新規事業プロジェクト委員会より
「イイトコサガシ」
新規事業プロジェクト委員会より
新規事業プロジェクト委員会では、今年度は積極的に利用者の皆様の余暇活動を応援していきます! 映画鑑賞、カラオケ大会、外食、アート活動などなど、こんなことをやってみたい、こんな活動なら参加してみたい、というご意見をどしどしお寄せくださいね。
委員会のメンバーは、坂本副所長(リーダー)、星所長、高沢律子、岡嶋明美の4名です。
さて、さっそく第一弾として、7月2日(日)東村山市障害者就労支援室主催の「イイトコサガシ」ワークショップに参加をしてきました。
「ここは成功・失敗、上手い・下手、できる・できない、他人との比較をする場ではありません。イイトコサガシは試した時点で大成功です!」と、主宰の冠地情さんは力説します。
「イイトコサガシ」は、コミュニケーションの苦手な人が、どうすれば相手に自分の思っていることを伝えられるか、そのコツをゲーム感覚で学び、実践していく中で自信を育み、相互に応援していくワークショップです。
一人一人が限られた言葉数で自己紹介をし、それをきちんと聞き、肯定する場を参加者全員で作っていきます。
そうした中で、徐々に双方向のコミュニケーションが生まれていきます。
最初は戸惑い、恥をかきたくない思いで消極的だった人が、ここなら自分を受け入れてもらえるかも!と、少しずつ自分を解放していくふんいきが生まれてきます。
最後は、自分の言いたいことや気持ちを、相手に伝えるテクニックを学びます。伝えたい内容を、なるべく10文字以内の短いセンテンスで区切り、間にアイコンタクトや深呼吸などの身体表現で一呼吸おきます。たぶん、大勢の人の前で話すことや人の話を聞く機会の多い人は感覚的にわかっていると思うのですが、だらだらと続く長い話は相手に伝わりにくい。短いセンテンスで区切って相手の反応を見ながら話す方が、伝わってる感があると思います。聞く方も楽ですしね。
そのテクニックを、アイコンタクトや深呼吸といったルーティンの動作を入れることで身に着けようということです。
参加した利用者のKさんは、この日、大活躍でした。「最初は誰からやりますか?」の問いに、「はい!」と元気よく答え、すべてのプログラムを積極的にこなしてくれました。
おかげで次の人が参加しやすくなり、場をおおいに盛り上げてくれたのです。
ワークショップ終了後は、はりきり過ぎたのか「疲れたー」と言っていましたが(^_^;)
東村山市障害者就労支援室では、9月にハローワークによる「就労準備講座」、11月に笑うエクササイズ「ラフターヨガ」、1月に「お金についての学習会」等を予定しているので、こちらにも参加していきたいと思います。
今後も新規事業プロジェクト委員会では、さまざまなイベントや講座への参加を企画していきます。皆さんのご参加、お待ちしております!
新規事業プロジェクト委員会(O・A)