Monthly Archive: 7月 2012


第19話 シーズーの金太くん

 
シーズーにしてはかなりおデブな金太くん、大好きな友達です。

先日もいつものようにいつもの場所でいつもの時間の散歩コース、居ました居ました仲間の犬達です。飼い主さん達はそれぞれの犬自慢、仲間の犬褒め、家族の話、今日の天気に近所のスーパーの品物の良し悪し…。会話に夢中な人間達とは違ったスタンスで、それぞれの個性を発揮している犬達がそこにいるのです。

私が興味あるのは飼い主さん達のお話ではなく、可愛い犬達と触れ合うこと、それだけなんです。柴犬のチエちゃん(メス)を少し撫でてから、シーズーの金太くんの背胴を撫でました。少しシッポの付け根辺りに手が触れた時、金太くんの動きが変わった!! 後ろ足を蹴るようなトイレの後のあの動きをした…?? 飼い主さんは話しに夢中で気づいていない。もう一度、金太くんのそこをチョンチョンと突いてみた。やはり足をピクピクとする。

そして、事件は起きた…


シーズーの金太くんが倍以上ある柴犬のチエちゃんに猛アタックをしたのだ。と言っても後方からの合体にはとうてい距離が足りず、不成功に終わったことは言うまでも無い。ただ、その光景に気付いた金太くんの飼い主さんが笑いながら「あらっ、ヤダ!?この子ったら。2個摂ってるのに…」

気を付けよう!「雄犬のシッポの付け根に春萌える。」
イヤ~ん バカ~んッ!!

(M.U.)

私の大切なひと(製本機)…part 1
製本機と共に!!

 
中野工場(コロニー中野)から東村山工場(コロニー東村山)に異動になって、今年の4月で10年になります。あっ!! と言う間でした。

異動する際に、中野工場で使っていたバインダー(平トジ製本機)も一緒に移動して来たのですが、仕上がり具合が今いちで段々と使う事がなくなり、そのうちに邪魔になって処分する事になりました。その後は東村山工場で以前より使っていたバインダーにさっさと乗り換えてしまいました。

移動した当時はとても忙しく、繁忙期は特に大変で終電で帰る事も何回かありました。

今思い出すと、当時の製本部門にはYさんと言う無口で、人見知りで、気が短くて、大雑把で、愛煙家で、日本酒大好きで、仕事が超早い職人堅気のおじさんがいました。思い出がいっぱいあります。

そしてとうとう、さっさと乗り換えたこのバインダーとの別れの時が……

(M.M.)

「第二弾 旧製本機との涙の別れ(仮)」に続く……

東村山市商工会菖蒲まつり
実習参加!

 
6月9日から24日まで、東村山市の北山公園にて「第24回東村山菖蒲まつり」が催されました。

菖蒲祭りは、東村山市商工会・東村山市・JA東京みらい農業協同組合・西武鉄道(株)の共催で行われる、東村山市の一大ビッグイベントです。

「東村山を盛り上げていこう!!」東村山市商工会と一緒に始めた菖蒲まつり実習も、今年で3回目。今年は12人の方が実習に参加しました。私たちは、商工会のスタッフとして、会場のゴミの分別、菖蒲ポット苗と絵葉書の販売を担当しました。

販売は、自分の声かけでお客様が立ち止まってくれ、目の前でお金が入って来る、リアルな商売の体験です。売り上げは、菖蒲園の整備に充てられます。本部テントのスタッフの皆さんに、いろいろ教えていただき、可愛がっていただいたことも、楽しい思い出になりました。

ゴミの分別は、協力してくださるお客様、「ありがとう」「がんばってね」とお声かけくださるお客様が多く、たくさんの出会いがありました。きつい汚れ作業ではありますが、役に立ち感謝される喜びを感じることができました。

大きな声を出し、たくさんの人と接し、雨の日も炎天下でも立ち続けで頑張ったことは、きっと大きな自信になったことかと思います。

「この公園は良く整備されていて、きれいだね」…美しい菖蒲苑は、私たちの誇りです。

ワン・コイン(500円)募金に
ご協力ください

事業所長 武者明彦

昨年3月11日に発生した「東日本大震災」は、東北地方を中心に甚大な被害を残しました。この震災により多くの方がなくなりましたが、NHKの調査では総人口に占める死亡率が1.16%であるのに対して障害者手帳保持者の死亡率は2.08%、宮城県の調査では、全住民の死亡率が0.8%だったのに対し障害者は3.2%と非常に衝撃的な結果となっているようです。なぜそのような事態になったのかの検証は、今後想定されている大災害への備えとしても国の責任できちんと行うべきであると思います。

全国の障害関連団体が集う日本障害フォーラム(JDF)は、震災直後から被災地の障害者の支援活動を続けておりますが、昨年重点的に支援に入った宮城県に続き、今年度は福島県南相馬市と、岩手県陸前高田市に支援センターを立ち上げ、施設への職員派遣や、相談支援、通院介助、買い物同行などの支援活動を行っています。JDFからの情報によれば、障害者施設では、施設は再開し利用者は戻っても職員が避難のため地域を離れてしまって戻れず、以前のようにサービスを提供できない、いちごハウスが全滅してしまい、加工の作業がなくなってしまった。鉄道が破壊されてしまい公共交通機関が使えず、通院や買い物が思うようにできない、など厳しい状況が続いている地域もあるとのことです。

