するようお願いしています。

また学校の休業が3月2日より急遽始まり、放課後デイサービス「アリーバ」も運営時間を拡大して、利用受け入れを行っているところです。

上記の各対応については今後の状況変化に基づき変更する可能性があります。その場合お手紙やお電話等で前もってお知らせいたしますのでよろしくお願いします。

以上の様に可能な限りの感染予防対策と急な変更への対応に、職員それぞれが真摯に取り組んでいます。この状況がいつまで続くか不明ですが、今は一日も早くこの危機的状況が収束することを願ってやみません。皆様もくれぐれも健康に留意してお過ごしください。

2020年2月25日
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アリーバ通信

 

10 月、11 月は高等部の皆さんが現場実習などの為に、利用する方の人数が少ない日が他の月に比べ多かったですが実習も終わり、皆さんアリーバに通所されるようになり、いつもの風景が戻ってまいりました。
アリーバでは作業トレーニングとしてトーコロ青葉ワークセンターで行っている丁合や封入などのメール作業を中心に日々取り組んでいますが、今回新しいトレーニングとして「エプロン畳み」プログラムを始めました。板紙で作ったガイドを使って、エプロンを折り畳み、ビニール袋に入れます。折り方はどうしたら分かりやすく、かつ見栄え良くなるか職員間で意見を出し合い考えました。職員の説明通りに一折
一折と丁寧に折り、ビニール袋に入れて完成。はじめはゆっくりですが、慣れてくるとスピードも上がり、完成品がどんどん積み重ねられていきます。メール作業では見られない様子が見える新プログラムです。

2020年2月14日
から nn
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令和元年度放課後等デイサービス事業自己評価結果について

平成27年4月に厚生労働省より、放課後等デイサービスの支援の質の向上を図るため、「放課後等デイサービスガイドライン」が定められました。

令和元年9月に保護者様および職員にアンケートを実施しました「令和元年度放課後等デイサービス自己評価結果」がまとまりましたので、ここに公表します。

保護者の皆様には別途、冊子にて結果をご報告させていただいております。アンケートにご協力いただきありがとうございました。

今回の結果を今後の運営に生かしていきたいと思います。

長い文章なのでPDFとなっています
下のリンクをクリックしてお進みください
※PDFファイルが開ける環境が必要です

職員向けアンケート グラフ

アリーバアンケート保護者向け グラフ

2020年2月12日
から nn
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土曜プログラム 「ボッチャを体験しよう♪」

ボッチャは、白いボールを的として、赤と青のボールを投げ合い、白いボールにどれだけ近づけることができるかを競う競技で、パラリンピックの正式種目になっています。
今回のプログラムは、講師としてスポーツセンター職員の方4 名にお越し頂き、食堂でボッチャのゲームを行いました。
当日は、10 時半頃にプログラムを開始し、ルールを教えて頂きながら、ボール投げの体験を行いました。ルールが分かり、ボールにも慣れてきたところで、後半は2 チームに分かれてゲームを行いました。白いボールを目指して接戦となる場面や、相手のボールを遠ざけようとチーム内で作戦を練る場面などが見られ、皆さんでとても盛り上がりました。スポーツセンター職員の方が、丁寧にルールを教えて下さったり、競技中に一人一人に声掛けをしてゲームを盛り上げてくださったため、とても充実した活動を行うことができたと感じました。
ボッチャ終了後は、「清瀬どんぐりの家」さんで注文したお弁当を皆さんで頂きました。食後は、DVD を鑑賞したり、談笑したりしながら、お茶とおやつを食べて過ごし、14 時頃解散しました。
今回、ボッチャのルールや競技の楽しさを教えて頂いたので、今後も事業所内でボッチャを行っていきたいと考えています。その際はご参加よろしくお願いいたします。

2020年1月27日
から nn
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上半期事業報告書

1.概況

就労支援事業は、上半期において売上計画44,661千円に対して42,501千円となり2,160千円下回っているものの、加工高は計画が20,527千円に対して22,715千円となり2,188千円計画を上回った。前年度より継続して取り組んだ作業料金改定等、顧客との取引適正化を進めた結果であり、今後も加工高比率50%以上を基準とした取引を維持していく。同時に安定した受注に向け業務全般の課題解決を目指した「標準化プロジェクト」によるルールの適正化に継続して取り組んでいく。
障害福祉サービス等事業については、前年度の報酬改定により就労移行支援事業および放課後等デイサービス事業の収益が大きくマイナスに転じたことを踏まえ、それぞれの事業収益の回復を図った。就労移行支援事業は前年度の就労実績が定員の50%を超え、単価報酬が増加した。放課後等デイサービス事業においては、同じ利用者が利用日数を増やした事により稼働率が増加した。また就労継続支援B型においては、新しい利用総合案内パンフレットや青葉通信、ブログ等による外部への積極的な事業活動のアピールにより、利用者数が96名から102名に6名増員した。以上の事由により、各サービス事業で収益の改善が図られており、引き続き稼働率と就労実績を上げていけるよう各事業の改善に取り組んでいく。

