Author Archive: HP委員会 サバ男


第14話 おいしい(辛い?)ものバンザイ
-美味礼賛(びみらいさん)-

●ラーメン編●

さすがの辛いもの好きの私でも、まいりました。つい先日たべた担々麺(タンタンメン)です。(担々麺とは、中国四川省-麻婆豆腐の本場-のラーメンの一種でタンメン(湯麺)とは違います)日本にその四川料理を伝えた陳建民さんの味が忘れられず、メニューにあるとつい頼んでしまうのですが、その店も以前に入った時はなく、新メニューでした。店の名前はナイショです。店の宣伝になってもマズイので・・・

よくよくみると店の前に辛さの表があり、それによると一番辛い6段階目の「極辛」は「死す」でした。私の食べたのは3辛で「すごい辛い」でしたが一口で悶絶(ノックアウト)で、麺を完食したのはもちろん意地ですが、スープはレンゲ3、4口が限界。普段はおいしいのもありますが、まずくても「礼儀」とばかりに残さない(専門用語で「バウアー」という)のに。食べ終わって飲んだ水が「ちょう、あま!」。

うそのような本当の話らしいのですが、極辛はまだ作ったこともなく(5辛「痛い」以上は4辛「ものすごく辛い」を食べられた人に作るそうですが)、店長の頭の中にだけレシピがあるそうです。辛味の成分は唐辛子のカプサイシンではなく、たぶん山椒の一種の花椒(ファージャオ)で、大量に入っているためその真っ黒な色。出てきた時に見ただけで出た言葉は

 「ひ!」

なんとも上には上があるものですが、みなさんも身体のことを考えてあまり辛いものは控えましょう。

ラーメンの道を究めようと(?)最低でも週1のペースで食べているのに(笑)、奥は深くてまだまだだあ!

まさかこの文章を読んで食べたくなった方はいらっしゃらないと思いますが、「どうしても」の方はこのブログの管理者に聞いて下さい。そっと教えておきました。

(H.N.)


第13話 イタリアへ行ってきました

 
気がつけばコロニーでずいぶん長く働いております。まだまだ本人フレッシュなつもりでしたが!?、なんと勤続20年!なんと10日間の特別休暇!をいただき、おかげさまで念願のイタリア旅行ができました。

サンマリノ一番雨の多い季節だったのですが、幸運なことに10日間ず~っと快晴。現地の方曰く、この時期こんなに晴れるのは珍しいとのこと。…やはり普段のおこない??

イタリアは意外と小さくて日本の75%程度の面積です。とはいえ10日間ではとても周りきれませんが、ローマから北へ、アッシジ、フィレンツェ、ベネツィア、ミラノを拠点に大都市と小さな街も廻る盛りだくさんコースでした。

毎日が感動の連続で、どこが一番良かった?と聞かれると困ります。

アッシジローマでは市街地に遺跡や彫像があふれていてとても驚きました。こんな街なかにこんな凄いものが~?!おお~!…なのです。
アッシジの美しい教会の風景、フィレンツェのドゥオモ、ピサの斜塔に登って眺める街も素敵でした。ベネツィアのゴンドラも楽しいし、ミラノではあのダ・ヴィンチの「最後の晩餐」に感動。完全予約制できっちり15分間ですが少人数でゆったり鑑賞できます。
戦争中の空爆など数々の困難の中、奇跡的に残った500年以上も前の奇跡の壁画です。壁の崩壊が心配され一般に公開されなくなる日が来るかもしれないとのことなので、興味のある方はぜひ今のうちに行きましょう!

