夏期休暇期間のご案内
誠に勝手ながら、コロニー東村山では下記の日程を夏期休暇とさせていただきます。
夏期休暇期間
2016年8月11日(水)~8月15日(月)
8月16日(火)より通常営業となります。
何かとご迷惑をお掛けすることと存じますが、何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。
アートビリティ登録作品:「牧場」千葉芳男
誠に勝手ながら、コロニー東村山では下記の日程を夏期休暇とさせていただきます。
8月16日(火)より通常営業となります。
何かとご迷惑をお掛けすることと存じますが、何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。
アートビリティ登録作品:「牧場」千葉芳男
平成28年6月、東村山市北山公園にて「菖蒲まつり」が行われました。
今年も東村山市障害者就労支援室では商工会実習として6日間参加しました。実習内容はゴミ分別と菖蒲の花販売補助です。金土日3日間の2回、前半6人、後半5人の計11人が参加しました。
実習は、商工会、市役所の職員、出店の方々に挨拶をして始まります。
ゴミ分別は地域によって違うため、お客さまに説明しながら協力をお願いします。「本当は持ち帰らないといけないゴミなのに、ありがとうね」とのお客様の声もあり、協力してくれる人が大勢いました。お客様の多い日はゴミの量も多くなり、ゴミを集めた大きな袋がたくさん出ました。
販売補助は、お客様へ菖蒲の花の販売があることを知っていただく為、声掛けが仕事になります。「おはようございます。菖蒲のポットはいかがですか」「菖蒲の切り花はいかがですか」菖蒲まつり会場入り口で、最初にスタッフとしての挨拶で始まります。
暑い中の3日間、体力的にも大変な中、それぞれが自分の立てた目標に向けて頑張って実習を終わらせました。今後の就職活動に是非役立てていただきたいです。
以前、こちらのブログで「~下見編~」をお伝えしておりましたが、今回は5月28日(土)の旅行日当日の様子をお伝えしたいと思います。
今年の行き先は、日本科学未来館とフジテレビジョン。下見編でお伝えしたように、一部の方たちには電車を乗り継いで移動していただきました。
電車移動組は、5つの班で24人おり、それぞれが簡単な移動ではなかったようです。事前に移動経路・乗り換えのモデルコースを各班に配っておりましたが、実際には切符購入に苦労したり、乗り換えに時間がかかったり、なかなか予定通りには事が運びません。最初の目的地である日本科学未来館には11時の到着を予定していましたが、5班中3班は遅れての到着となりました。
また、バス移動組も苦労があったようです。目的地の近くにバスを停めることができず、ある程度歩かなければならなかったため、長距離の歩行が難しい方には大変な思いをさせてしまいました。
昼食は仕出し弁当にしました。小さなことかもしれませんが、これも初めての試み。飲食店で食べる場合とは違って、片づけも自分たちでする必要があり、進んで片づけを買って出てくれた人がいて大変助かりました。あらかじめ担当を決めておくべきだったと反省しています。
旅行後にアンケートを取ったので、結果および感想を紹介したいと思います。
「楽しかった」という意見の方が9割弱。去年よりは割合は低いのですが、まずまずの評判だったようです。
具体的な感想としては、
など。
食事についても、今回初めて仕出し弁当でしたが、7割以上の方に「良かった」と答えていただけました。
具体的な感想としては、
など。
いろいろドタバタがあり、反省することが多々ある旅行でしたが、特に電車での移動は新鮮な経験でした。参加した皆さんの感想を参考にしながら、来年の旅行に役立てたいと思います。
コロニー東村山 旅行委員会
みなさま、いつもお世話になっております。
この度コロニー中野の一事業であるアートビリティは、業務の都合により、事務局を平成28年7月19日よりコロニー東村山営業所に一時移転することになりました。
皆様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご高承の上、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
7月の審査会は7月5日(火)を予定しております。
