コロニー東村山

ぎんなん、採れました~!

 

勝手に業務係より_第4弾!

1階の総務入口前に、ときどき「ぎんなんの袋詰め」が置いてあったのをご存じですか? 一袋100円で販売されていたこの「ぎんなん」。実は、コロニー東村山のそばに堂々と立っている銀杏の木から採れたものです。

そして、道に落ちた「ぎんなん」をせっせと拾い、外側の臭い皮をむき(^_^;)、洗って干して、割れた実を除いて選別し、袋詰めにするという一連の工程(笑)に、なんと、我らが業務係の利用者さんもおおいに活躍してくれました。

それにしても、1本の木からかなりの量の「ぎんなん」が採れることに驚きです。拾っても拾っても、次から次へと採れる「ぎんなん」。今年、初めての試みだったようですが、「コロニー東村山ブランド(?)ぎんなん」のお味はいかがでしたか? ご賞味いただけたでしょうか?

あ、そういえば…

毎年、「ぎんなん」の季節になると、ご近所の皆さまが拾いに来ている姿をお見かけしました。聞くところによると、けっこう楽しみにされているとか…

今年は申し訳なかったですね…

SN3N0078

関東健康福祉ティーボール大会に
参加して…

 
この度、関東健康福祉ティーボールオープン大会に参加してきました!

ティーボールと聞くと皆さん「ティーボールってどんなスポーツ?」と思う方が多いかと思います。かくいう私も説明を受けるまでは同じでした(笑)。

teeball_2012-01野球にとても近いルールなのですが、大きく違う点が二つあります。

「ピッチャーが投げた球を打つのではなく、ティーに置いた球を打つ」という点と「打者は一回で必ず一巡する」という点です。(細かい違いは他にもあるのですが割愛させていただきます。)

公平に打順が回り、必ずバットにボールが当たるので、より身近で誰もが楽しめるスポーツになっています。

さて、肝心の試合結果ですが、残念ながら本選は一回戦で敗退…(泣)。しかし、リベンジとばかりに次の試合ではわがコロニー打線が大爆発!! 大差をつけて圧勝し、一勝一敗で大会の幕を閉じることができました。

チームメイトのプレーに皆で喜んだり、悔しがったり。皆さんとても充実した時間を過ごされていたようでした。私もこんなにはしゃいだのは久しぶりで、とても楽しかったです! 参加された皆さん、お疲れ様でした~!

teeball_2012-02

次は優勝するぞーっo(^o^)o

(K.F.)

アンジェラ・アキ作曲「手紙~拝啓 十五の君へ~」かっこよかったぜー!

 
2012_fukusinotudoi-01昨年(2012年)12月7~9日の3日間で行われた「東村山市第29回福祉のつどい」の最終日、9日(日)のコンサートに登場したのはコロニー東村山のS.K.さん。福祉のつどいへの出演は今年が初めてです。昨年まではお兄さんのK.K.さんが毎年ピアノ演奏で出演し、その成長ぶりを来場の皆様に披露していましたが、今回は弟さんが満を持しての登場です。こちらもピアノ演奏です。S.K.さんも付き添っているお母さんも少し緊張気味でしたが、コンサート演目5番目にいよいよ登場です。壇上でお客様にきちんとお辞儀をしてから鍵盤に向かい、いよいよ演奏開始です。曲はアンジェラ・アキ「手紙~拝啓 十五の君へ~」です。

2008年にNHKのみんなのうたで放送され大ヒットになった曲で、耳慣れたイントロが聞こえてきました。思わず口ずさみたくなるような、流れるような指の動きで曲が奏でられていきます。途中でテンポが変わるところでちょっとしたミスがありましたが、本人はいたって冷静で途切れることなくうまく演奏できました。

2012_fukusinotudoi-02演奏が終わって一礼してもまだ少し緊張が残っていましたが、会場いっぱいの拍手で少しほっとした様子で、とてもいい笑顔でした。お兄さんに負けずとも劣らずとても素晴らしい演奏でした。楽しい演奏をいつまでも続けて下さい。

(S.H.)

