トーコロ青葉ワークセンター

あなたの働きたいを応援します

2013年7月10日
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メール便配達

青葉ワークセンターでは、ヤマト運輸株式会社の「クロネコメール便」配達を行っています。

メール便はカタログやパンフレット類が主なもので、時期によって厚いもの、薄いもの、大きいもの、小さいもの、など様々な種類が交じり合い、特に薄いものなどが厚いものとくっつかないように配慮する必要があります。

作業では読み取り等をおこなう端末の操作、メールの仕分け、地図付け、ルート組みなどがあり、実際の配達を含め、多くの作業内容が含まれた業務となっています。
配達は日によって冊数も変化に富んでおり、また、作業効率が天候に左右される場合もあります。

青葉では当初自転車で配達を行っていましたが、最近では、カートを用いて徒歩での配達も行っています。徒歩でのペースは、配達ルートや地図が覚えやすく、確認作業が落ち着いて出来る傾向があるようです。

現在、利用者さんにこれらの業務に慣れてもらいながら、利用者さん達のみでの配達も出来るように取り組んでいます。
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2013年7月9日
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最近の動きについて

2013.07.01

青葉通信7月号 巻頭言

事業所長 武者明彦

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7月に入りましたが、本格的な夏はもう少しお預け、梅雨明けはまだ先のようです。この季節には、濃い緑の葉に純白の花の対比が美しいクチナシが、いい香りを漂わせています。

今年6月に国会では障害者に関係する法律が相次いで可決成立していますので、その概略を追ってみます。

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  • 改正障害者雇用促進法が成立しました

6月13日には、精神障害者の雇用を企業などに義務付ける、「改正障害者雇用促進法」が衆院本会議で可決成立しました。これまで対象としてきた身体障害者と知的障害者に、新たに精神障害者を追加するもので、これに伴い企業に義務付ける障害者の法定雇用率も上がる見通しです。企業の準備期間を考慮し、制度を弾力的に運用するための激変緩和措置を盛り込み、義務化は5年後の2018年4月からとなります。

改正法では、事業主に障害者への差別を禁止し、障害の特性に配慮した施設の整備や、援助者の配置なども義務づけています。ようやく障害種別による障壁が一つ取り除かれることになったことを、就労に向けて頑張っている皆さんとともに喜びたいと思います。

  •  改正災害対策基本法が成立しました

6月18日には「改正災害対策基本法」が成立し、市町村には災害弱者である高齢者や障害者、乳幼児など「避難行動要支援者」の名簿作成が義務付けられました。この名簿は本人の同意を得た上で消防や警察、民生委員、自主防災組織などに提供できること、命の危険がある場合は同意を得ずに情報を提供できることが盛り込まれました。

東日本大震災では、多くの自治体で個人情報保護の壁に直面しました。名簿作りに二の足を踏む、名簿を作成しても避難支援者への提供はもちろん、自治体の中でも情報共有しないなどのケースが目立ち、安否確認さえできない状況が生まれました。大震災の犠牲者の約65%が60歳以上、障害者の死亡率が2倍であったというデータもあります。避難所生活で特に支援が必要な高齢者、障害者、外国人らへの支援が行き届かない状況は、現在も続いています。災害対策は国や自治体任せにするのではなく、住民やボランティアの力も発揮できる仕組みづくりが必要です。

  • 障害者差別解消法が成立しました

6月19日には、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(障害者差別解消法)が、参議院本会議で可決成立しました。公共機関や民間企業に対し、障害を理由とした不当な差別的取り扱いを禁じ、過重負担にならない限りは施設のバリアフリー化を進めるなどの合理的配慮を求める内容となっています。条文では、障害者や家族が意思表示したのに障害に応じた合理的配慮をしないことを禁じ、障害者の性別や年齢、障害の状態に応じて「社会生活上の障壁」を除去するよう求めています。

合理的配慮は、行政機関(国、自治体、公立学校、福祉施設など)に対し法的に義務化し、民間事業者に対しては努力義務にとどめましたが、実効性を持たせるため国が事業者に報告を求め、報告しなかったり、虚偽報告をしたりした場合の罰則規定も設けました。施行は3年後の2016年4月で、政府は今後何が差別に当たるかなど、基本方針を策定することになっています。政府が目指す国連障害者権利条約の批准に向けた国内法整備の一環で、改正障害者基本法で障害者への差別禁止が定められたことを受け、差別解消策を具体化するため制定したものです。