したがって、7月の審査会はこれまで通り、中野の住所に作品を送って下さいますようお願い申し上げます。
9月の審査会より、移転先へお願い致します。
今年も、コロニー東村山の利用者が東村山菖蒲まつりのお手伝いします
北山公園で多くの菖蒲の花が
皆頑張りますので宜しくお願い致します。
第28回東村山菖蒲まつり詳細は下記ののページで
http://www.shoukoukai.or.jp/shoubu.kaika.html
今年も日帰り旅行の季節が巡ってまいりましたが、従来とはちょっと趣向を変えることにしました。大した違いではないように思われるかもしれませんが、今回はバスの台数を減らし、一部の方々に電車を利用していただくことにしました。コロニー東村山としては初めての試みということもあり、旅行委員長の私とI氏(車イス利用)の2名で、下見に行ってまいりました。
下見のポイントになるのは、切符の割引購入方法と乗り換え時や現地での移動経路の確認です。
最初の目的地のあるテレコムセンター駅へは、西武池袋線秋津駅から電車に乗り、東京メトロ有楽町線、ゆりかもめ、と3つの鉄道会社の電車を乗り継いで行きます。切符の購入方法について秋津駅の駅員さんに直接聞いてみたところ、割引運賃の場合は路線をまたいで購入することが出来ないとのこと。駅員さんのアドバイスに従い実際の経路で移動してみて、それぞれの駅での切符購入・運賃清算方法や窓口について、知ることができました。
フジテレビジョンの最寄りの台場駅では、改札を出て右手に見えるフジテレビジョンの建物に向かって進んでしまうと、エレベーターが無く車イスではたどり着けません。今回同行したI氏が元々知っていた情報ではありましたが、実際に現地に足を運んでみて、直接確認できたのは良かったと思います。
他にもいろいろと気になるところを確認してまいりましたが、なんといっても大切なのは旅行参加者のみんなが楽しんでもらうことです。そういった意味で、日本科学未来館は、企画展も常設展も面白そうで、楽しんでもらえるのではないかと思っております。
旅行後にまた報告いたします!
東村山市内および全生園が舞台となった映画「あん」、ご覧になりました?
みなさんはハンセン病の現状を知っていますか?
差別はまだ根深いものがあります。
差別、人権について、ちょっと考えてみましょう
2015年12月5日(土)、コロニー東村山では、所内行事として上記をテーマに全生園・ハンセン病資料館散策を行いました。
昨年は「人権の森」(人権の森実行委員会)のDVDが完成し、コロニー内で鑑賞しました。
コロニー東村山の印刷の御得意様であり、すぐ近くにありながら全生園およびハンセン病資料館に行ったことのない利用者、従業員も多いため、今年はハンセン病の理解をとおし、人権を考える第2弾として、全生園の散策およびハンセン病資料館の見学を企画しました。
当日は晴天に恵まれ、グループごとに園内の紅葉も散策でき、皆さん満喫できたようです。
終了後、参加できなかった方も含め、アンケートを集約しましたので報告します。
参加者は71人、アンケートは不参加の方も含め79人から回答がありました。
参加者のうち、全生園見学が初めての方が31人(43.6%)、資料館が初めての方が37人(52%)でした。感想を見ますと概ね参加してよかったと感じていただけたと思います。
いただいた感想を紹介します。ちょっと長いですが、ぜひ目をとおしてください。
・患者の方々みんなで仕事をし、まるで一つの町のようにも機能していることが印象深かった。
・少し前の時代に差別に苦しんでいた人達が多くいた事に改めて驚きを感じました。差別なく暮らすノーマライゼーションの実現をするには、障害のある人、ない人、それぞれが歩み寄る必要があると強く感じました。
・生活の場と聞いていたが、ほとんど中の人に会わず、大変静かであった。長年隔離された環境におかれた結果なのだろうか、と感じた。季節を感じる花々が植えられ、隔離の中でも心豊かでありたいと思ったのではないかと感じた。人権侵害の今が感じられた。
・資料館2度めでしたが印象的でした。今のエイズや結核とは異なり、負の烙印のような、人格を含めた死刑宣告のような、そういったものがつい最近まであったということが別世界のような不思議な感覚でした。いずれ入居者も減り、どうなっていくかは分かりませんが、後世に残していくべきものだと思いました。