新年 明けましておめでとうございます

 

2013.01.01
事業所長 武者明彦

年末に行われた今回の衆院解散・総選挙では、自民、公明両党が定数の3分の2を超える325議席を獲得し、復権を果たしました。緊張の度合いが高まっている外交問題、日本のエネルギーの将来を左右する原発問題、新しい政権にはいくつもの決断が迫られます。決められない政治も困ったものですが、圧倒的な数に頼った強行的な政治には国や時代を問わず嫌悪を覚えます。将来を託すに足る信頼感のある政権であってほしいものです。

厚生労働省が毎年行っている障害者の雇用実態調査(2010年)によると、民間企業(法定雇用率1.8%)の実雇用率は1.68%(34万3000人)であり、雇用率、雇用者数共に過去最高となりました。公的機関の法定雇用率はもう少し高めなのですが、国、都道府県、市町村などの実雇用率も前年を上回っています。しかし法定雇用率を達成した企業の割合は47.0%にとどまっていて、半数以上の企業が雇用率未達成という問題があります。

来年度から障害者の法定雇用率が2%に引き上げられることも背景にあるのでしょうが、このところ企業、特に大手企業の人事部門の責任者や特例子会社の責任者とお会いする機会が増えてきており、企業の障害者の雇用意欲が高まっているようにも思います。ここは大きなチャンスですので、私たち障害者の就労支援を行う事業者としても、採用企業の開拓や職域切り出しの提案など、積極的な就労支援を展開する必要があります。

一方、総務省統計局の調査によると、非正規雇用者数は年々増加しており、雇用者全体に占める非正規雇用者の比率は、2000年には26.1%だったのが、2006年には33.0%と大幅に増えました。今や働いている人の3人に1人が非正規雇用となってしまったのです。働く女性の半数以上が非正規雇用というデータもあります。現在その状況はさらに進んでいるものと思われます。こうした背景もあって、年収200万円未満の労働者が2006年には1000万人を突破してしまいました。日本の労働者の5人に1人が年収200万円未満の生活を強いられているのです。特に若年層にワーキングプアがどんどん増加していていることは深刻な社会問題です。

障害者の場合はさらに深刻です。昨年公表された、障害者施設の全国組織である「きょうされん」の全国調査では、就労支援施設などで障害福祉サービスを利用している障害者の98.9%が、障害手当などの公的支援を含めても年収200万円以下のワーキングプアと呼ばれる生活水準にとどまっていることがわかりました。なかでも年収100万円以下が半数以上を占める状況で、厳しい障害者の生活環境がデータで裏付けられました。
この調査では、障害者の家族構成にも踏み込んでおり、それによると、親やきょうだいと同居が75.0%であり、障害者の多くが十分な収入を得られず、家族に依存して生活している状況にあることがわかりました。

また、企業などが行う障害者雇用の条件のほとんどが、非正規や期限付き雇用である実態を考えると、雇用されている障害者の生活環境も相当に厳しいものであることが推察されます。企業などが法定雇用率をクリアするため、事業状況に応じて切りやすい非正規で障害者を雇っているとすれば、障害者雇用が進んでいるというデータがあったとしても素直に喜ぶことはできません。有期限雇用や短時間のパートやアルバイトなどの非正規雇用では、将来を思い描くことはおろか、給与だけで生活ベースを組み立てることすらきわめて困難です。多くの働く障害者が、厳しい地域生活を強いられ、働きながらも家族の支援を受ける生活となっている可能性が高いと思います。

「ディーセント・ワーク」というキーワードがあります。直訳すると、「ちゃんとした仕事」、「まともな仕事」となり、一般的にはこれをもう少し意訳して、「人間らしいやりがいのある仕事」と、邦訳されることが多いと思います。この言葉を最初に提唱したILOの事務局長フアン・ソマビア氏は、ディーセント・ワークを、「これは子どもに教育を受けさせ、家族を扶養することができ、30年~35年ぐらい働いたら、老後の生活を営めるだけの年金などがもらえるような労働のことです」と説明しています。

景気対策とあわせて、雇用対策は、新政権にとっても避けて通ることができない大きな政策課題となっています。「ディーセント・ワーク」は非正規雇用が進む日本において、今となっては非常に困難とも思えますが、障害者を例外とはしない、すべての雇用において掲げるべきスローガンであると思います。

本年も昨年同様、よろしくお願い申し上げます。


第23話 映画館の席

 
コロニー東村山で働いている人々の、職場では見せることのない本当の姿が見える(?)、投稿コーナー「ここだけの話ですが…」。さて今回は、映画館の話。経験がある人も多いかも…

