Pマーク学習会

コロニー印刷はプライバシーマーク(Pマーク)を取得しています。当印刷所では、お客様からお預かりした個人情報を利用する作業が多数発生します。また、他の企業や組織等と同様に、在籍者の個人情報も預かっています。Pマークは、これら個人情報の取り扱いを適切に行う体制を整備した組織であるという証となるものです。

所内に掲示されているPマークの認定証

Pマーク認定業者として、在籍者全員が守らないといけないきまりがいくつかあります。一例を挙げれば、パソコンで扱っている情報が盗まれたり改竄されたりするのを防ぐために、パスワードロック機能のついているスクリーンセーバーを使用しないといけません。

年に一度、Pマークの学習会が義務付けられていますが、今年度は、新型コロナ感染症蔓延の影響により、これまでのように在籍者が一同に会しての研修会に代わり、配布されたテキストに基づいて、個別で学習をすすめるというする形で行われました。テキストには、個人情報の適切な活用と保護についての概要、および具体例が詳しくまとめられてあります。

テキストによる学習を終えた後は、小テストに回答して提出しました。このテストは合否を判定するためのものではなく、情報管理について正しい知識を所持しているかどうかを確認するためのものです。後日、返却されてきた結果と解答、解説に基づいて、間違った問題はもう一度復習してしっかりと覚えました。

成人おめでとうございます。

2021年1月、コロニー東村山では2名の方が成人を迎えられました。

例年だと施設全体朝礼で挨拶をしたりお祝いの品贈呈があったりするのですが、今年は新型コロナウイルス感染症予防の必要性から仕事部屋でのささやかな会となりました。それでも親しい仕事仲間たちから拍手が沸き起こり、華やかな気持ちになりました。

 

新成人お二人には今年の目標がはっきりあるのだとか。

応援しています!羽ばたけ新成人!!

救命技能講習

コロニー東村山では、職員全員が救命技能認定書を取得しています。3年毎に更新が必要なので、毎年数名の職員が更新となり、講習を受けることになります。

今回はコロナ禍の中での講習となりました。

いつもは、狭い部屋で行うのですが、今回は密を避けるために広い食堂で行いました。12月のとても寒い日でしたが窓を全開にし、かつ人と人との間を開け感染予防の配慮をしました。消防署から派遣された講師の方も非常に気を使ってくださり、訓練用のダミー人形を使用するたびに、参加者に手指のアルコール消毒を促すなど、念入りな感染予防対策の元、講習を進めてくださいました。

あらためて救命行為の大切さを学び、無事講習終了となりました。

左上にアルコール消毒の容器が見えます

【自慢の一品】「庭」

コロニー東村山在籍者の、自慢の品をご紹介するシリーズです。

今回はDTP係Kさんの自慢の品をご紹介したいと思います。「品」といっても、とても大きいです。Kさんの自慢の品?は自分の手でコツコツとリフォームを施した「庭」です。


昨年の夏から3ヶ月ほどかけて初心者ながら庭をリフォームしました。今回はとにかくお金をかけたくなかったので、普通にリフォームするよりも手間がかかっていると思います。初心者がやることなので間違っているところもあると思いますがご了承ください。

うちの庭は写真のように雑草や芝が生い茂り、防草シートの横から草などが飛び出していました。木の柵は朽ちて、門なども傾いてきていました(2年ほど前に撮った写真なので車は変わっています)。

車の駐車スペースは、いつも縦列で停めていたのですが、お客様がきた時など2台停められるようにしたかったので、防草シートを貼りっぱなしで使っていない花壇を壊し、駐車できるスペースを作ることにしました。

左側がリフォーム前です。雑草や芝が生い茂り、木の柵は朽ちていました。右がリフォーム後。使いやすくなりました!

まずは木の柵を壊し、柵の処分を回収業者に見積もりしたところ4万円くらいと言われたので、すべて30cmほどに切れば燃えるゴミに出せて処分費がかからないので、自宅にあった小型チェーンソーで切りました。

花壇や木の柵の土台のコンクリは、電動コンクリートハンマーをレンタルしてきて崩しました。

木の柵を壊しました。そのまま撤去すると費用がかかるので、30cmほどに切ってすべて燃えるゴミに出し、処分費用を大幅に節約することができました

庭を全体的に30cmほど掘り下げ、出た土はすべてふるいに掛けました。この作業が一番大変でした。ふるいにかけた理由は、「ジモティー」というアプリで土がほしい人を募集したら、野球グラウンドを作りたいから土が大量に必要という方がいたからです。その方に土を引き取ってもらったので、土が70袋ほど出たのですが処分費は0円で済みました。ガラや庭から出た石を入れた袋が40袋ほど出たのですが、すべて庭に埋めました。

