Monthly Archive: 1月 2021

【自慢の一品】「庭」

コロニー東村山在籍者の、自慢の品をご紹介するシリーズです。

今回はDTP係Kさんの自慢の品をご紹介したいと思います。「品」といっても、とても大きいです。Kさんの自慢の品?は自分の手でコツコツとリフォームを施した「庭」です。


昨年の夏から3ヶ月ほどかけて初心者ながら庭をリフォームしました。今回はとにかくお金をかけたくなかったので、普通にリフォームするよりも手間がかかっていると思います。初心者がやることなので間違っているところもあると思いますがご了承ください。

うちの庭は写真のように雑草や芝が生い茂り、防草シートの横から草などが飛び出していました。木の柵は朽ちて、門なども傾いてきていました(2年ほど前に撮った写真なので車は変わっています)。

車の駐車スペースは、いつも縦列で停めていたのですが、お客様がきた時など2台停められるようにしたかったので、防草シートを貼りっぱなしで使っていない花壇を壊し、駐車できるスペースを作ることにしました。

左側がリフォーム前です。雑草や芝が生い茂り、木の柵は朽ちていました。右がリフォーム後。使いやすくなりました!

まずは木の柵を壊し、柵の処分を回収業者に見積もりしたところ4万円くらいと言われたので、すべて30cmほどに切れば燃えるゴミに出せて処分費がかからないので、自宅にあった小型チェーンソーで切りました。

花壇や木の柵の土台のコンクリは、電動コンクリートハンマーをレンタルしてきて崩しました。

木の柵を壊しました。そのまま撤去すると費用がかかるので、30cmほどに切ってすべて燃えるゴミに出し、処分費用を大幅に節約することができました

庭を全体的に30cmほど掘り下げ、出た土はすべてふるいに掛けました。この作業が一番大変でした。ふるいにかけた理由は、「ジモティー」というアプリで土がほしい人を募集したら、野球グラウンドを作りたいから土が大量に必要という方がいたからです。その方に土を引き取ってもらったので、土が70袋ほど出たのですが処分費は0円で済みました。ガラや庭から出た石を入れた袋が40袋ほど出たのですが、すべて庭に埋めました。

ガラや石をすべて庭に埋めて深さが10cmほどになるくらいまで土を戻し、レンタルで借りてきた転圧プレートで土を転圧し、雑草対策の防草シートを貼り、砕石を深さ10cm分敷きました。

車のタイヤが乗ったり通ったりする所には大判のコンクリート板を敷いてモルタルで固定しました。花壇を崩した際に出たブロックを車のタイヤ止めに再利用し、再利用できそうなレンガなども庭の一部に敷きました。

土はリサイクルし、ガラや石は埋め戻し。再利用できそうなレンガなどを庭の一部に敷いてあります

庭から玄関に行く通路も、以前DIYした時は防草シートを敷いていなくて雑草だらけになったため、防草シートを敷いて砂利を入れ直し、夜になると通路が見えにくいのでソーラーライトをつけました。

オリーブの木の根元には、石を敷いて雑草対策をしました

防草シートを貼りっぱなしで使っていない花壇を壊し、駐車スペースになりました

いつも縦列で停めていたのですが、これで車が2台、ゆったりと駐車できるスペースができました。不要になったブロックを車のタイヤ止めとして利用しています。コンクリート板設置で足元もしっかり!

雑草だらけだった通路には砂利を敷き、ソーラーライトを付けました

表札はホームセンターで買ってきたカッティングシートや木製のアルファベットを使い作りました。100円ショップで買ってきたソーラーライトをいくつか組み合わせて表札を照らすライトを作りました。

子供の遊具を入れていたボックスを、宅配ボックスということで再利用しました。自転車がよく倒れるので、塩ビ管を使って自転車立てを作りました。ポストの前がなにか物足りなかったので、屋外用の粘土でこどもとアマビエを作りました。

遊具入れだったボックスを宅配ボックスに再利用、自転車立ては塩ビ管で手作り、こどもと一緒に作ったアマビエを飾ってコロナ退散!

