ゴールデンウィークが明け、さわやかな朝を迎えました。
さて、先週の調理をご紹介したいと思います。
チンジャオロース、中華スープ、ちくわと青菜煮、デザートは大判焼きです。
中華スープにはカニカマとネギときくらげを入れてみました。
色鮮やかで、歯ごたえもあって、とてもおいしくできました!
菜園ではいちごが実りました。
連休中にたっぷり日を浴びて赤くなっています。
収穫が待ち遠しいです♪
大抵は人に訪れる時間は平等で、一定している。意義深い一時間かつまらない一時間か、その人の努力と工夫に応じて変わる。毎日作業に追われながら、どうせ働くなら、目の前の人の1日がどうしたらより良いものになるか常に考える。何が出来るか…何をしてあげるか…何が残せるか…大抵は上手くいかないでとぼとぼ帰る。そしてまた明日も挑戦しよう!!の繰り返し。ここ仲町就労支援事業所では、ため息をつく現場を多く見る。彼らと会話する中で気付かされた。
親から「励ます」行為は応援すること…と教わってきたのですが、具体的な行動が今までは曖昧でした。
よく鬱患者に「頑張れ」 と言うな!なんてことを聞きます。けど頑張ってもらいたい!!元気になってもらいたい!!というジレンマに襲われます。ジーと話に耳を傾けていたら、自身も含め多くの方の癖が自己否定だった。自己肯定(自分を褒める)が少ないので、自身を好きになりきれない。
自身を褒められない人は他人も褒められない。
自身が嫌いな人は他人も好きになれず感謝ができない。
なにもかもに否定的な自身に嫌気がさす人が増える。
福祉て何だろう?
障害者や病人の自立を助ける働き…
究極のところ障害者、病人が自身で生きなおしたい!!
再生してみせる!!
と自身で決断しない限りは他人も力になれない。
ある利用者が朝から「辛い…」と口にした。「疲れた(;o;)」と。
私はその方から毎朝「元気!?」と聞かれるのが嬉しいんだ。
「元気だよ~(^∇^)」
何か有れど、この人が見ていてくれるのだから、元気であろう!!
とスイッチが入れられるから。
その人が朝から伏せている…
ハッとした。この人が自分自身を好きになれたら、この人は自信が持てる。自己嫌悪も薄れる…
そうか…誰もが自分を好きになりたいんだ。
自分が好きになれたら生活は素晴らしく温かなものに変わるであろう。
きっとそう。「励まし」てその人が自分自身を好きになるお手伝いをする事なんだろう…
仕事はそういう人と人が励ましあえる現場になれば良い。
K
冷たい雪の降る午後、プログラムで中野区立歴史民俗資料館に行って来ました。
桃の節句が近づいていることもあり、企画展示『おひなさま展』が開催されていました。
中野区内の江戸時代から昭和初期までの雛段飾りを中心に、さまざまな雛人形が40組ほど展示されており、戦禍を免れた人形たちを興味深く見学しました。
また、常設展示では中野の歴史について触れ、地元中野についての理解を深め、「うんちくが増えた!」との声も上がりました。
その他にも、特別展「むかしの暮らし展」が開催されており、仲町近くの「あぶまた味噌」さんで使われていた樽も展示されていました。
あいにくの天気で参加を見合わせたメンバーさんもいましたが、参加されたメンバーさんからは、「以前別の展示のポスターを見て気になっていましたが、場所がわかったので、また来れます」との感想を頂きました。
今後のプログラムについてどのような内容が良いか、意見を交わしながら帰途につきました。
9月24日から29日まで、被災地支援で陸前高田へ行ってきました。
「JDFいわて支援センター」を活動拠点とし、震災によって移動手段を絶たれた障害者や高齢者に対して、通院や買物などのために車で送迎をおこなうことが、主な支援内容です。
支援初日に、津波の被害にあった陸前高田の旧市街地を見せていただきました。道路と鉄筋の建物跡以外はなにもなく、ここに街があったとは想像しがたい風景が広がっていました。
愛する街を一瞬にして失う悲しみとはどんなものだろうかと派遣前に考えていましたが、送迎などで陸前高田のみなさんとふれあうと、意外にも明るい表情があふれていました。しかし、みなさんは気丈に振る舞われていましたが、震災で受けた傷は当然癒えていないだろうと察することができました。
ある方の「日々の生活は、なんとか立ち直ったが、将来への目標は失ったままだ」という一言が、とても印象に残りました。
今回派遣していただいたことで、私の中で、陸前高田は特別な街になりました。これからも陸前高田をはじめ、被災した地域のことを忘れないように、日々生活していきたいと思います。
北原
一緒くたにどんぐりの背比べと言われちゃあ捨て置けない話。もっとよおおく見てから言ってくれというものだ。
一つひとつ凝らして見るとなかなかどうして主張している。
大きさ、形や色、座りの良いもの傾いているもの、表皮の艶々感、触った感触など、なかにはオムツが取れない帽子をつけたものまでいろいろだ。それはまるで宮沢賢治の『どんぐりと山猫』のお話しのどんぐり同様に数が増えれば我も我もとうるさく主張し始める。
職能開発室の吉田さんからどんぐりに絵を描けないかという話をいただいたのが昨年秋、お付き合いのある前田建設工業さんの「全国MAEDAの森づくり」活動で集めたどんぐりに絵を描いてストラップにできないかという話です。
どんぐりにクマやラッコやフクロウの絵を描いて、その表情が表れると命が吹き込まれたドングリクマ、ドングリラッコ、ドングリフクロウのお出ましだ。頭のてっぺんにヒートンをねじ込んで仕上げにニスを1度塗り、さらにもう一度塗ってつやつやのどんぐりに紐を付けたのがどんぐりストラップです。
このストラップは前田建設さんの環境イベント等に使われ皆さんに喜んでいただいたと聞きました。拾ったどんぐりもみんなに感謝され捨て置けないものになりました。