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  •  ワン・コイン募金にご協力を

今年も被災地での直接支援に合わせ、第三次「ワン・コイン募金」として一人500円を目標に実施し、ゼンコロを通じてJDFの支援活動の資金に充ててもらうことにいたしました。7月中が募金期間となりますので、ご協力をお願いします。

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2013年6月3日
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ふきのとう

2013.06.01

青葉通信6月号 巻頭言

事業所長 武者明彦

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今年の梅雨入りは随分早くて、早く入ればその分明けるのも早いかというと、そういう事でもないらしく、例年よりは長い梅雨になりそうです。

梅雨と言えばアジサイ。フラワーショップの店頭には昨年あたりからか、ガクアジサイの仲間でしょうか、ピンクやブルーのパステルカラーの品種が並んで目を楽しませてくれています。今月は、アジサイならぬ「ふきのとう」の話です。

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4月号でも少し触れましたが、今年度から、障害者総合支援法(2013年4月1日施行)に基づく、障害者計画相談支援事業を開始しました。

 

●障害者計画相談支援事業ってなに?

障害のある方やご家族から、生活などについての困りごとを相談していただき、より良い地域生活を送ることができるよう一緒に考え、必要に応じて支援を行い、安心して地域生活が送れるようサポートするものです。自己決定、自己選択できるよう情報提供をします。また、いろいろな手続きやサービス活用についてお手伝いをします。その事業所の愛称が「ふきのとう」です。

 

●誰が利用できるの?

東村山市および近隣市区内にお住いの障害のある方とそのご家族です。

 

●初めて利用する方への支援

困っていることの内容を伺い、利用できるさまざまなサービスの紹介と、必要な手続きなどを案内します。また、ご本人の希望を反映させた障害福祉サービスなどの利用計画案を作り市役所に提出します。市の支給決定を受け、ご希望のサービス提供施設や事業所との間の連絡調整や見学、利用申し込みなどを一緒に行います。

 

●継続してサービスを利用する方への支援(当事業所に通所されている方はここに該当します)

障害福祉サービスなどをすでに利用している場合、利用状況や現在の希望を確認し、必要があればサービスの調整や変更をします。サービス等利用計画を作り直し、市役所に提出します。

 

●具体的な支援内容の例

サービス等利用計画を作るために以下のような支援を行います。

①「部屋の掃除が難しい・・・」ヘルパーさんを利用してみるなど、日常生活のことについて一緒に考えます。

②「発作があるのだけれど・・・」生活リズムが関係あるのかなど、障害や病状などについて一緒に考え、使えるサービスを提案します。

③「会社で働きたい」「自分のペースで働きたい」「趣味を楽しみたい」、社会参加や充実した余暇活動について一緒に考えます。就労移行支援や就労継続支援を利用することも選択肢の一つです。

④「家族や仕事仲間といつも喧嘩ばかり・・・」どうすれば仲良くできるかなど、人間関係について一緒に考えます。

 

●定期的に利用状況や希望の確認をします

計画は一旦作って終わりではなく、一定期間ののちに利用状況や希望の確認(モニタリング)を行い、必要があれば見直すことになっています。

 

●「ふきのとう」はどこにできるの?

実施場所はコロニー東村山(コロニー印刷)。正式な事業所の名前は「コロニー障害者計画相談支援室」、ちょっと長いので愛称を「ふきのとう」としました。フキノトウは一足早い春の先駆けの代名詞ですね。

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皆さんの夢をかなえるお手伝いができればと、必要な研修を終えた、国家資格を持つ相談支援専門員がお待ちしています。詳しくは、「ふきのとう」のパンフレットをお読みください。

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2013年5月21日
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総合防災訓練を行いました。


1年に2回行われる「総合防災訓練」には、消防署員の方が参加してくださいます。

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避難訓練を行い、消防署員の方からお話しをいただいた後、消火器の使い方を練習しました。

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本物は粉末ですが、今日は水の入った消火器です。

こういうことは、見聞きするよりも体験することで身に付くんですよね。

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消防署員の方々、お忙しい中ありがとうございました。

地震や火災が起きても困らないように、訓練を繰り返し、災害に備えていきたいと思います。

 

 

 

2013年5月13日
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2012年度事業報告

2013.05.01

青葉通信5月号 巻頭言

事業所長 武者明彦

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近くを流れる空堀川の両岸が、菜の花の群生で黄色に染まっています。一年で一番良い季節になりましたね。さて、決算の作業もほぼ目処が立ってきましたので、昨年度(2012年度)を振り返り、新しい年度(2013年度)の課題を確認したいと思います。

