Monthly Archive: 4月 2022

【自慢の一品】「iMacフラワーパワー」

コロニー東村山在籍者の、自慢の品をご紹介するシリーズです。

今回はDTP係Yさんの自慢の品をご紹介したいと思います。


寒かった冬も終わり、いよいよ春本番。

そんな今の季節にぴったりな、お花模様のパソコンの話題です。

それまでパソコンといえば機能重視、カワイイとかオシャレとかいうものとは縁遠い世界でした。そんななか、今はなきスティーブ・ジョブズ率いるアップル・コンピュータ社(現アップル社)は、1998年、曲線を多用し、半透明のボディーをもったパソコン「iMac(アイマック)」を発表しました。

パソコンというもののイメージを一新するiMacのデザインは各方面に衝撃を与え、半透明を生かした「トランスルーセント」ブームをまき起こすまでになりました。

そして21世紀に入り、iMacシリーズの新作として満を持して発表されたのが、前代未聞、あーらびっくりの、水玉模様と花模様のパソコンでした。その場に居合わせた人々からは、思わずため息とも歓声とも判別しがたい声が漏れたとか漏れなかったとか。

パソコン史に咲いた、まさに「徒花(あだばな)」と表現してよいような製品ではありますが、1970年代のフラワームーブメントにそこはかとない憧れを抱く筆者としては、この花柄Macが可愛くてしょうがありません。引っ越しのたびに、「どうしようかなー」と思いつつも、処分する気にはなれず、連れてきました。

とはいえ、パソコンとしてはちょっと、いや、かなり厳しい。音楽を聴くくらいはできるのですが、今やただのでかくて重たいオブジェと化しております。

さて、筆者は最近また引っ越しをしたのですが、現在、iMacフラワーパワーは、リサイクルを待つ段ボール箱の支えとして活躍してくれています。近頃の軽量なパソコンにはこんな真似はできまい!

新人紹介:営業部デジタル事業係

はじめまして。2021年6月に営業部デジタル事業係に配属となりましたH.Nと申します。

ほとんど社会人経験の無かった私ですが、職場のメンバーに支えられながら、毎日多くのことを学ばせて頂いております。デジタル事業係では、書籍をスキャニングして電子化するという業務を行っているのですが、「え! こんな形の本があるの!?」「こんな撮影の仕方があるんだ~」と、毎日驚きと発見の連続です。元々読書は好きでしたが、このように様々な特徴を持った本に向き合うという生活は初めてで、大変であり面白くもあります。

さて、コロニー東村山に来てから一番印象深かった出来事は、事業所内のイベントにて時計を作ったことです。木の板で作った時計に絵の具やマーカーで彩色したり、シールを使ってデコレーションしたりして、世界に一つだけの時計を作りました。利用者の皆さま、他部署の職員の皆さまが作った時計を見て回りましたが、独創的な作品が多く、作製の背景を聞くのも楽しかったです。

話は変わりますが、近頃ハマっていることを二つ書かせてください。

一つ目はホラー小説を読むことです。日本各地の土着信仰に基づいた創作や、ネットに転がる怪談や都市伝説などを好んで読んでいます。「怖い話を読むと涼しくなる」とよく聞きますが、私は逆で、汗が滲み出てきます。汗をかくことでデトックス効果があり健康になる。つまり恐怖=健康なのではないか、という風にこじつけてホラーを読み漁っている今日この頃です。

二つ目は某動物園の昆虫館にいる巨大昆虫を見に行くことです。その昆虫館には東南アジアから来た、体長10~15㎝ほどの巨大なキリギリスやナナフシが生活しています。私は昆虫を飼育した経験も無く、夏休みに虫取りに行くような幼少期を過ごしていた訳でもありません。しかし、昆虫館にいる巨大な昆虫を見て(朝起きた時、この虫たちが枕元にいたら……)と想像してゾワっとするのが楽しくて仕方が無いのです。現在はコロナ禍で休園していますが、運営を再開するのが待ち遠しいです。

という訳で、ホラー小説と昆虫図鑑のスキャニングのお仕事、お待ちしております(冗談です)。

長くなりましたが、こんな私を支えてくれる温かい職場に少しでも貢献できるよう、これからも努力して参ります。沢山ご迷惑をおかけしてしまうと思いますが、今後とも何卒よろしくお願い致します。