……………………………………………………………………………………………

だいぶ前の話なんだけど…

上映期間終了ぎりぎり、もうやってないんじゃないのというくらいの遅い日に、どうしても見たかった「ダークナイト・ライジング」を、わざわざお台場まで行って観てきた。

さすがにシアター内はガラガラ。一番観やすい席をゲット!…とはならず。それは私が車いすユーザーのため、各シアターに数席分設置されてる車いす用スペースしか選択肢がなく、しかもそのスペースが最前列に設置されていた。

最前列というのがどういう状態かというのは、みなさん想像がつく思うけど、スクリーンが近いなんてもんじゃないくらい近く、見上げる感じになるため相当首が痛くなる。最初は大丈夫だなと思ったけど、そのうちじっとしていられなくなり、身体が左右に揺れだす。すぐ後ろには人がいないからまだいいけど…。

映画自体はとても面白かったような気がする(たぶん…)。最後に一番悪いやつが解るんだけど、こいつがいつ登場したヤツなのか、終わってからいっしょに行ったA.O.さんに聞かないと解らなかった。もしかしたら、あっちこっちの場面がふっとんでるのかも…

劇場のサイトで、事前に席は調べていたので、こうなることはわかってはいたんだけど、それでもちょっと辛かった。とても観やすいシアターもあるから、たぶん映画館の構造上の問題になってくるのだろうけど、せめて最前列ではなくもう少し後ろで観れるとありがたい。そう思っている車いすユーザーは少なくないと思う。

既に完成している形状を変えろ、というのは難しいだろうけど、何とか考えてもらえないだろうか。

教訓:無理はやっぱり無理だった。

(K.I.)


第22話 ファイター「とうちゃん」の独り言
       ファイティングラッシュ編

 
コロニー東村山で働いている人々の、職場では見せることのない本当の姿が見える(?)、投稿コーナー「ここだけの話ですが…」。さて今回は、とてもハードそうです。でもなんだか楽しそうな感じも…

……………………………………………………………………………………………

私は、近所のフィットネスクラブ(ジム)に通っています。ジムにはエアロビクス、ヨガ、ダンス、バレエ、ピラティス、スイミング、筋トレ、調整系等のレッスンがあり、レベルも初、中、上級クラスがあります。

イントラさんはこんな感じ(イメージです)

私の好みのレッスンは格闘技系ですが、その中でも特にお気に入りが、「ファイティングラッシュ45」というレッスンです。これはスタジオの中で、インストラクターの掛け声や音楽にあわせて30~40人が、空手・ボクシング・ムエタイ・マーシャルアーツ・のパートを45分間動き回る、エクササイズレッスンです(実際には戦いませんよ~、休憩もあるよ~)。

スタジオのガラス越しに見ていたころは、なんだかとてもおもしろそうな感じでしたが、いざ 参加してみるとこれが大変!で、全然動けないんですよ!!ほんとに。「こんな動きが、なぜ出来ないんだろう?どうやって動くのだろう!?」ってね。その当時は、あたふたして大汗をかいていました。それでも出続けると徐々に動きを覚えていくものですね。

初めは、スタジオの一番後ろで参加していたのですが、イントラさんの近くで振りをもっと良く見て、覚えたくなりましてね。参加人数が30人を超えてくると6列位になりますが、5列目、4列目と徐々に前へ、半年後位には、最前列か2列目のレギュラーポジションに、進出していくようになりました(ちょっと大袈裟)。

このコリオ(振付)は、3か月に1度更新されます。通常時でも時間前に並ぶ人気のレッスンなのですが、更新直後は、早く覚えたいと、多くのファイティングファンが、並びます(私もその中の一人ですが…)。毎回参加しているメンバーとも顔見知りになり、ジム友、ファイティング仲間が増えていきます。年齢性別はほとんど関係ないですね。

2か月もすると、みんなも動きを覚え慣れてきます。そうするとキックやパンチのタイミングで、掛け声が出てくるし、汗だくになるほど「キツイ」ですが、スタジオに一体感が生まれ、ストレス発散には最高のレッスンです。

今回はその振りを少し紹介します。F1、空手パートです。ノーマルスタイルでの動き、これをサウスポースタイルでも行ないます。

右のイラストはファイティングラッシュ愛好家の人が、いつも更新されると描いてくれるものです。この動きのコンビネーションを少しずつ作り上げて行き、最後に3回続けて行い1パートが終了、これを4パート行い、最後5パート目は1~4パートを連続で2回行ってすべてが完成し終了します。(ふぅ~)

