Monthly Archive: 1月 2019

成人おめでとうございます

2019年1月、コロニー東村山では3名の方が成人を迎えられました。

今年はお祝いの品を事前にご本人様たちに選んでもらったのですが、迷うことなくズバッと即決。お祝いの席では「お祝い有難うございます。これからも仕事を頑張ります。よろしくお願いします。」とシャキッと挨拶。新成人の力を見せつけました。

素敵な大人になろう!
羽ばたけ!新成人!!

【余暇活動レポート】アートであそぼっ!

余暇活動「アートであそぼっ!」を1月12日(土)に開催しました!


当日は体調不良で欠席の人もいましたが、9名の利用者さんが参加。今回は、絵の先生(臨床美術士)進藤幸枝先生をお招きして、初めての人も、誰でも楽しく参加できるアート(アナログ・フロッタージュ)を企画していただきました。



出来上がった作品はそれぞれ違ってみんないい!月並みですが、ほんとうにそう思いました。




作品は「ふきのとう」で絶賛展示中! ぜひご覧になってください。


※今回も「チーム!アート活動」の3名がサポートをさせていただきました。「チーム!アート活動」は、業務係、DTP係、支援課に所属する3名が「アートであそぼっ!」を年間を通してサポートしていこうと結成された任意グループです(笑)

ゼンコロ第4回発達障害者支援者研修

 さる12月6日、7日の2日間、一般社団法人ゼンコロによる第4回発達障害者支援者研修が行われました。日本全国のゼンコロ加盟法人から支援に係る職員が集まり、発達障害に関する支援について年に一度開催されているものです。

 今回は講師として、東京都発達障害者支援センターの柏木理江氏、NPO法人東京都自閉症協会役員 綿貫愛子氏をお迎えしました。柏木氏は、支援する側として多くの事例についてお話しいただきました。綿貫氏は、支援する側でありかつ当事者として、定型発達者から見ると不可思議に思える行動について、当事者として理論整然に解説されました。この専門家による講義は大変勉強になりました。

 他に、ゼンコロ加盟法人による、事例報告及び支援する上で悩んでいることについてグループディスカッションを行いました。各法人の悩みに多かったのは、支援されるご本人以外に、その周りの環境やご家族についての問題がありました。

  発達障害については、最近マスコミ等で取り上げられる機会が多くなっていますが、多くの事例を見聞し、当事者の方により適切な支援を行えるように皆で励みたいと思います。

2019年 仕事始め

コロニー東村山の2019年の仕事始めは1月7日でした。年末年始は9日間と長いお休みだったので、ちょっと久しぶりな感じがします。

始業時間になったら、お隣の丸亀製麺さんの駐車場をお借りして、恒例の集合写真を撮りました。

撮影中のカメラの後ろからパチリ

集合しているみなさんの後ろからパチリ

撮影終了。お疲れ様でした~

撮影後は食堂に集まり、所長、副所長から年始の挨拶。今年は平成から新しい年号に変わり、いろいろと変化のある年になりそうです。ホームページ委員会もコロニー東村山での出来事などを、こまめにお伝えしていきたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。

ホームページ委員会 HM

2019年、亥年新年のごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。

新しい年を迎えるこの時期は、今年度の事業結果を気に病む時期でもあり「こころ穏やかに新年を・・・」とはいかないことも本音です・・・と毎回年頭のご挨拶の枕に述べさせていただいていますが、今年も同様で、12月までは数字的には順調ですが、3月決算が終了するまではやはり気をもむのは否めません。残り3カ月全従業員、利用者の先頭に立ち奮闘したいと思います。

いよいよ平成の時代もあと4か月となりました。本来であればコロニー東村山の30年を振り返りみなさまにご紹介するところではありますが、ちょっとはしょって10年間の大まかな事業状況について簡単に触れたいと思います。

売上高、加工高、加工高比率、損益等については表のとおりです。とりわけ売上高の減少は統計の初期は毎年2億円となっており、それ以降も1億~3千万円の減少が続いております。平成最終年度である今年度の見込も同様で前年度比△30,000千円にはなりそうです。売上高の推移を見ただけでも愕然としますが、依然として就労支援事業(印刷事業等)は予断を許しません。この間、設備等については必要最小限に止めながらも省力化を図りランニングコストを削減し、どの部署でも欠員後の補充を抑えるなど、毎年毎年の固定費削減の結果が現状の結果に至っていると思います。

迎えた新しい年は、新しい年号の年であります。新しい時代の始まる年として皆さまの期待も大きいと思います。コロニー東村山も新しい時代にふさわしい事業計画予算を作り上げ、コロニー東村山に関わる全ての方と大いなるスタートを期すことを約束したいと思います。

所長 星   忍

エピソード2018「命を繋ぐ」

「こんな夜更けにバナナかよ」と同じ障害をもつおじさん障害者を紹介するつもりで、10数年前「今宵も深夜劇場で…」とのタイトルで「リハビリテーション」の作品募集に応募し、思いがけず賞(二等賞副賞○万円)を貰ったことがある。受賞の理由はテーマと登場する障害者の生活がユニークなものだったからに他ならない。

昨年暮れ、そのモデルになったおじさんが緊急で入院した。わずか一月まえのことだが、この間の彼を巡る支援者の数々の役割を目の当たりにして、私たちコロニーが日々やっていることは、まさに命を繋ぐ一端を担う仕事なんだと認識を新たにすることとなった。

医療的に病気が回復すれば退院することは当然かもしれないが、障害者は簡単ではない。入院当初、家族と一緒に主治医の話を聞く席にいたが、障害から予想される可能性のひとつと前置きされたその後の生活を考えたとき、彼とのこれまでのいきさつからも、ことによっては仕事を辞めてでも…と覚悟したほど、自分の中で選択肢がなかった。

そんな中、退院に向けたカンファレンスでは、計画相談、病院のPT、CW、区のCW、訪問看護、居宅、日中の支援者等、10人以上の人が何回も集まって検討していただき、サービス時間の増、ヘルパー事業所の手配、車いすの改善等、短時間にどんどん決まっていった。日常の業務で責任ある立場にいながらそんな認識だったのか、とお叱りを受けそうだが、現場に居合わせたことで実感することとなった。あらためてコロニーを利用する全ての人の命を繋ぐとの思いで日々の業務に向かいたい。

本人はもちろん関係者の努力もあり幸い元気に退院することができ新年を自宅アパートで迎えた。流石に深夜劇場に再登場は難しいかもしれないが、バナナ食いてぇくらいは…了解です。

(ほ)