ピサあと、イタリアと言えばスリや置きびきが多いのも有名。出発前から添乗員さんに散々気をつけるようにと言われていたのに、初日ローマのホテルに着いたとたん同じツアーの人がさっそくリュックを持っていかれ青くなってました。幸いパスポートは入ってなかったとのことですが、到着早々イタリアの警察に行くという貴重な?体験をされてました。スリに狙われるのは特にスキの多い日本人だそうです。

…やはり…ね。

ベネツィア世界遺産がいっぱい!歴史が息づき芸術があふれる魅力的な国。ワインも食べ物も美味しいし、サッカー好きにもたまらないですよね。スリとの戦いに負けなければ本当に素敵なところです。

今度は南イタリアにも行ってみたいな~…ナポリにアマルフィ、シチリア…。

勤続30年の特別休暇…は残念ながらありませんが。

(Y.O.)


第12話 自分の趣味になってしまった

 
私は二児のパパです。私が今、はまってしまった趣味が、タカラトミーから発売されている「プラレール」。皆さんも一度は手にした事、また手にした事がない方でも名前くらいは聞いたことが有るという方もいらっしゃるかと思います。

当初息子に買ってあげ、遊ばせていましたが、新たなプラレール車両があったほうが楽しいだろうと思い、息子を喜ばそうという想いで買ってあげていたのですが、買いに行くにつれ自分が息子よりも逆にプラレールにはまってしまい…

今では400車種以上…
もうガラス棚にも飾りきれず、ダンボール箱4箱分の車両が…


ただ少々問題がありまして、私は元々電車は嫌いではないのですが、あまり詳しくなく、息子が電車に興味を持ち始めたため、車種を教えるために買い与えていました。私が住んでいる町周辺の電車は分かるのですが、地方の電車などは全く分からず、新たなプラレールを買っても、息子に「何の電車買ってきたの?」と質問され教えられていない恥ずかしい状況です。今では息子と共に本を見ながら勉強中です。

(T.Y.)

福祉サービス第三者評価結果

 

事業所長 武者明彦

角を曲がれば梅の香りに混じって沈丁花の仄かな香りが漂い、木蓮の大きな蕾からは純白の花先が顔をのぞかせています。ようやく春を実感できる季節になりました。 昨年、当事業所では、東京都が行う福祉サービス第三者評価を受審しました。去る3月26日に評価を実施した評価機関から調査結果の報告がありましたので、利用者調査の結果について報告させていただきます。調査は31項目にわたるものですが、全体にかかわる項目に重点を置いてご報告します(調査結果は、東京福祉ナビゲーションのホームページで公表されることになっていますので、詳細はそちらをご参照ください)。 
 
・調査対象:平成23年11月1日現在の施設利用者
・調査方法:自記式(自分で記入する)と面接調査法(面接調査者が聞き取り、調査票に記入)併用
・利用者総数(79名)に対する回答者数(62名):回答率78%
 

①利用者調査全体について

総合的な満足度としては「大満足」が15%、「満足」が58%となっており、満足と答えた人が85%を占めました。前回調査(平成21年度)の65%より満足度が大幅に向上しています。設問ごとの調査結果は以下の通りでした。なお(%)は前回調査時の結果です。
 
●あなたが困ったとき、職員は助けてくれますか:「はい」89%(77%)
●あなたの身の回りにある設備は安心して使えますか:「はい」89%(75%)
●利用者同士の交流など、仲間との関わりはたのしいですか:「はい」85%(72%)
●あなたが他の人にしられたくないことや誰にも言いたくないことなどを、職員は守ってくれますか:「はい」90%(86%)
●あなたの気持ちを大切にしてくれていると思いますか:「はい」82%(65%)
●職員は、丁寧(乱暴な言葉を使ったり、命令したり、呼び捨てにしない)に接してくれますか:「はい」81%(70%)
●あなたの目標や計画を作るとき、職員はあなたの話を聞いてくれましたか:「はい」82%(68%)
●個別の目標や計画について、説明がありましたか:「はい」85%(77%)
●目標や計画についての職員の説明はわかりやすかったですか:「はい」79%(79%)
●いやなことやしてほしいことがあった時に、職員に言いやすいですか:「はい」71%(51%)
●いやなことやしてほしいことがあった時に、職員はちゃんと対応してくれますか:「はい」69%(62%)
●あなたの「いやだなぁ」と思うことを、第三者委員等に相談できることを知っていますか:「はい」58%(59%)
 

