サポート係の紹介をします。
3階のフロアで所員2人・利用者6人で①面付け、②点検、③内校、④スキャナー作業・画像調整、主に4つの作業を分担して仕事をしています。では、どんな仕事をしているのか作業内容を簡単に説明していきます。
①の面付けとは、本を作る場合、本のサイズによって1枚の印刷用紙の中に4面(表裏で8ページ分)、又は8面(表裏で16ページ分)をまとめて印刷します。1ページごとのデータを印刷用紙の中に入るようにパソコンの面付けソフトでデータを並び替え、印刷出来るようにするのが面付けの作業です。
②の点検とは、面付けしたデータをプリトアウトして、お客様に確認していただいたプリンター用紙(校正紙と言います)と見比べて間違いがないか確認します。お客様が印刷前に修正を入れる場合もあるので直っているかチェックします。3階フロアでの最終工程となり、点検が終わった後に刷版→印刷→製本という順番で作業は流れていきます。
③の内校とは、お客様に校正紙で内容を確認してもらう前に誤字、脱字、レイアウト等を確認する作業です。
④のスキャナー作業・画像調整とは、印刷物で使用する写真や図等をデータ化する作業です。スキャナーで写真、図や文章を読み込んでのデータ化や、お客様の写真データを加工します。例えば、暗い写真を明るく、色を鮮やかに等、様々なお客様の要望に答えなければいけません。フォトショップというソフトで作業しますが、使いこなせるようになると様々な画像の加工が出来る実に面白いソフトです。写真の仕上がり次第で印刷物の印象が変わるので腕の見せ所です。
以上が3階フロアでのサポート係の仕事内容です。
目で見て確認していくパソコンを使用しないアナログ的な仕事とパソコンを使って仕事をするデジタル的な仕事が混在しています。以前と比べると、手作業でやっていた仕事もパソコンでやれるようになり大変楽になりました。(パソコンのソフトの使い方を覚えるのは大変ですが…。)
仕事が集中して忙しい時も有りますが、一人に作業が片寄らないように皆で助け合って仕事をしています。興味がある仕事が一つでも有りましたら、3階で仕事をしていますので是非見学に来て下さい。
by n.f