【日本財団様助成事業】エレベーターリニューアル工事を実施しました
コロニー東村山では6/13(金)~6/29(日)の延べ17日間に渡り、本館内エレベーター老朽化に伴うリニューアル工事を行いました。この工事は日本財団様の助成事業の対象となっており工事は長年、定期メンテナンスをお願いしている株式会社SECエレベーター様にお願いしました。

リニューアル工事初日の旧エレベーターのようす
本館エレベーターは1974年(昭和49年)のコロニー東村山開設以来、永年に渡り活躍してくれました。しかし、エレベーターの耐用年数は一般的に20年~25年といわれており、年月の経過とともに部品の生産も中止となり、エレベーターに関する新しい安全基準が施行される中、全面的な改修工事が喫緊の課題となっておりました。
今回の改修工事では内部のかごはそのまま維持しつつ制御盤・巻き上げ機・ロープやケーブルといったエレベーターを動かしている主要部分と各階のドア及び付属部分の交換を行いました。また最新の耐震・安全装置も設置し、セキュリティ面の充実も図りました。

リニューアル後のエレベーターのようす(外観)

リニューアル後のエレベーターのようす(内観)

各階のドアも交換

かご内部も新たに塗装されました

天井や壁面、床もピカピカに

張り紙はそのまま^^
エレベーターの行先階ボタンもデジタル表示盤となり、見やすくなりました。

本館最上階にあるエレベーター制御室内のようす。新たに設置された最新式巻き上げ機(左)と制御盤(右) 床面も機械室らしく緑色に塗装していただきました。
エレベーターが作られた当時は安全基準を満たしていても月日の経過とともに技術や基準も新しいものとなっていきます。既存のエレベーターが現在の安全基準を満たさなくなることを既存不適格状態といいます。法律違反ではありませんが、なるべく早く現在の基準に適合した改修等を行う必要があります。
新しい制御システム等の導入によりこの状態も無事解消されました。
今回の改修工事は17日間でSECエレベーター様の作業員延べ59名の方々がお見えになられました。6月という梅雨のじめじめした中、作業に当たられました皆様方に感謝感謝です。
また車いすやエレベーターを常時使用されていた職員・利用者の皆さんにも工事期間中はご不便をお掛けしました。
最後に本リニューアル工事を助成いただきました日本財団様に心より御礼を申し上げます。

エレベーター内部に設置された日本財団様からの助成事業であることを示すプレート