・過酷な環境においても、人は輝けるものと思った。空や家が目立つようになったのが特に印象的。
・ハンセン病に対する差別などの歴史事実や、患者の暮らしようの歴史がわかったこと。
・全生園内は自然が豊かで、思いがけず紅葉も楽しめて、散策を楽しめました。ハンセン病資料館は二度目ですが、前回もあまりゆっくり見ることができなかったので(証言コーナーとか)自分のペースでゆっくり見るためには、今度、一人で行きます。でも、利用者さんといっしょにこういう施設を見学することはとても大切だと思います。利用者さんの反応や様子を見ることができ、また、聞かれたときにわかるように説明できるよう自分自身がきちんと知ることが大事だと思うからです。
・半日散策して感じたことは、ここに昔多くの方が住み、今なお多くの方が生活している驚きにあります。今でこそ開放されていますが、かつては、閉鎖されていたにもかかわらず、そこに生きる人々が自分達の力で自分達の村を作っていたことに人の強さもまた感じました。ただ、資料館で裁判記録を拝見しましたが、今なお差別と戦っている方がいるようですので、私自身社会の一員としてこの事実を真摯に受け止めたいと思います。
・感慨深いものがありました。
・もう少しゆっくり回りたかったです。土地が余っててもったいないと思った”
・資料館の歴史が分って良かった
・ハンセン病資料館はたくさんの人が見に行くべきと思いました。コロニーから歩いて行けるし、園内も散策コースがほど良い感じでよかったです。
・ハンセンびょうしりょうかんにさんさくにいきました。かいだん2かいにあがってしゃしんとテレビを見ました。たのしかったです。
・資料館が変わったなと思ってビックリしました。身体にハンセン病で亡くなった人々や、手足が曲がっている人々も痛そうに見えました。私も、勉強になりました。
ハンセンびょう いえがありました。じゅうじかありました。しせきをみました。もみじきれいたです。たのしかったです。
・日本全国にハンセン病隔離施設があったのは知らなかった。
・住んでいる人が少なく、建物が今も残っていて、飼育場などの敷地が平らになっているという痕跡が数多くあった。
・全生園前行って、国立ハンセン病資料館行って、作品展を見ました。きれいになりました。
・みんな厳しい生活環境の中、よく治療に取り組めたと思って感動した。
・住人の少なさに驚きました。
・解体され新地になった場所の今後の利用は?”
・さくらの木とかかえるの池とか門とかいろいろありました。
・天気よく気持ちの良い1日でした。資料館もゆっくりとみられてよかった。
・ハンセン病の事、そう言う病気があったと言う事は知っていたのですがどのような病気か知らなかったのでいろいろと、知る事が出来てよかったです。
・楽しかったです。ハンセン病資料館がよかったです。
・教会と病院がイッチしている。昔も今も変わらない
・僕は、全生園で印象に残った事は、けやきの丘と、納骨堂です。初めてですが、とっても良い所ですので、楽しく回りました。また、2回目も行きたいですが、就職するかわかりませんので、行きたいです。
・ハンセン病資料館は、今までのハンセンなどの展示を見られて良かったです。
・全生園内広くておどろきました 又参加したいと思います。
・勉強になりました。
・ぼくはハンセンびょうしりょうかんは初めていったことが楽しかったです。
・ハンセン病資料館はあまり行ったりまわったりしたことはあまりなかったので、色々と見て回ったり・・・
・久しぶりに全生園の中をじっくりと歩きました。建物がこわされ、さら地になっているのに驚きました。資料館で東京市養育院内に回春病室を開設し、らい患者の隔離があった事も初めて知りました。
・とても勉強になりました。
・平屋造りの長屋が多く、隔離施設の雰囲気がまだ残っている感じがした。また、外周及び施設内にも緑が多く見通しがよくない箇所があったため、余計そのように感じた。とにかく紅葉が綺麗で、じゅもくの種類が多いのが印象的だった。
・ハンセン病や人権に関していろいろ知った。忘れてはいけない差別の問題もあり、もっと詳しく知りたくなった。家族をつれてまた資料館に行きたいと思った。史跡も多くまわることができた。工事中のところもあったが現状を知ることができた。とちゅうで住民の方(後遺症のある方)にたずねたりしたら、親切に教えて下さった。
