第10話 半世紀を生き、少々気になること…
夜の付き合いやおいしい食事が、人生最大の楽しみ…。そう考える人は、自分だけではないと思います(少数派かな?)。
しかし、そんな贅沢により気分が良かったり、心が満たされたとしても体にとっては良いことばかりではない。特に人間の健康を司る「肝臓」にとっては、晩酌やタバコ、高カロリーの食事など(が大好きな自分がいます。)が、害になる場合もあります。(※父が肝臓癌64才で亡くなる。)
肝臓と聞いて真っ先に思い付くのは、アルコールの分解。しかし、聞くところによると肝臓の仕事はそれだけではないとの事。たとえば、エネルギーの代謝、有害物質の排出、コレステロールの合成など、まだまだ沢山の働きがあると言うのです。20代のころ聞いた「肝必要の肝臓」、人間にとっては心臓と並ぶ重要な器官だそうです。
肝臓とは、他の器官よりとても我慢強く、病に侵されたとしても弱音を吐かず黙々と仕事をこなすそうです。まるで○○さんのようです。肝臓の健康状態を示す数値、これらが正常値を超えていれば深刻な肝臓障害が発症していてもおかしくないそうです。しかし肝臓のトラブルでもっとも怖いのは、数値が上がっても表面的には何も変化が見られないことです。自分は「体調は問題ないから大丈夫」と放置して不摂生を続けた結果、状態を悪化させてしまう人も沢山いるそうです。
これを「沈黙の肝臓」と言うそうです。
皆さん、健康管理をしっかり行い、楽しい生活を送りましょう。
(A.C.)