2. サービス事業別、部門別状況

(1) サービス事業別状況
期中における在籍者の推移は表2のとおりである。施設利用者は増員8名、減員2名、今期2名が就職した。就職後もサービス利用を継続して併用するケースもあり、自治体と連携し支援した。就労移行支援事業は定員6名に対し3名で定員割れが続いているため、就労継続支援B型利用者の希望者に対して、就職に向けた情報提供等準備活動を行った。また多様な利用者ニーズに応えるために、ゆったりとした就労を希望する利用者へのサービス提供に向けて、生活介護事業の必要性も視野に入れた検討を行った。放課後等デイサービス事業「アリーバ」は夏季の長期休業期間を利用し企業見学会及びグループホーム見学会を実施した。

(2) 部門別状況
① 総務厚生担当
本年度より看護師を常勤配置にした結果、健康上の課題や基礎疾患がある利用者と職員の健康管理指導に大きな役割を果たし、支援力アップに大きく貢献している。
プログラムは平日余暇メニューを提供しており、前年度開始した昼食プログラムでは、大学や市役所等の食堂に出かけて自分で注文、支払いをし、社会経験をする場となっている。また土曜日プログラムは、アートフラワー作りや工場見学等を企画し参加者に喜ばれている。
② 就労支援事業
営業係では、定期案件における発送件数減少傾向に対し、作業単価の引き上げと部材の引取、出荷等、納品に係る費用の見直しを図り売上高の減少を抑制し、それに伴い加工高が増加した。また、入札案件やスポット案件についても、利益を重視した見積もりにより売上高、加工高の増加に貢献した。事業課と営業課の連携による標準化プロジェクトでは、顧客信頼確保のため作業ミスをなくし、作業効率を向上させる施策を継続して推進した。

(3) その他

① 組織・人事
事業課1係より非常勤職員1名が退職し、従業員1名及び非常勤職員1名を採用した。事業課2係より従業員1名が退職し、従業員1名を採用した。また事業課課長付けで非常勤職員1名を採用した。
② 教育・研修
法人内研修を含む6コースの研修に、非常勤職員を含む延べ11 名を参加させた。
ア 外部研修   2018 年度じゅさん連事業所見学研修会に3名 、2019 年度強度行動障害支援者養成研修、発達障害者との面接のあり方研修、東社協身障部会学習会施設見学会に各1名を参加させた。
イ 内部研修   法人が行う新人研修会に3名、支援者研修に2名を参加させた。
③ 補助事業
東京都共同募金配分金により作業用コンテナを購入した。  150 千円
④ 地域交流
市内の精神障害者関連団体が集うケア検討会、障害者福祉計画推進部会、東村山市内社会福祉法人連絡会などに委員を送り、ネットワークづくりや情報収集に努めた。青葉祭や市内中学校の体験学習受け入れなどを通じ、地域住民との交流を深めた。
⑤ 定例会議の開催
部課長会(随時)、幹部会(月1回)、全体会議(月1回)、事業課会(随時)、各係会・ミーティング(月1回)を実施し、方針の周知徹底、利用者支援の課題解決を綿密に行った。また、毎月初めに全体朝礼を行った。
⑥ 防災・安全・衛生
ア 防災訓練を2回実施した。アリーバ利用者との合同訓練も実施し、避難経路を確認。実践的な訓練実施に努めた。
イ 職場内の安全衛生点検を毎月実施し、事故のない職場環境を維持した。
ウ 春の健康診断を実施した。

3.決算見込み

本年度の決算見込みは表1のとおりである。売上高および加工高維持のため適正な受注活動に取り組む。各係はミスロスの発生を予防し顧客からの信頼獲得に努める。利用者数の増加と参加率アップのため、各プログラムに引き続き取り組み、利用総合案内パンフレット、青葉通信、ブログ等を活用し対外的なアピールを継続していく。