・ハンセン病、知識としては、少々ですがありましたが、資料館を見学することにより、患者さんはもちろん、家族の方までもが、ひどく辛い思いをされていた事、(偏見はいつの時代もあると思いますが)実際、患者さん達の声を聴き、(ビデオ)自分達が想像する事ができない状況、偏見、差別、隔離、どんな病気や障害を持っていても人間は人間。もし自分自身がそうだったら、強く生きて行けるだろうか考えさせられました。”
・ハンセン病資料館を見学して、思った事は、発病してすぐ療養所へ隔離され、外の世界と分断され、人間としての権利も奪われた、国の政策が間違っていたことと差別、偏見によって、親類にも会いに行けない、治る薬があっても療養所に押し込め、従わぬ者がいれば懲罰房に入れられる。今私達は障害がある、なしにかかわらず、人間としての尊厳があるので良いと思った。
・全生園のコースを回ってみたが、もし政策が間違って退院できる人は退院してもいいと考えるべきじゃないかなと思っています。”
・全生園の見学とハンセン病資料館に行きました。自分のはんのひとたちと見学をしました。初めて行って、いろいろな事がまなべました。はんのひとと一緒に見学をしたりしました。すごく広くて中もきれいだったのでびっくりしました。はじめての見学でしたが、とってもいい勉強になりました。たくさんの思い出が作れて良かったです。はんのひとたちとも一緒にまわれてよかったです。私にとって見学は、とってもいいけいけんにもなったし、楽しくすごせてとってもいい時間になりました。またきかいがあったらいきたいと思いました。本当に楽しい見学になりました。これからもいろいろなことにまなんでいきたいです。
・欠席でしたが、興味があるので是非一度いってみたいと思います。都合がつかず、残念でした。
2016年 新年あけましておめでとうございます
年年(ねんねん)歳歳(さいさい)花(はな)相似(あいに)たり
歳歳(さいさい)年年人(ねんねんひと)同じ(おんなじ)からず
これは私が小学生のころ、清酒のテレビコマーシャルに使われたフレーズで、その意味することも十分な理解もないまま、鮮明に記憶に残り、以来好きな言葉として、新年や桜の季節になると思い浮かべる言葉です。これは1500年前中国唐代の詩人の漢詩の一節で、毎年繰り返される自然の移り変わりと、人と人の出会いと別れを対峙してその哀切を表現したものと勝手に理解しています。
1980年以来36年。これは私の東京コロニーでの歳月です。たくさんの人との出会いと別れがありました。悲しい別れもありました。2016年度は還暦を迎える私にとってその最後となる1年になります。東村山は9年と短い歳月ですが、いよいよ集大成の年となります。
毎年厳しい厳しいと言い続けた9年だったように思います。最後になる年もこれまでと同様に厳しい年と言わざるを得ません。まず今年度残りの3カ月で結果をだし、皆で笑って一年を締めくくりたいと思います。東村山は印刷事業を中心に就労支援事業を行っており、来年度のその基本は変更ありません。年々厳しくなっている印刷市場の中でも、コロニーを支援してくれるお客様も多く、信頼は強いものがあると確信しています。そうしたお客様の意向に応えるためにも私たち自身も常に勉強しお客様の利益を一緒に考えながら頑張る姿勢を見てもらいたいと思います。ホームページに12月にアップしたコロニー印刷のCSR報告書も、環境対応を念頭においた印刷事業の報告となっており、今後も継続した努力につなげていきたいと思います。
印刷事業が障害のある方の利用者支援に有効に生かされる事業であり続けるよう、営業部、製造部協力して常にその見直しを図る必要があることは言うまでもありません。利用者従業員合わせて130名余の東村山の皆さま、ご協力いただく多くの方々と一致団結して事業にあたる所存です。
本年もよろしくお願いします。
コロニー東村山 所長 星 忍
コロニー東村山、コロニー印刷では下記の期間、年末年始休業とさせていただきます。
期間 2015年12月29日(火)~2015年1月4日(月)
アートビリティ登録作品:「ゴリラの家族」 岡村陸矢
※今年の年賀状のデザインには岡村陸矢さんの作品を使用しました。
2016年1月5日(火)より通常営業となります。
よろしくお願い致します。