ガラや石をすべて庭に埋めて深さが10cmほどになるくらいまで土を戻し、レンタルで借りてきた転圧プレートで土を転圧し、雑草対策の防草シートを貼り、砕石を深さ10cm分敷きました。

車のタイヤが乗ったり通ったりする所には大判のコンクリート板を敷いてモルタルで固定しました。花壇を崩した際に出たブロックを車のタイヤ止めに再利用し、再利用できそうなレンガなども庭の一部に敷きました。

土はリサイクルし、ガラや石は埋め戻し。再利用できそうなレンガなどを庭の一部に敷いてあります

庭から玄関に行く通路も、以前DIYした時は防草シートを敷いていなくて雑草だらけになったため、防草シートを敷いて砂利を入れ直し、夜になると通路が見えにくいのでソーラーライトをつけました。

オリーブの木の根元には、石を敷いて雑草対策をしました

防草シートを貼りっぱなしで使っていない花壇を壊し、駐車スペースになりました

いつも縦列で停めていたのですが、これで車が2台、ゆったりと駐車できるスペースができました。不要になったブロックを車のタイヤ止めとして利用しています。コンクリート板設置で足元もしっかり!

雑草だらけだった通路には砂利を敷き、ソーラーライトを付けました

表札はホームセンターで買ってきたカッティングシートや木製のアルファベットを使い作りました。100円ショップで買ってきたソーラーライトをいくつか組み合わせて表札を照らすライトを作りました。

子供の遊具を入れていたボックスを、宅配ボックスということで再利用しました。自転車がよく倒れるので、塩ビ管を使って自転車立てを作りました。ポストの前がなにか物足りなかったので、屋外用の粘土でこどもとアマビエを作りました。

遊具入れだったボックスを宅配ボックスに再利用、自転車立ては塩ビ管で手作り、こどもと一緒に作ったアマビエを飾ってコロナ退散!

材料費やレンタル代は大体5万円ほどかかってしまいましたが、おそらく業者にお願いしていたら20万円以上かかっているだろうし、コロナ禍ということもあり暇を持て余していたのでちょうど良い機会でした。

なにより自分でここまで大掛かりな工事はしたことがなかったので、やりとげられるか心配でしたが無事に終わり、やってよかったと思いました。

コロナ禍の影響で自宅で過ごす時間が増えた方も多いかと思います。ここまで大掛かりでなくても、プランターや、家庭菜園などを楽しまれてみてはいかがでしょうか。

障害者虐待防止学習会

1月13日、「障害者虐待防止学習会」を実施しました。

コロニー印刷では、障害者虐待防止学習会を年に一度開催しており、障害者の尊厳を損なう虐待行為の防止に取り組んでいます。利用者に対する、身体的暴行や暴言など目に見える行為のほか、子供扱いするなど、人格をおとしめるような行為も虐待にあたります。

学習会に先立ち、事前に配布されたアンケート用紙に記入することで、自分の行動を振り返る機会としました。

学習会当日は、「密」を避けるために、部署ごとに少人数ずつ会議室などに分かれ、ZOOMにより研修を実施しました。

初めに研修用の動画を見て規範とすべき行動を学びました。動画は再現ドラマを通じ、日常起きうる場面で、望ましくない行動と正しい行動についてポイントをおさえて解説してくれるもので、親しさの中にも人格の尊重を忘れてはいけないこと、正しい言葉遣いと行動の積み重ねが大切なこと、不安感を与えない言葉がけの必要性などについて学ぶことができました。

その後、「虐待防止マニュアル」に記載された事例から、望ましい対応について各部屋ごとに意見をまとめて発表し、虐待防止についての理解を深めました。

今年の「障害者虐待防止学習会」はZOOMを利用して行われました

コロニー印刷では、これからも、組織の体制をよりよいものにしていきたいという気持ちを全員で共有しながら、知識の獲得とそのブラッシュアップに努めてまいります。

2021年 新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

新しい年を迎え、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
昨年のことを振り返り、これからの一年間の目標を立てる方も多いのではないでしょうか。

ちょうど一年前、このブログで私は次のように締めくくりました。


事業運営は日々いろいろな変化やトラブルがあります。2020年もいろいろなことがあると思いますが、変化に対応するだけでなく、自ら変化することについても恐れず邁進していきたいと思います。


実際の2020年は、新型コロナウイルスに振り回され、変化に対応するのに精いっぱいの一年でした。

新型コロナウイルスの影響で印刷事業の受注が大幅に減少し、緊急事態宣言解除となった後も、事業状況が好転しないばかりか、日帰り旅行や暑気払いは中止となりました。ひたすら我慢を強いられる一年だったと思います。