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今年度の重点目標の達成状況、および当期中に新たに実施した事業は、以下のとおりでした。これらの事業の内容は、ホームページや毎月発行している「青葉通信」を通じて、新鮮な情報をタイムリーに発信しています。

① 就労継続支援B型事業(定員80名)

従来の50名から80名に定員変更を行い、2012年3月31日で事業閉鎖したトーコロ青葉第三ワークセンターの利用者のうち、継続就労を希望する方の受け皿としました。また、新たな利用希望者にも対応できるよう、支援体制を充実させました。就労支援事業(作業活動)の売上高は3部門合計で前年度実績、本年度目標を達成することが出来ました。しかし工賃の原資となる加工高では、何れも未達成に終わり収益が悪化しています。

防災(物品販売)事業は今年度新たに東日本大震災の被災地施設の商品を仕入れ、店頭販売を開始しました。また、今年度は外部に出向いての作業に積極的に取り組みました。葛飾福祉工場八潮配送センターの清掃作業、高齢者施設でのベッドメイク作業、スーパーマーケット(コープとうきょう石神井センター)の仕分け業務などです。コープとうきょうでの業務は、作業の中心となる利用者が相次いで就職したため、ローテーションが組めなくなり、前年度末をもって契約を終了しました。今年度新たに、ヤマトメール便のポスティング作業を開始しました。利用者一人当たりの平均月額工賃は27,505円でした。

② 就労移行支援事業(定員15名)

施設閉鎖したトーコロ青葉第三ワークセンターの利用者のうち就労移行を目指す利用者を受け入れるため、就労支援担当の係(支援係)を新たに組織し、より専門的な支援を行うことができるようにしました。その結果、今年度は8名が就職できました。利用者一人当たりの平均月額工賃は20,775円でした。

前年度1年間の取り組みの結果を踏まえ、5月1日付で、運営体制の一部見直しを行いました。これまでは事業課に就労継続支援の4つ係が所属していましたが、より良い利用者支援を目指す観点から、うち1つを営業課に所属変更することで、管理職間の役割を平準化することが目的の一つです。また、作業中心のフロア、プログラムなどを利用しながら作業を行うフロアと、係ごとの特徴があることから、利用目的に沿った支援ができるよう、係長の役割も見直すことにいたしました。見直しの内容は以下の通りです。

① メール作業の前工程を担う防災入力係(情報処理室)は、これまでは事業課の所属でしたが、営業課に所属変更になります。高度化するお客様の要望に対応することも目的の一つです。

② 防災事業係とメールサービス係の担当係長が交替します。具体的には防災事業係長は高塚から國吉に、メールサービス係長は國吉から高塚に変更になります。

このことに伴う、他の従業員の異動はありません。また利用者の皆さんの役割も今まで通りですので安心してください。

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今年度も個別支援計画の見直し面談が始まっています。当センターで活動支援の場面のみならず、ご家庭での生活場面においても今後の展望を持ちながら、一人ひとりが、夢の実現に近づくことができるよう、確認しあう大切な機会ですので、ご参加をよろしくお願いします。

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2013年4月22日
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散歩プログラム報告(4月9日実施)

暖かい日差しの中、全生園を歩きました。

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チューリップ、菜の花、八重桜が綺麗に咲いていて、

携帯で写真を撮る人もいました。

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利用者同士、歌ったり手をつないだり声を掛け合ったり♪

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和気あいあいとした雰囲気の中、散歩を楽しみました。

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3月29日のお花見は楽しかったですね。

満開だったは桜は、もう散っていましたよ。

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*ご本人の了解を得て写真を掲載しています。

2013年4月12日
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お花見

3月29日(金)に多磨全生園にてお花見をしました。
今年は桜の開花が早く、当日までもつだろうかと心配しましたが、
お天気にも恵まれ、満開の桜の下でお花見をすることが出来ました。

お花見における楽しみの1つはやはり『お弁当』。
今年は青葉ワークセンターから2名の方が就職した会社にお弁当を注文しました。
就職したKさんが、素敵なユニフォーム姿で配達に来てくれたそうです。
気になるお弁当の中身はこちら!
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唐揚げに焼きそば!!そして春にぴったりの桜餅!!
みんなの大好物が詰まったおいしいお弁当でした。

お弁当を食べ終えると、皆さんそれぞれに写真を撮ったり、
バドミントンをしたり、お話しをしたり、お菓子を食べたり。

配られたお菓子の袋の中には、色々な種類の駄菓子と共に
東村山名物だいじょぶだァーどら焼きも入っていました。

食べ物も充実していて、花より団子の方も多かったような気がしますが、
何はともあれ、春を満喫できた素敵な時間でした。
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2013年4月1日
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2013年度の初めにあたって