②就労移行支援事業について

「大満足」が15%、「満足」が70%となっており、満足と答えた方が85%を占めました。設問ごとの回答は以下のとおりでした。
 
●ここでの活動は、あなたの就労に向けた知識の習得や能力の向上に役立っていますか:「はい」95%(前回設問なし)
●職場見学・職場実習等の、事業所外での体験は充実していますか:「はい」65%(前回設問なし)
●工賃等の支払いの仕組みは、わかりやすく説明されていますか:「はい」85%(前回設問なし)
 

③就労継続支援A型事業について

「大満足」が14%、「満足」が43%となっており、満足と答えた方が57%を占めました。設問ごとの回答は以下のとおりでした。
 
●ここでの活動は、あなたの就労に向けた知識の習得や能力の向上に役立っていますか:「はい」100%(前回設問なし)
●工賃等の支払いの仕組みは、わかりやすく説明されていますか:「はい」86%(前回設問なし)
 

④就労継続支援B型事業について

「大満足」が14%、「満足」が54%となっており、満足と答えた方が68%を占めました。設問ごとの回答は以下のとおりでした。
 
●ここでの活動は、あなたの就労に向けた知識の習得や能力の向上に役立っていますか:「はい」77%(前回設問なし)
●工賃等の支払いの仕組みは、わかりやすく説明されていますか:「はい」74%(前回設問なし)
 
ほとんどの項目の評価が前回を上回る結果となり、少しほっとしていますが、前回よりも評価が下がっている項目もあり、また利用者のコメントなどから改善の必要を感じている項目もあります。今後も、より良いコロニー東村山になるよう、従業員一丸となって改善に取り組んでゆきますので、気がついたことがあったら遠慮せずにお声掛けください。
 
今年関東地方では“春一番”が吹かなかったそうですね。穏やかな日も多くなりますが、急に寒さが戻ることもあるので、しばらくは注意が必要です。

再来週も負けるな営業マン

 
またやってしまった!…俺のバカ!
衝撃的な出来事が起きてから一時間後、総務部にて

「あの…つかぬ事をお聞きしますが…」

「何?」

「僕の乗っているあの営業車ってコロニーのモノですよね?」

「当たり前じゃない!」

「ですよね! その営業車が何処かに持って行かれたらマズイですよね?」

「そりゃまずいよ!」

「それじゃあ、コロニーとしては何としても取り返さなきゃいけないですよね?」

「…もしかして…盗まれたの?」

「…いや、盗まれたというか、大体の場所は分かってはいるんですが…」

「…あー、そう、だったらパーキング代がかさむから早く取りに行った方が良いよー」

…!?

「すぐに行ってきます!」

当然今回もレッカー移動料金&手数料&パーキング代は自分持ち。

チーン

●出演●
営業マンM/総務部H/レッカー車 mark II

(完)ありがとうございました

週明けも負けるな営業マン

 
はぁ、やっと終わった。さて、車に戻って帰社するかな。

「…えっ、あれっ、営業車は?」
「…ない。冗談でしょ? もしかして? あっ、やっぱりレッカー移動だ!」


2時間後、コロニー東村山の総務部にて

「レッカー移動料金って事業所から出ないですよね?」


微かな期待をこめた問いに

「うん、出ないよ(by総務部)」


とのありがたき返答。

チーン

●出演●
営業マンM/総務部H/レッカー車

次回予告(時期未定)
「再来週も負けるな営業マン」
お楽しみに! いや、もうダメかも…


第11話 心はバリアフリーですから…

 
忘れる事ができない思い出話をひとつ…

静岡県吉奈温泉に、毎年行っていた素敵な温泉旅館がありました。客室は離れが3棟のみという小規模な旅館でした。

この旅館との出会いは、「部屋に温泉がついていて、源泉掛け流しで、食事は部屋で食べられて…」というとても贅沢な条件で温泉旅館を探していたときにめぐりあった旅館でした。

