第2話 ワクテカなヘッドホン?
東京ビッグサイトにて開催されていた「第42回東京モーターショー2011」に行って来ました。今回も車いす利用者のための「特別見学日」が12月1日(木)に設定されていたので、その日に行きました。この「車いす利用者特別見学日」は事前申込みが必要なのですが、一般公開前のプレス公開日に入ることができ、時間も13時~18時と長めに設定されていて、ゆっくりと見て廻ることが出来ました。
混雑した会場って結構怖いんです。後ろから押されて車いすから落ちそうになったことがあったり、車いすのタイヤで側にいる人の足を踏んでしまったり、ぶつかって怪我をさせてしまう等の可能性が高くなるため、この様な見学日が設定されていると非常に助かったりします。
会場内はキレイなコンパニオンさん、一度は乗ってみたい車、夢のような車、夢のような金額の車がいっぱいです。
そんな会場内を彷徨っているうちにワクワクテカテカするものを発見しました。
「巨大なヘッドホンみたい」などと思ってはいけません!「WHILL(http://whill.jp/)」という自走タイプの車いすに取り付ける「次世代パーソナルモビリティ」だそうです。今回の展示はコンセプトモデルということなので、このままの状態で商品化はされないと思いますが、ちょっと格好いいと思いませんか?
12月6日の「ワールドビジネスサテライト」でも会場内で実際に動かしている様子を紹介していましたが、個人的に数点疑問が…。着脱が素早く、また簡単に出来るのか、外した後の置き場所はどうするか、前方足元の視界の確保は大丈夫か、キャスター(前輪)は通常のもので大丈夫なのか、2~3センチ程の段差の存在に気がつかずに進んで行ったらどうなるのか?(前方に飛びます!だけは許してください!)等、疑問や心配な部分も感じたりしますが、ぜひ実際に使用したいと思える物です。(疑問点が多いのは期待度の大きさ…かな)
「WHILL」の様に使うことが楽しくなるような、見た目が格好いいものがドンドン増えていくと良いなと思いました。今後の動向に注目です!
(H.I.)