【自慢の一品】「ダッチオーブン」
コロニー東村山在籍者の、自慢の品をご紹介するシリーズです。
今回はDTP係Yさんの自慢の品をご紹介したいと思います。
「ダッチオーブン」という調理器具についてご存知でしょうか。アウトドアショップやホームセンターで実物を見たり、触ったりしたことがある方もけっこういらっしゃると思います。でも、実際に持っている方はあまり多くないかもしれません。
ダッチオーブンは鋳物製の鍋で、アメリカ合衆国の西部開拓時代からよく使われていたらしいです。分厚い鉄鍋ですから、重たい、錆びる、など気難しい一面があり、気軽に使うのは難しいのでは?という印象ですね。
私はこの無骨な鍋に魅せられ、コツコツと買い集め、今ではけっこうなコレクションになってしまいました。
たしかに錆びやすいですが、空焚きオーケーなので、タワシでごしごし洗って汚れを落とし、薄く油を引いて完全に水分を飛ばせば大丈夫。頑丈にできていますので普通の鍋より気を使わなくていいのです。そして、何よりも、しまい込まないで時々使ってあげるようにすれば、赤錆だらけ、なんてことにはなりません。
ダッチオーブンはアウトドア料理用というイメージがついて回りますが、うちでは、キャンプはリュックを背負ったバックパッキングスタイルで行くことが多く、重たいダッチオーブンは持っていけません。したがって、アウトドアよりも自宅キッチンで活躍してくれています。
普通の鍋と同様、何を作ってもいいと思いますが、火のあたりが柔らかく、重たい蓋を併用すればお肉の塊もホロホロに煮えてくれます。チリビーンズとか大切り野菜ゴロゴロのシチューとかの野性味あふれるお料理が似合いますね! クリスマスには大きめのダッチオーブンでローストチキンを作っています。