【コロニー印刷とティーボール】
その1 今年の大会は……

例年この時期は早稲田大学所沢野球場で開催される「関東健康福祉ティーボールオープン大会」に参加していて、戦績や大会での出来事などの報告をさせていただいているのですが、残念ながら今年は新型コロナウイルスの影響で当大会が中止となってしまいました(涙……)

そこで、今回はこの場を借りて、ティーボールとは何か? および、コロニーとティーボールとのかかわりについて、2回に分けて記事を掲載したいと思います。第1回目はティーボールの概要についてです。

みなさんティーボールというスポーツをご存知ですか?

●ティーボールの歴史と特徴
ティーボールの歴史は比較的浅く、今から32年前の1988年に、国際野球連盟(IBA)と国際ソフトボール連盟(ISF)が協力して、野球やソフトボールの入門期の子供達のために、より早いうちから野球とソフトボールの楽しさを理解してもらおうと、「アメリカ式Teeball」として考案され誕生した競技です。これを受け、ティーボールはアメリカやカナダの子供達の間で普及していきました。

日本では1993年にアメリカのルールを参考に日本式ルールが考案され、「日本式」のティーボールとして完成し、日本ティーボール協会が発足しました。

老若男女問わず
“いつでも どこでも 誰でも、楽しくプレイできる”
野球型スポーツとして、小学生を中心に加速的に普及していきました。

高齢の方や障害のある方(車イスの方も含め)も、走塁が困難な場合は他の方に代走をしてもらうことも可能なので一緒に楽しむことができます。

障害のある人ない人、誰でも楽しくプレイできるのがティーボールです

●ティーボールのルール
野球に似たスポーツですが、野球とルールや形態が異なります。

ルール内容は細かくはいろいろありますが、私達が例年プレイしているティーボールではざっと以下のような違いがあります。

  • 打者は、バッターの手前に置かれているバッティングティー上の静止したボールを打つ。よってピッチャーがいない
  • バッティングティーにボールを載せたところ

    バッティングティーに置かれたボールをバットで打ちます

  • 1チームは10名~15名で編成。うち守備は10名とし、残りの人は打つだけの選手となる。両チームの選手の数は同じでなければならなく、両チームで人数が異なる場合は数の少ない方のチームに合わせる。同意があれば、同じ人が2回打ち、人数を合わせることもある
  • 守備についたコロニーチーム(2019年の大会)

  • 攻守交代はスリーアウトではなく、チームの全打者が打ち終えた後
  • 2イニング制

などなど。

コロニーでもレクリエーションの一環としてティーボールをいち早く取り入れて、大会等に参加してきました。それでは、次回は戦績など、コロニー印刷とティーボールとのかかわりについて書いてみたいと思います。どうぞお楽しみにお待ち下さい。

(H.W)