陸前高田市は、ニュースでもその被害のすさまじさが繰り返し報道されていたこともあって、国や県などの支援が相当につぎ込まれているものと勝手に想像していた部分があるのですが、JDFの要請を受けて現地に赴いたゼンコロ事務局員が見聞きしてきた現状は、唖然とする内容でした。鉄道は全壊状態なので公共交通機関はバスが朝昼晩それぞれ1便のみで、車いすの方は介護タクシーを利用するしかないが市内に2台しかなく、仮設住宅のほとんどは山の上にあり市内に広く分布しているが、巡回している入浴車は1台のみ。通院は気仙沼か大船渡の県立病院を利用するしかないが、タクシーを使うと往復で1万円前後かかる、などなど。

JDFいわて支援センターの事務局は仮設のコンテナハウス(16畳)で、センターに支援に入る人のための宿舎は事務局長の実家を開放して4、5人が泊まれるようにしているそうです。支援員は4人で、事務局長などは開設時から常駐状態になっていて交代要員もまま成らない状況のようです、支援センターの支援対象者は、手帳の有無にかかわらず障害のある方ですが、市の人口の4割を占める65歳以上の高齢者も支援対象となっているとのことで、人的にも資金面でも応援が必要な状況です。

社会福祉法人東京コロニーとしても、昨年度はゼンコロを通じて人的支援、物資、資金面での支援を継続的に行ってきましたが、こうした報告を受け、6月の所長会で今年度も引き続き支援活動を行うことを決めました。具体的には、7月から12月の間を一応のめどとして、東京コロニーすべての事業所から従業員を募り、陸前高田市のJDFいわて支援センターへ継続的に要員を送り込むことといたしました。また、人的支援に合わせ、第二次募金活動として一人500円を目標に「ワン・コイン募金」を実施し、ゼンコロを通じてJDFの支援活動の資金に充ててもらうことにいたしました。ワン・コイン募金については、別途お願いの文書をもってお知らせいたしますので、その折にはご協力をお願い申し上げます。

2012夏
アートビリティ4人の作家たち展


告知が遅くなりましたが、私たち東京コロニーの事業の一つであるアートビリティが、さいたま市にて『2012夏アートビリティ4人の作家たち展』を開催しています。

大志田 洋子さん/久保 貴博さん/OSACO.Tさん/相田 大希さんの4人の作家さんの、原画とグッズを展示しています。アートビリティ作家さんたちの原画はなかなか見ることが出来ませんので、ぜひ足をお運び下さい!!

    場 所  埼玉トヨペット本社「はあとねっと輪っふる」
    日 時  7月2日(月)~7月17日(火)
         10:00~19:00


お問い合わせ先 03-5988-7155(アートビリティ事務局)
http://www.artbility.com

日帰り旅行に行ってきました!

 
遅くなりましたが、6月8日(金)、毎年恒例の日帰り旅行に今年も行ってまいりました!

通常より30分以上早い8時15分集合。「まだ早いかなぁ」と思いつつ7時30分頃に出勤してみると、何ということでしょう! もう既に5~6人もの人が集まっているではないですか! と思っているそばから、続々と人が増えてゆく…

普段の仕事のときよりちょっと口数が多い人や、テンション高めの人もちらほら。今日という日を楽しみにしてくれていたんですね。

行き先は、以前こちらのブログでお知らせしたように浅草方面。浅草寺散策、水上バス遊覧、東京グランドホテルでランチ、東京スカイツリーのお膝元「東京ソラマチ」散策と盛りだくさん。ほんとに全部まわりきれるんでしょうか…

天候にも恵まれ、ほぼ時間通りみんなバスに乗り込み、いざ出発! 順調だなぁ…と思いきや、いきなりの首都高渋滞にはまってしまいました(^^;

3台のバスに分乗していたのですが、雷門をちょっとだけ拝めたのは1号車のメンバーのみ。2、3号車は直接水上バス乗り場近くにバスを着け、そのまま乗船となりました。どうなることやら…

とはいえ、水上バスは快適で、さっそく売店でビール(『隅田川地ビール』だそうです!)を買って飲み始める人も。出航してしばらくすると甲板に上がることもできて、隅田川を走る風の気持ちいいこと! 浅草寺を拝めなかった恨みを晴らすべく(?)、船上から写真を撮る人も少なくありませんでした。そんなこんなで40分、隅田川をクルージングし、日の出桟橋に到着です。

クルージングの後はお待ちかねの昼食。バスで東京グランドホテルに移動して、ホテルランチです。昨年のホテルバイキングは、美味しかったという高評価の反面、取りに行くのが大変だったというネガティブな評価もありました。そのため今回はゆっくり食べられるようにと配慮し、テーブルに運ばれた料理をそれぞれで取り分けるかたちをとりました。みんなの評価は如何に…

おなかがふくれたらホテル前で恒例の記念撮影。約100名、結構コンパクトにおさまるものですね。(私は写りそびれました…)

さて、いよいよ日帰り旅行のクライマックス、東京ソラマチです! ホテルからバスに揺られて数十分、窓の外、東京スカイツリーがどんどん近くなってきます。東京ソラマチは、金曜日とはいえ平日とは思えない人ごみで、ちょっと移動するのも一苦労。でも、ひとりも迷子にならずに済みました。1時間ちょっとの短い時間でしたが、お土産を買う人、ソフトクリームを食べる人、スカイツリーの写真を撮る人と、それぞれおもいおもいに楽しんでいるように見えました。でもやっぱり時間が短かったかな?

盛りだくさんの日帰り旅行。コロニー東村山に帰り着いたのは19時をだいぶ過ぎていました。予定より2時間ほど遅くなりましたが、ケガ人もなく無事に帰ってまいりました。

毎年、旅行の後にアンケートを配り、みんなの感想や意見を聴かせてもらっています。今回の旅行は、「全体を通してみると楽しかった」と言ってくださる方もいましたが、部分的な不満や物足りなさを訴える声がたくさんありました。う~ん、ショック…

来年こそはみんなが満足してくれるような旅行にしたいと思います!

旅行委員長