2013.04.01

青葉通信4月号 巻頭言

事業所長 武者明彦

今年は桜の開花が異常に早く、当センターのお花見もあわてて一週間早め、何とか間に合ったといったところです。所沢の航空記念公園には日本庭園があって、たくさんの花木が池の周りに配置されているのですが、いつもはソメイヨシノに少し遅れて開花するはずの枝垂桜なども同時に咲いていました。

本号では、2013年度の事業計画の概要をお知らせいたします。

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2013年度は、法人全体で策定した中期事業計画を基本にしながら、当センターとしての特徴をより鮮明にしていく方向で、以下の事業を実施します。

① 就労継続支援B型事業(定員80名)

障害者優先調達推進法が制定され、また新政権の経済対策への期待感もありますが、通常の取引にはその効果はまだまだでてきていません。就労支援事業の売上高は、メールサービス事業を中心に前年度実績を何とか維持していますが、宅配便などによる発送作業が増加しているため荷造配送費が大幅に増加しつつあり、利用者の工賃の原資となる加工高が残りにくい状況となっています。差益管理をしっかり行うと共に、宛名出力部門の強化により前工程を短縮し、手作業部門に時間配分ができるよう工夫をすることなどを通じて加工高確保に努めます。

防災事業(物品販売)事業は、前年度より新たに東北の被災地施設の商品の仕入れ販売を行っていますが、なかなか販売実績が伸びない状況があります。利用者にとっては貴重な接客の機会となっているので、取扱う品目を増やすなどの工夫を行いながら継続します。

施設外作業については、前年度をもってコープ東京の業務契約が終了したことに伴う影響が考えられるので、それを補うため近隣での清掃作業受託などに力を入れて取組むこととします。前年度に引続き、葛飾福祉工場の八潮配送センターの清掃業務、高齢者施設でのベッドメイク作業、ヤマトメール便のポスティング作業などを継続して受託する方向です。

② 就労移行支援事業(定員15名)

専門の就労支援チームがかかわることで就労実績が増えてきています。一方、就職した後体調不良などで再利用を始める利用者や、企業などが行う就労移行支援に利用変更を行ったが、サービス受給期間が終了し当事業所のB型に戻る利用者などが出てきており、個別支援もさらに多様な観点で行う必要が生じています。

単独では就労が困難な利用者でも、複数の利用者が役割分担しながら総合力で仕事ができるようチームを組んで事前訓練を実施し、可能な限りグループで雇用してもらえるよう支援するなど、方向性を持った支援が必要になっています。また採用する企業にとって有益な提案を行うことは、就労支援に欠かせない要素となっています。支援従業員が提案力を身につけることができるようスキルアップに取組みます。また各自治体の就労支援、相談機関との連携を密にし、協力して就労支援、定着支援を行うよう働きかけてゆきます。

③ コロニー障害者計画相談支援室(指定特定相談支援事業)の開始

2013年度より、障害者総合支援法(2013年4月1日施行)に基づく、計画相談事業を開始します。この事業は、障害者が自立した日常生活または社会生活を営むことができるよう、面接などを通じて利用者の心身の状況やそのおかれている環境などを把握し、サービス利用者の選択に基づき、適切に福祉サービス等を受けるための計画を作り、実施状況を定期的に把握(モニタリング)しながら支援するというものです。

実施場所はコロニー東村山(コロニー印刷)、必要な研修を終えた、国家資格を持つ相談支援専門員2名が対応することにしています。

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今年度も利用者の皆さんの利用目的に沿った支援が出来るよう事業運営に当たってゆきますので、よろしくお願いいたします。

2013年3月27日
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被災地商品販売会

3月9、10日とイオンモール武蔵村山店で被災地商品販売会がありました。
(主催:東京都セルプセンター)
トーコロ青葉ワークセンターからは3名の従業員が応援に駆けつけました。
商品は岩手県、宮城県、福島県の作業所などで作られている食料品がメインです。
イオンモールの入り口に場所を借りて商品を並べると
すぐに多くのお客様が立ち寄ってくれました。
岩手の手羽や宮城の油麩(あぶらふ)、福島のドレッシングなどが人気があり、
瞬く間に売り切れました。
しばらくすると、利用者さんや従業員も買いに来てくれました!
おかげさまで仕入れた商品は完売!
あの震災から2年が経過、東京に住んでいると
震災の影響を感じることは少なくなりましたが、
被災地ではまだまだ復興の真っ最中だと思います。
これからも息の長い支援を続けていければと思いました。
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(K.T)