コロニー東村山で働いている人々の、職場では見せることのない本当の姿が見える(?)、投稿コーナー「ここだけの話ですが…」。さて今回は、映画館の話。経験がある人も多いかも…
……………………………………………………………………………………………
だいぶ前の話なんだけど…
上映期間終了ぎりぎり、もうやってないんじゃないのというくらいの遅い日に、どうしても見たかった「ダークナイト・ライジング」を、わざわざお台場まで行って観てきた。
さすがにシアター内はガラガラ。一番観やすい席をゲット!…とはならず。それは私が車いすユーザーのため、各シアターに数席分設置されてる車いす用スペースしか選択肢がなく、しかもそのスペースが最前列に設置されていた。
最前列というのがどういう状態かというのは、みなさん想像がつく思うけど、スクリーンが近いなんてもんじゃないくらい近く、見上げる感じになるため相当首が痛くなる。最初は大丈夫だなと思ったけど、そのうちじっとしていられなくなり、身体が左右に揺れだす。すぐ後ろには人がいないからまだいいけど…。
映画自体はとても面白かったような気がする(たぶん…)。最後に一番悪いやつが解るんだけど、こいつがいつ登場したヤツなのか、終わってからいっしょに行ったA.O.さんに聞かないと解らなかった。もしかしたら、あっちこっちの場面がふっとんでるのかも…
劇場のサイトで、事前に席は調べていたので、こうなることはわかってはいたんだけど、それでもちょっと辛かった。とても観やすいシアターもあるから、たぶん映画館の構造上の問題になってくるのだろうけど、せめて最前列ではなくもう少し後ろで観れるとありがたい。そう思っている車いすユーザーは少なくないと思う。
既に完成している形状を変えろ、というのは難しいだろうけど、何とか考えてもらえないだろうか。
教訓:無理はやっぱり無理だった。
(K.I.)