そんな中、9月に開催された「大ストラックアウト大会&大ビンゴ大会」は、とても良い思い出として記憶に残っております。感染予防対策をしっかり行ったうえで、従業員、利用者のみなさんも安心して楽しめたのではないでしょうか。また、11月末には約10カ月ぶりに余暇プログラム活動「アートであそぼ!」も開催できました。それぞれ尽力してくれたメンバーに、とても感謝しています。しっかり対策を講じさえすれば、楽しいイベントも開催できると希望を与えられました。

希望を与えられたことと言えば他にも。
在宅でのサービス提供時には、各自治体との調整、在宅用の作業の切り出し、電話やメールを使っての就労支援など、経験したことない事態への対応は本当に大変だったと思います。利用者さんも在宅で頑張ってくれました。事業所長として、大変心強く感じました。

日常的なところに目を落とすと、粘り強い受注活動、効率化や経費削減、内製化などの取り組み、毎日の体調管理と感染予防対策、事業所全体を支える働きなど、地道な積み重ねがありました。従業員、利用者のみなさんが、それぞれの役割をしっかりこなしたからこそ、新しい年を迎えることができたと実感しております。

2021年、先行きに不安はありますが、ワクチンの開発が進むなど、明るい兆しも見られます。昨年、必死に取り組み乗り越えてきた経験は、大きな財産です。私も事業所長として先頭に立って邁進し、実りのある良い年にしたいと思います。


所長  坂本 崇

年末年始休業のご案内

コロニー東村山、コロニー印刷では下記の期間、年末年始休業とさせていただきます。

期間:2020年12月30日(水)~2021年1月4日(月)

アートビリティ登録作品:「おうし」 mai

※2021年の年賀状のデザインには、maiさんの作品を使用しました。

2021年1月5日(火)より通常営業となります。
よろしくお願い致します。

【コロニー印刷とティーボール】
その2 これまでの振り返り

【コロニー印刷とティーボール】その2は、ティーボールとコロニーのかかわりについてです(その1はこちら)。

ティーボールを、レクリエーションの一貫としていち早く取り入れてきたコロニー印刷ですが、大会等にも積極的に参加してきました。当初は小学生チームを相手とする試合に参加していましたが、コロニーチームは“大人なのに大人げない”容赦無しの打撃と守備で圧勝していたため、

(小学生相手では強すぎる……)

ということになり、以降、コロニーと同じく“大人中心”の特別支援学校等の障害者と健常者の混合チームで競い合う「関東健康福祉ティーボールオープン大会」に参加することとなりました。

当時は、それ以外の大会にも参加して優勝したり、全生園のグラウンドをお借りして、顧客チームとの交流試合を行ったこともありました。

全生園グラウンドで行われた交流試合での一コマ

2000年5月27日撮影。優勝カップを手にしています

第3回関東オープン健康福祉スマイルティーボールフェスタで頂いた盾

●関東健康福祉ティーボールオープン大会に出場

関東健康福祉ティーボールオープン大会は、現在、早稲田大学所沢野球場で開催されていますが、過去には完成間近の西武ドーム(現在のメットライフドーム)で行われた事もあります。その後、10年程前までは杉並区にある上井草スポーツセンター運動場で行われていました。

現在も、大会にゲストとして招かれたプロ野球選手OBや女子ソフトボール選手などから、バッティング指導を受けられるコーナーがありますが、上井草の頃までは、元巨人軍コーチで王貞治さんのあの一本足打法を指導されていた荒川博さんが毎年来られていて、この大会に並行して、小学生の部の子供達を中心にバッティングの指導をされていました。そのような上井草を会場とした大会で、

2007年、コロニーチームは優勝を果たしました!

2007年第9回関東健康福祉ティーボールオープン大会では見事優勝に輝きました。優勝メダルを首に掛けて記念撮影(上井草スポーツセンター運動場にて)

コロニーチームは、優勝チームとして、優勝カップ、トロフィー、賞状のほか、日本ティーボール協会理事長の吉村正先生やそのときにゲストで来られた選手OBの方から、チーム全員が直々にメダルを首に掛けていただくという栄誉に浴しました。

優勝カップ

優勝メダル

優勝チームにとってやはりこれが嬉しいもので、テンションも⤴になります(^^)

●会場は早稲田大学所沢野球場へ

優勝した次の年から少し戦績が低迷して、会場は早稲田大学所沢野球場へと変わりました。

それからは戦績は年々持ち直し、3位→準優勝と上り詰めて、

2016には再び優勝に輝きました!!

2016年第18回関東健康福祉ティーボールオープン大会で優勝した際の記念撮影(早稲田大学所沢野球場にて)

表彰式でトロフィーを授与される

優勝トロフィー

●さらなる飛躍をめざして!

