コロニー東村山


第11話 心はバリアフリーですから…

 
忘れる事ができない思い出話をひとつ…

静岡県吉奈温泉に、毎年行っていた素敵な温泉旅館がありました。客室は離れが3棟のみという小規模な旅館でした。

この旅館との出会いは、「部屋に温泉がついていて、源泉掛け流しで、食事は部屋で食べられて…」というとても贅沢な条件で温泉旅館を探していたときにめぐりあった旅館でした。

電話にて車いす利用であることや、設備のことなど細かく聞いてもきちんと対応してくれました。

部屋は特にバリアフリーを意識した設計ではないけれど、トイレは使いやすいスペースや配置であったり、部屋付きの温泉もちょっと頑張れば入ることができました。

この旅館に毎年行きたいと思えたのは、設備等の使いやすさ、希望条件をクリアしているというだけではなく、とにかくご主人・若女将の対応が暖かったからです。

この先あと何回この旅館に行けるんだろう、なんてことを考えていたら…突然旅館から「営業終了します」との連絡が。

ショックでした…

もう今では思い出の中だけの旅館になってしまいましたが、ご主人が言ってくれた「心はバリアフリーですから…」の言葉、忘れません。

(H.I.)


第10話 半世紀を生き、少々気になること…

 
夜の付き合いやおいしい食事が、人生最大の楽しみ…。そう考える人は、自分だけではないと思います(少数派かな?)。

しかし、そんな贅沢により気分が良かったり、心が満たされたとしても体にとっては良いことばかりではない。特に人間の健康を司る「肝臓」にとっては、晩酌やタバコ、高カロリーの食事など(が大好きな自分がいます。)が、害になる場合もあります。(※父が肝臓癌64才で亡くなる。)

肝臓と聞いて真っ先に思い付くのは、アルコールの分解。しかし、聞くところによると肝臓の仕事はそれだけではないとの事。たとえば、エネルギーの代謝、有害物質の排出、コレステロールの合成など、まだまだ沢山の働きがあると言うのです。20代のころ聞いた「肝必要の肝臓」、人間にとっては心臓と並ぶ重要な器官だそうです。

肝臓とは、他の器官よりとても我慢強く、病に侵されたとしても弱音を吐かず黙々と仕事をこなすそうです。まるで○○さんのようです。肝臓の健康状態を示す数値、これらが正常値を超えていれば深刻な肝臓障害が発症していてもおかしくないそうです。しかし肝臓のトラブルでもっとも怖いのは、数値が上がっても表面的には何も変化が見られないことです。自分は「体調は問題ないから大丈夫」と放置して不摂生を続けた結果、状態を悪化させてしまう人も沢山いるそうです。

これを「沈黙の肝臓」と言うそうです。

皆さん、健康管理をしっかり行い、楽しい生活を送りましょう。

(A.C.)

明日も負けるな営業マン

 
お客様からの電話にて

「はいッ、コロニー印刷の○○です。明日ですか? あッ申し訳ございません、明日は予定がございまして。」
「明後日ですか? あッ重ねて申し訳ございません、明後日もちょっと…」
「はい…来週の月曜日13時ですか? …あ、あのう、誠に申し上げにくいのですが、その時間は難しく、午前中なら伺えるのですが…」

「じゃあ、いいや」ブチッ

ご希望に応えられず申し訳ございません。…少し時間をおいてから電話して謝っておきます。

●出演●
営業マンM

次回予告(時期未定)
「週明けも負けるな営業マン」
お楽しみに!


第9話 心のふるさと

両親はいないけど帰省し、ふるさと(現在は家の裏にあった川もたんぼもない)の地を踏みしめ、子どもの頃、春は裏の川でしじみとりをしたり蓮華草いっぱいのたんぼでおにごっこや首飾りを作って遊んだことや、夏はプールなどない時代なので川で泳いで溺れそうになったこと、冬はつららが下がっていた事を想いだします。

見渡すかぎりたんぼだけの所で、新鮮な空気を思う存分吸い込み癒されていた私のふるさとが「心のふるさと」だけとなってしまいました。

震災で家や仕事を失った人、原発事故で住む家がありながら住めない、家族がばらばらで生活している人のニュースを聞くたびに胸が痛くなる思いをしています。立場は違うけど今の自分の心模様と重なりあう今日この頃です。

♪ はーるよこい はーやくこい ♪

(Y.Y.)

おはよう

 
コロニーまで車通勤しているいつもと同じ朝。自分の駐車スペースまで行く途中、ふと前方を見ると、新館入口の所にNさんが立っていました。


Nさんから車の中が見えているのか、わからなかったけれど、「おはよう」と言いながら手を振ってみたら、Nさんがにっこりしながら手を振り返してくれました。

どうということのない些細な出来事…
日常にありふれている挨拶の場面…

なのかもしれませんが、そんな些細な出来事のお陰で、今日一日の良いスタートが切れそうです。

明日も居てくれるかな…


第8話 男子ごはんのすすめ_後編

 
一服タイムも終わり、後半戦スタートです。(写真上にてクリックすると大きな画像が見られます)

