昭和62年、コロニー東村山のすぐ近くの特別養護老人ホーム「松寿園」で大規模火災があり多くの人が亡くなられました。
その悲劇の後、行政は社会福祉施設等における防火安全対策を強化しました。
指導により当施設では、1年に6回避難訓練が行われます。
訓練火災の放送を聞いて、冷静に出火場所を確認、避難誘導班が職場のグループごとに避難経路へと誘導します。出火場所で逃げるルートが変わります。車椅子の方は屋上のライフタワーへ。避難時には、全員に配られているヘルメットを被りハンカチ等で口を覆います。集合場所で全員の安否確認のために点呼を行います。
寒い中ですが無事訓練が終わりました。
災害はいつ起こるかわかりません、障害のある方は取り残されることが多いです。
老人施設と同様に障害者施設には、とっさに動けない人や、放送を瞬時に判断できない人もいます。いざという時に対処できるように訓練の精度を上げていきたいと思います。