2021年 新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

新しい年を迎え、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
昨年のことを振り返り、これからの一年間の目標を立てる方も多いのではないでしょうか。

ちょうど一年前、このブログで私は次のように締めくくりました。


事業運営は日々いろいろな変化やトラブルがあります。2020年もいろいろなことがあると思いますが、変化に対応するだけでなく、自ら変化することについても恐れず邁進していきたいと思います。


実際の2020年は、新型コロナウイルスに振り回され、変化に対応するのに精いっぱいの一年でした。

新型コロナウイルスの影響で印刷事業の受注が大幅に減少し、緊急事態宣言解除となった後も、事業状況が好転しないばかりか、日帰り旅行や暑気払いは中止となりました。ひたすら我慢を強いられる一年だったと思います。

そんな中、9月に開催された「大ストラックアウト大会&大ビンゴ大会」は、とても良い思い出として記憶に残っております。感染予防対策をしっかり行ったうえで、従業員、利用者のみなさんも安心して楽しめたのではないでしょうか。また、11月末には約10カ月ぶりに余暇プログラム活動「アートであそぼ!」も開催できました。それぞれ尽力してくれたメンバーに、とても感謝しています。しっかり対策を講じさえすれば、楽しいイベントも開催できると希望を与えられました。

希望を与えられたことと言えば他にも。
在宅でのサービス提供時には、各自治体との調整、在宅用の作業の切り出し、電話やメールを使っての就労支援など、経験したことない事態への対応は本当に大変だったと思います。利用者さんも在宅で頑張ってくれました。事業所長として、大変心強く感じました。

日常的なところに目を落とすと、粘り強い受注活動、効率化や経費削減、内製化などの取り組み、毎日の体調管理と感染予防対策、事業所全体を支える働きなど、地道な積み重ねがありました。従業員、利用者のみなさんが、それぞれの役割をしっかりこなしたからこそ、新しい年を迎えることができたと実感しております。

2021年、先行きに不安はありますが、ワクチンの開発が進むなど、明るい兆しも見られます。昨年、必死に取り組み乗り越えてきた経験は、大きな財産です。私も事業所長として先頭に立って邁進し、実りのある良い年にしたいと思います。


所長  坂本 崇