が……(>_<)……

その後は再び低迷し、なかなか勝利できなくなり現在に至っています(涙……)

特に守備が甘く、やはり練習不足が原因だと思われます。

優勝常連チームだったコロニーチームなのに、

(これではダメだ!)

と気合を入れるため、ティーボール委員会で話し合いの末、先ずは形から。

アートビリティの協力のもとコロニーチームのオリジナルユニフォームの作成、不足していた練習用のバットの購入などをしてきました。さらに今年は練習場所として使用する東村山市内のグラウンド確保のための準備として、グラウンドの抽選予約のために必要なコロニーチームの団体登録も行いました。

アートビリティの協力のもと、ユニフォームのTシャツを作成しました

バットを購入しました

残念ながら今年はグラウンドの確保はできませんでしたが、来年こそはしっかりと練習をして、大会での「勝利」を果たせたらと思います。

そのときまでには新型コロナが収束して、思い切りプレイが楽しめるようになっていることを願うばかりです。

(H.W)

【新型コロナウイルス対策】自動手指消毒器

新型コロナウイルス感染拡大防止のための、コロニー東村山の日々の取り組みの中から、手指の消毒など、各自における衛生管理についてご紹介いたします。

利用者および従業員の皆さんには、次のようなことをお願いしています。

・出勤時、外出先からの帰着時、昼食前の手洗い
・マスクの着用
・毎朝、自宅での検温

受付には自動手指消毒器が設置されています。手を差し入れると消毒液が自動的に適量吹き出し、どこにも触れることなく手指の消毒が行える優れものです。以前は食堂に設置されていたものを、食事前には石鹸と流水での手洗いを徹底することにしたため、受付に移動しました。

新型コロナが流行する何年も前から設置されていたたいへん古い機械ですが、まだまだ現役。感染拡大防止のために活躍中です。

受付の自動手指消毒器。手を差し入れると消毒液が自動的に適量吹き出します

【コロニー印刷とティーボール】
その1 今年の大会は……

例年この時期は早稲田大学所沢野球場で開催される「関東健康福祉ティーボールオープン大会」に参加していて、戦績や大会での出来事などの報告をさせていただいているのですが、残念ながら今年は新型コロナウイルスの影響で当大会が中止となってしまいました(涙……)

そこで、今回はこの場を借りて、ティーボールとは何か? および、コロニーとティーボールとのかかわりについて、2回に分けて記事を掲載したいと思います。第1回目はティーボールの概要についてです。

みなさんティーボールというスポーツをご存知ですか?

●ティーボールの歴史と特徴
ティーボールの歴史は比較的浅く、今から32年前の1988年に、国際野球連盟(IBA)と国際ソフトボール連盟(ISF)が協力して、野球やソフトボールの入門期の子供達のために、より早いうちから野球とソフトボールの楽しさを理解してもらおうと、「アメリカ式Teeball」として考案され誕生した競技です。これを受け、ティーボールはアメリカやカナダの子供達の間で普及していきました。

日本では1993年にアメリカのルールを参考に日本式ルールが考案され、「日本式」のティーボールとして完成し、日本ティーボール協会が発足しました。

老若男女問わず
“いつでも どこでも 誰でも、楽しくプレイできる”
野球型スポーツとして、小学生を中心に加速的に普及していきました。

高齢の方や障害のある方(車イスの方も含め)も、走塁が困難な場合は他の方に代走をしてもらうことも可能なので一緒に楽しむことができます。

障害のある人ない人、誰でも楽しくプレイできるのがティーボールです

●ティーボールのルール
野球に似たスポーツですが、野球とルールや形態が異なります。

ルール内容は細かくはいろいろありますが、私達が例年プレイしているティーボールではざっと以下のような違いがあります。

  • 打者は、バッターの手前に置かれているバッティングティー上の静止したボールを打つ。よってピッチャーがいない
  • バッティングティーにボールを載せたところ

    バッティングティーに置かれたボールをバットで打ちます

  • 1チームは10名~15名で編成。うち守備は10名とし、残りの人は打つだけの選手となる。両チームの選手の数は同じでなければならなく、両チームで人数が異なる場合は数の少ない方のチームに合わせる。同意があれば、同じ人が2回打ち、人数を合わせることもある
  • 守備についたコロニーチーム(2019年の大会)

  • 攻守交代はスリーアウトではなく、チームの全打者が打ち終えた後
  • 2イニング制

などなど。

コロニーでもレクリエーションの一環としてティーボールをいち早く取り入れて、大会等に参加してきました。それでは、次回は戦績など、コロニー印刷とティーボールとのかかわりについて書いてみたいと思います。どうぞお楽しみにお待ち下さい。

(H.W)