電話にて車いす利用であることや、設備のことなど細かく聞いてもきちんと対応してくれました。

部屋は特にバリアフリーを意識した設計ではないけれど、トイレは使いやすいスペースや配置であったり、部屋付きの温泉もちょっと頑張れば入ることができました。

この旅館に毎年行きたいと思えたのは、設備等の使いやすさ、希望条件をクリアしているというだけではなく、とにかくご主人・若女将の対応が暖かったからです。

この先あと何回この旅館に行けるんだろう、なんてことを考えていたら…突然旅館から「営業終了します」との連絡が。

ショックでした…

もう今では思い出の中だけの旅館になってしまいましたが、ご主人が言ってくれた「心はバリアフリーですから…」の言葉、忘れません。

(H.I.)


第10話 半世紀を生き、少々気になること…

 
夜の付き合いやおいしい食事が、人生最大の楽しみ…。そう考える人は、自分だけではないと思います(少数派かな?)。

しかし、そんな贅沢により気分が良かったり、心が満たされたとしても体にとっては良いことばかりではない。特に人間の健康を司る「肝臓」にとっては、晩酌やタバコ、高カロリーの食事など(が大好きな自分がいます。)が、害になる場合もあります。(※父が肝臓癌64才で亡くなる。)

肝臓と聞いて真っ先に思い付くのは、アルコールの分解。しかし、聞くところによると肝臓の仕事はそれだけではないとの事。たとえば、エネルギーの代謝、有害物質の排出、コレステロールの合成など、まだまだ沢山の働きがあると言うのです。20代のころ聞いた「肝必要の肝臓」、人間にとっては心臓と並ぶ重要な器官だそうです。

肝臓とは、他の器官よりとても我慢強く、病に侵されたとしても弱音を吐かず黙々と仕事をこなすそうです。まるで○○さんのようです。肝臓の健康状態を示す数値、これらが正常値を超えていれば深刻な肝臓障害が発症していてもおかしくないそうです。しかし肝臓のトラブルでもっとも怖いのは、数値が上がっても表面的には何も変化が見られないことです。自分は「体調は問題ないから大丈夫」と放置して不摂生を続けた結果、状態を悪化させてしまう人も沢山いるそうです。

これを「沈黙の肝臓」と言うそうです。

皆さん、健康管理をしっかり行い、楽しい生活を送りましょう。

(A.C.)

明日も負けるな営業マン

 
お客様からの電話にて

「はいッ、コロニー印刷の○○です。明日ですか? あッ申し訳ございません、明日は予定がございまして。」
「明後日ですか? あッ重ねて申し訳ございません、明後日もちょっと…」
「はい…来週の月曜日13時ですか? …あ、あのう、誠に申し上げにくいのですが、その時間は難しく、午前中なら伺えるのですが…」

「じゃあ、いいや」ブチッ

ご希望に応えられず申し訳ございません。…少し時間をおいてから電話して謝っておきます。

●出演●
営業マンM

次回予告(時期未定)
「週明けも負けるな営業マン」
お楽しみに!


第9話 心のふるさと

両親はいないけど帰省し、ふるさと(現在は家の裏にあった川もたんぼもない)の地を踏みしめ、子どもの頃、春は裏の川でしじみとりをしたり蓮華草いっぱいのたんぼでおにごっこや首飾りを作って遊んだことや、夏はプールなどない時代なので川で泳いで溺れそうになったこと、冬はつららが下がっていた事を想いだします。

見渡すかぎりたんぼだけの所で、新鮮な空気を思う存分吸い込み癒されていた私のふるさとが「心のふるさと」だけとなってしまいました。

震災で家や仕事を失った人、原発事故で住む家がありながら住めない、家族がばらばらで生活している人のニュースを聞くたびに胸が痛くなる思いをしています。立場は違うけど今の自分の心模様と重なりあう今日この頃です。

♪ はーるよこい はーやくこい ♪

(Y.Y.)