●ラーメン編●
さすがの辛いもの好きの私でも、まいりました。つい先日たべた担々麺(タンタンメン)です。(担々麺とは、中国四川省-麻婆豆腐の本場-のラーメンの一種でタンメン(湯麺)とは違います)日本にその四川料理を伝えた陳建民さんの味が忘れられず、メニューにあるとつい頼んでしまうのですが、その店も以前に入った時はなく、新メニューでした。店の名前はナイショです。店の宣伝になってもマズイので・・・
よくよくみると店の前に辛さの表があり、それによると一番辛い6段階目の「極辛」は「死す」でした。私の食べたのは3辛で「すごい辛い」でしたが一口で悶絶(ノックアウト)で、麺を完食したのはもちろん意地ですが、スープはレンゲ3、4口が限界。普段はおいしいのもありますが、まずくても「礼儀」とばかりに残さない(専門用語で「バウアー」という)のに。食べ終わって飲んだ水が「ちょう、あま!」。
うそのような本当の話らしいのですが、極辛はまだ作ったこともなく(5辛「痛い」以上は4辛「ものすごく辛い」を食べられた人に作るそうですが)、店長の頭の中にだけレシピがあるそうです。辛味の成分は唐辛子のカプサイシンではなく、たぶん山椒の一種の花椒(ファージャオ)で、大量に入っているためその真っ黒な色。出てきた時に見ただけで出た言葉は
「ひ!」
なんとも上には上があるものですが、みなさんも身体のことを考えてあまり辛いものは控えましょう。
ラーメンの道を究めようと(?)最低でも週1のペースで食べているのに(笑)、奥は深くてまだまだだあ!
まさかこの文章を読んで食べたくなった方はいらっしゃらないと思いますが、「どうしても」の方はこのブログの管理者に聞いて下さい。そっと教えておきました。
(H.N.)