普通救命講習

2023年12月13・14日の2日間、普通救命講習が行われました。2023年度は初回講習、再講習あわせて24名が参加しました。講習を修了すると東京消防庁より「救命技能認定証」が交付されます。

講習は講義、実技指導を交えながら約3時間にわたり行われ、心肺蘇生法、AEDを用いた電気ショックの方法、気道異物除去、止血法の4つを学びました。

今年度も昨年度同様、感染症対策として、ハンカチを使用したり換気を要請するなどの動作が組み込まれた講習でした。協力者がいる場合はその人と協力し手分けして行い、協力者がいない場合でも一人でいかにして救命処置を行うかなど詳しく教えていただけました。

救命処置の目的は「生命を救うこと」「悪化の防止」「苦痛の軽減」の3つだそうです。要救助者の生命を救うことのみならず、励ますことで精神的な苦痛を軽減することも目的の中に含まれているとのことでした。

傷病者の意識の確認から周囲への援助依頼、呼吸の確認、応急手当までの一連の動作を教わりました

胸骨圧迫は強く速く絶え間なく。感染予防のため口元と鼻を覆っています

気道確保の方法を習っています

講習用の機械を使ってAEDの使用方法を練習しているところです

いざというときに、知識として知っていることと知らないとでは大きな違いがあると思います。今回学んだことを、もしものときに誰かの生命を守るため活かせるといいですね。

また、日々の生活の中で交通安全、体調管理などもしもに出遭わないための予防の意識も忘れないでいたいものです。