またジム通いが続くと、ウエアやシューズ等が増えて、どれにしようか少し迷います。(こだわりすぎ)

ウェア類(上)(写真上)
下の列はこだわり小物アイテム。
左からラン、スポーツ用靴下。
右の2つは筋トレ用グローブ。
特に左がお気に入り。

ウェア類(下)(写真中)

ジムで最近使うシューズ。(写真下)
左2足がラン専用(格闘技にも使用)。
右上オールマイティ、格闘技、エアロ、ステップに使用。
右下は筋トレ、ボクシングエクササイズに使用。

充実したファイティングの後の、サウナそして家に帰ってからのビールは最高!です。1日の疲れや、いやなことが吹っ飛びますね。このためにファイティングやってるみたいな…。でも飲みすぎには注意です。(ハイ)

このレッスンは週2回で、ウィークデーは夜の1回のみ、今日がその日。お気に入りイントラさんでのファイティングの日。仕事は明日にして、早く帰らなくては、

では、
ファイター「とうちゃん」
行ってきます。

(S.K.)

今年も参加します!
関東健康福祉ティーボール大会!

 
12月8日(土)に昨年と同じ早稲田大学所沢キャンパスにて、関東健康福祉ティーボール大会が開催されます。

今回で14回目を数えますが、コロニー東村山チームはほぼ毎年出場している大会です。過去には優勝、準優勝なども経験していますが、残念ながら…ここ数年は低迷の一途をたどっていまして、昨年は初戦勝利も逃してしまいました(涙…)

今年こそ初戦勝利、
いや、もっとデっかく(優勝!!)


が目標です。でも勝ち負けは別にして、日頃の運動不足解消に毎年楽しんでいます。

ティーボールはピッチャーがいないのが特徴で、バッターの前に立てた「ティー」の上に柔らかいボールを置き、そのボールをバッターが打ちますので、野球等の経験がない方でもすぐに参加できます。1チーム10~15人でエキストラヒッター(打つだけの人)もOKです。

当日は季節柄グラウンドも冷え込むと思いますが、そんな寒さも吹き飛ぶ程に楽しくプレイできればと思います。それから体を動かすので(ダイエット効果もあり???)かも…^^

(H.W.)

東村山市第29回福祉のつどい
まもなく開催!

東村山市では毎年障害者週間にあわせ、「福祉のつどい」を行なっています。今年は12月7日(金)より9日(日)まで、東村山駅に隣接する市民ステーション 「サンパルネ」で開催されます。会場はコンベンションホールおよび連絡通路です。皆さん是非お立ち寄りください。

「コロニー東村山」からはS.K.さんが9日(日)13:00~15:30のコンサートにピアノ演奏で参加されます。日ごろの練習の成果を是非ご覧ください。

第11回キラキラっとアートコンクール

 

キラキラっとアートコンクール

キラキラっとアートコンクール

「障がいのある子どもたちのきらめき溢れる才能とその可能性を応援したい」との”三菱地所株式会社さん”の想いと「才能に障がいはない」を合言葉に我が国初の障がい者アートライブラリーを運営する社会福祉法人東京コロニー”アートビリティ”、児童絵画のデータベースを運営する”こどものエコム”の主旨がひとつとなったキラキラっとアートコンクールです。

毎年、全国からたくさんの作品が集まり、第11回目となる今年は過去最高の、1,764作品の応募が集まりました。

第1回から第11回のすべての応募作品は、インターネット上から閲覧することがでます。
作品はこちらからご覧ください

ご応募いただいたすべての作品は審査会を経て、50作品の優秀賞が選定されます。インターネット上でご覧頂いた際に、優秀賞50作品の中から「あなたの”キラキラな作品”」を一点お選びいただきメッセージをお寄せください。
期間:2012年11月1日から2013年1月31日
こちらからご覧ください

優秀賞50作品の原画を「優秀賞作品展」として、展示しています。
期間:2012年10月26日(金)から2013年2月24日(日)の間、全国6会場にて開催されます。
これからの開催日程
 札幌:2012年12月14日から2012年12月16日
 福岡:2013年1月6日から2013年1月8日
 仙台:2013年1月25日から2013年1月27日
 東京:2013年2月22日から2013年2月24日
詳細は、こちらから

主催: 三菱地所株式会社
後援: 文部科学省・全国特別支援学校長会
協力: PUDDLE・社会福祉法人東京コロニー アートビリティ