材料費やレンタル代は大体5万円ほどかかってしまいましたが、おそらく業者にお願いしていたら20万円以上かかっているだろうし、コロナ禍ということもあり暇を持て余していたのでちょうど良い機会でした。

なにより自分でここまで大掛かりな工事はしたことがなかったので、やりとげられるか心配でしたが無事に終わり、やってよかったと思いました。

コロナ禍の影響で自宅で過ごす時間が増えた方も多いかと思います。ここまで大掛かりでなくても、プランターや、家庭菜園などを楽しまれてみてはいかがでしょうか。

障害者虐待防止学習会

1月13日、「障害者虐待防止学習会」を実施しました。

コロニー印刷では、障害者虐待防止学習会を年に一度開催しており、障害者の尊厳を損なう虐待行為の防止に取り組んでいます。利用者に対する、身体的暴行や暴言など目に見える行為のほか、子供扱いするなど、人格をおとしめるような行為も虐待にあたります。

学習会に先立ち、事前に配布されたアンケート用紙に記入することで、自分の行動を振り返る機会としました。

学習会当日は、「密」を避けるために、部署ごとに少人数ずつ会議室などに分かれ、ZOOMにより研修を実施しました。

初めに研修用の動画を見て規範とすべき行動を学びました。動画は再現ドラマを通じ、日常起きうる場面で、望ましくない行動と正しい行動についてポイントをおさえて解説してくれるもので、親しさの中にも人格の尊重を忘れてはいけないこと、正しい言葉遣いと行動の積み重ねが大切なこと、不安感を与えない言葉がけの必要性などについて学ぶことができました。

その後、「虐待防止マニュアル」に記載された事例から、望ましい対応について各部屋ごとに意見をまとめて発表し、虐待防止についての理解を深めました。

今年の「障害者虐待防止学習会」はZOOMを利用して行われました

コロニー印刷では、これからも、組織の体制をよりよいものにしていきたいという気持ちを全員で共有しながら、知識の獲得とそのブラッシュアップに努めてまいります。

2021年 新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

新しい年を迎え、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
昨年のことを振り返り、これからの一年間の目標を立てる方も多いのではないでしょうか。

ちょうど一年前、このブログで私は次のように締めくくりました。


事業運営は日々いろいろな変化やトラブルがあります。2020年もいろいろなことがあると思いますが、変化に対応するだけでなく、自ら変化することについても恐れず邁進していきたいと思います。


実際の2020年は、新型コロナウイルスに振り回され、変化に対応するのに精いっぱいの一年でした。

新型コロナウイルスの影響で印刷事業の受注が大幅に減少し、緊急事態宣言解除となった後も、事業状況が好転しないばかりか、日帰り旅行や暑気払いは中止となりました。ひたすら我慢を強いられる一年だったと思います。

そんな中、9月に開催された「大ストラックアウト大会&大ビンゴ大会」は、とても良い思い出として記憶に残っております。感染予防対策をしっかり行ったうえで、従業員、利用者のみなさんも安心して楽しめたのではないでしょうか。また、11月末には約10カ月ぶりに余暇プログラム活動「アートであそぼ!」も開催できました。それぞれ尽力してくれたメンバーに、とても感謝しています。しっかり対策を講じさえすれば、楽しいイベントも開催できると希望を与えられました。

希望を与えられたことと言えば他にも。
在宅でのサービス提供時には、各自治体との調整、在宅用の作業の切り出し、電話やメールを使っての就労支援など、経験したことない事態への対応は本当に大変だったと思います。利用者さんも在宅で頑張ってくれました。事業所長として、大変心強く感じました。

日常的なところに目を落とすと、粘り強い受注活動、効率化や経費削減、内製化などの取り組み、毎日の体調管理と感染予防対策、事業所全体を支える働きなど、地道な積み重ねがありました。従業員、利用者のみなさんが、それぞれの役割をしっかりこなしたからこそ、新しい年を迎えることができたと実感しております。

2021年、先行きに不安はありますが、ワクチンの開発が進むなど、明るい兆しも見られます。昨年、必死に取り組み乗り越えてきた経験は、大きな財産です。私も事業所長として先頭に立って邁進し、実りのある良い年にしたいと思います。


所長  坂本 崇