さて、いよいよ前半戦で作った中身を、餃子の皮で包む作業に取り掛かります。皮の周り一周に水を指で付けて、二つに折り、ヒダを付けやっと餃子の形になりました。大小さまざまな、ふぞろいの餃子たちの出来上がり。記載の材料で作ると50個位出来上がります。

いよいよ、焼きに入ります。フライパンにゴマ油をひき、餃子を並べていきます。このときに餃子をフライパンに押し付けるようにして並べると、カリカリになる面積がアップして美味しくなるそうです。羽付き餃子にする為に薄力粉(大さじ2)を2カップの水に溶かしフライパンに注ぎ、ふたをして蒸し焼きにします。

 

あれ!?焼いているうちになんか焦げ臭いような臭いがしてきたぞ。急いで火を止めたが時すでに遅し。フライパンに皿をかぶせ、ひっくり返して焼き面を見ると…見事に焦げてしまいました。う~ん…火加減が難しい。

まあちょっと見かけは悪いけど、まずは味見。カリカリに焼けて㊙調味料の味噌も入れたので、コクがあってなかなかの美味です。

ということで…まだ昼なんですが餃子をつまみにビールでカンパーイ ( ^ ^ )/□

アツアツ餃子とビール、最高ー♪。


今回は餃子に初挑戦しましたが、今度は何を作ろうかな。普段あまり料理をしない男子の皆さんも挑戦してみたらどうですか?自分で作った料理で1杯、最高ですよ!

(F.N.)


第7話 男子ごはんのすすめ_前編

 
テレビ東京で日曜日の午前11時25分から放送されている「太一×ケンタロウ 男子ごはん」と言う番組を知っていますか?

国分太一と料理研究家のケンタロウが二人で料理する男子向けの料理番組です。普段、料理をしない自分もこの番組を見るとなぜか料理をしたくなるのです。今回は番組内で作っていた

「㊙調味料入りニラの焼き餃子」


に挑戦!ということで、近くのスーパーで材料調達。このところの天候のせいで野菜がメチャ高いです。それでは元気よくスタート!(写真上にてクリックすると大きな画像が見られます)

キャベツ(1/4)をみじん切りしてさっと茹で、ざるにあげた後に手で水分をぎゅっと絞り出します。こうすることにより後々調理したときに水分が出にくくなるそうです。

  

そしてニラ(1束)を5ミリ位の長さで切ります。次にザーサイ(30g)をきざみ、水に入れて塩抜きをします。

 

と簡単に書きました、がみじん切りも形がバラバラで悪戦苦闘。

すべてをボールに入れ、豚挽肉(150g)、ニンニクすりおろし(好みにより適量)、オイスターソース(小さじ1弱)、ごま油(小さじ1)、こしょう(適量)。そして今回の㊙調味料味料「味噌」(小さじ2)を入れひたすら混ぜます。さぁー、どんな味になるか楽しみです。混ぜていくうちに粘り気が増し、これで餃子の中身完成。

フゥー…ここでちょっと一服
,(^ .^)y-~~~…
そして後編に続く…

(F.N.)

今日も負けるな営業マン

 
とあるお客様に「この様な仕様の本を作りたいんだけど…」との相談を受けて、提案やアドバイス等をしてから半年くらい過ぎた頃、その本が出来上がっていたりすることがあります。

「あれっ?うち見積競争に呼ばれていたっけ?」
「いやっ!呼ばれてないぞ?」
「なんで?」

いえいえ、こんなことは日常茶飯事なのです。コロニー東村山の営業メンバーは皆、人が良いからお客様も相談しやすいのでしょう。

私たちの事業はお客様あってこそ、いつもお世話になっている身、ここは笑顔で

「今度は呼んでくださいね!」

と言いつつも心はそれなりに落ち込んでいることもあったりします。

「よしっ、飲み行くか。」

 
●出演●
営業マンM

次回予告(時期未定)
「明日も負けるな営業マン」
お楽しみに!


第6話 すれ違う人

 
私は毎朝通勤をするのに新秋津駅で下車した後、コロニーまで歩いてきています。毎日同じ時間同じ道を歩いているため、やはり同様に同じ時間同じ道を新秋津駅に向かう人とすれ違います。同じ地点で同じ人とすれ違うことも多いので、その人その人の顔や見た目の特徴もインプットしてしまいます^^

・携帯音楽プレーヤーをいつも首からさげて音楽を聴きながら、
  ポケットに手を入れつつ難しい表情でスタスタと歩いてくる中年のサラリーマン
・力の抜けた表情でひょこひょこと歩いてくる男性
・にこやかな顔で、しかし必要以上に気合いを入れて自転車をこいで猛スピードで突進するオバチャン
などなど、特徴にインパクトのある人は印象に残ります。

ということは…

逆にそんなすれ違う人も私を見て何かしら思っているはず。

すれ違う人の目からは自分はどう写っているんだろう?


(何か変なヤツ)とか思われていないだろうか(笑)? 時々ふとそんなことを考えたりします。

見た目や動作はお互い毎日のように認識しているけど、言葉を交わす事も無く、相手の名前や年齢などはたぶんずっと分からない不思議な関係。同じ時間、同じ道ですれ違う人というのも考えてみれば凄い確率だし、これも何かの縁かなと思ったりします。

こんな感じですが、すれ違う人の人間観察も何か面白いです(^^)

(H.W.)