普通救命講習
2024年12月2・5日の2日間、普通救命講習が実施されました。今年度は初回講習者、再講習者あわせて22名 が参加となりました。講習を終了すると東京都消防庁より「救命技能認定証」が交付されます。
講習は東京防災協会から講師の方をお招きし、講義、実技指導を交えながら約3時間にわたり行われ、心肺蘇生法、AEDを用いた電気ショックの方法、気道異物除去、止血法の4つを学びました。
昨年度同様、感染症対策を前提とした内容となり、講習者はハンカチの使用法や喚起の要請等も合わせて学びました。特に、心肺蘇生法についてはダミー人形を使用した実践的な内容となり、講習者は皆真剣な様子で胸部圧迫法の習得に取り組んでいました。
講師の方からは「救命処置が1分遅れるごとに、命が助かる確率は10%ずつ減っていく」というお話がありました。私たちそれぞれが救命処置を必要とする場面に遭遇することは、実際のところ滅多にないのかもしれません。ですが、もし万が一そういった場面に直面した時、後悔のない行動ができるよう、日ごろから心構えを高めていきましょう。