デジタル化講習会

現在、2024年11月1日から資料デジタル化について学ぶための講習会を行っています。期間は3カ月で、全国から5カ所の拠点、計13名が参加しています。今回は、講習に参加している拠点の紹介や受講者の意気込みを紹介したいと思います。

社会福祉法人青森県コロニー協会

拠点の紹介:
青森コロニーでは印刷事業、クリーニング事業のほかいくつかの事業を行っております。やや八甲田に近く雪深い地域ですが、身体にハンデのある方と職員が一丸となって元気に社会貢献しています。

講習会への意気込み:
新規事業として電子化に参入を考えてから2年以上経過しており、その間に資格取得や情報収集に努めてきました。その下準備で臨んだ研修ではありますが、やはり厳しい品質基準や管理ルールに身が引き締まる思いです。それでもやはり、青森の身体にハンデのある方の仕事づくりのため精一杯頑張りたいと考えています。

 

NPO法人大阪精神障害者就労支援ネットワーク(JSN)

拠点の紹介:
大阪精神障害者就労支援ネットワークは「働きたい」と望む精神障害者の方の就労を支援するため、精神科クリニックの医師が中心となって2007年に設立したNPO法人です。当時は精神障害者の方が働くことに対して懐疑的な意見もありましたが、丁寧な支援を心掛け、就労実績を積み重ねてきました。
現在では、就労移行支援を主とする事業所を大阪府下に4カ所と東京都に1カ所、そして大阪北部の茨木市に就労継続支援A型事業所「アクアクララ北大阪」があります。
これまでA型事業所では「ウォーターボトルの配送」とギフト事業で就労経験を積み、就職を目指してきましたが、より安定した就労の場・支援の場となるよう、新たに「デジタル化事業」に取り組むことになりました。

講習会への意気込み:
これまでA型事業所で行ってきた事業とは全く違う「デジタル化事業」への挑戦には、正直不安もあります。その一方で、丁寧に指導してくださる講師の方々の熱意や共に学ぶ受講生との交流は良い刺激となり、学びへの意欲を高めてくれます。3カ月という限られた期間ですが、多くのことを吸収し、現場実習等での実践を重ねることで、実りの多い講習になると思います。
次年度からの事業開始に向け、自信を持って確実な技術と手順を習得できるよう頑張ります。よろしくお願いします!

 

社会福祉法人東京コロニー東京都大田福祉工場

拠点の紹介:
東京都大田福祉工場は、コロニー東村山と同じく東京コロニーに所属する印刷工場です。
障がいのある方も健常者もともに手を取りあって働き、官公需を中心に書籍・パンフレット・帳票等、多種多様な印刷物の作成、軽作業や地域清掃などに取り組んでおります。

講習会への意気込み:
デジタル化が急速に進んでいる現代においてDX社会に対応した事業は印刷業を主軸としてきた我々にとって、新たな顧客ニーズに応えられる体制を得る絶好の機会だと感じています。
今後様々にデジタル化が進む世の中の需要にも応えられるよう、講習会を通じて新たな知識、技術を学び、活かしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

社会福祉法人北九州手をつなぐ育成会インクルとばた

拠点の紹介:
インクルとばたは「障害のある方を対象としたデジタル化事業の実現」「就労継続支援B型の工賃向上」「就労継続支援B型からの一般就労」を目的に、令和5年度よりデジタル化事業をスタートしました。
令和6年度は、福岡県立図書館のデジタル化を中心に、福岡県庁のマイクロフィルム、行政資料のデジタル化にも取り組んでいます。

講習会への意気込み:
疑問に思うことは積極的に質問するとともに、一緒に講習を受ける方と認識合わせをして知識を補完していきます。併せて、せっかく東京に来たのでデジタル化事業係のMさんおすすめのラーメンを食べたいと考えています。

 

社会福祉法人ひなの家

拠点の紹介:
しょうがいがあっても、介護を必要としても、住み慣れた地域で自立した自分らしい生活が出来るようにと、働く・暮らす・生きがいを総合的に支援することで共生社会の実現を目指す就労訓練と生活介護の施設です。

講習会への意気込み:
デジタル化事業講習に参加させていただきありがとうございます。重要な資料等を扱う事業で緊張しますが、この講習会でしっかり勉強させていただき、利用者さんの工賃向上、社会参加のためにも頑張ります。

 

短期間ではありますが、多くのことを吸収し来年度からの事業に活かしていただきたいと思います。一緒に頑張りましょう!