夏期休暇期間のご案内
誠に勝手ながら、コロニー東村山では下記の日程を夏期休暇とさせていただきます。
夏期休暇期間
2024年8月12日(月)~8月15日(木)
8月16日(金)より通常営業となります。
何かとご迷惑をお掛けすることと存じますが、何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。
アートビリティ登録作品:「ベネチアのまつり その他」嵐 礼次
※デザインには、嵐 礼次さんの作品を使用しました。
誠に勝手ながら、コロニー東村山では下記の日程を夏期休暇とさせていただきます。
8月16日(金)より通常営業となります。
何かとご迷惑をお掛けすることと存じますが、何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。
アートビリティ登録作品:「ベネチアのまつり その他」嵐 礼次
※デザインには、嵐 礼次さんの作品を使用しました。
コロニー東村山では、障害者虐待防止研修会を年に一度開催しており、障害者の尊厳を損なう虐待行為の防止に取り組んでいます。今年度は1月17日に、東村山市障害支援課職員の方、東村山市基幹相談支援センター「るーと」稲森センター長を講師にお招きし、感染症対策のため小グループで部屋ごとに分かれ、Zoomを使用して行いました。
研修会で配布された資料の表紙
はじめに障害者虐待の現状や虐待・身体拘束の定義、対応などを学び、その後グループワークを行いました。施設における虐待に共通する構図の中に、はじめの「小さな出来事」が次第にエスカレートしていくことが要因の一つとして存在します。
グループワークでは、日常の中で気になる「小さな出来事」について話し合い、それをご本人の尊厳を考えた支援方法にするにはどうすればよいかグループで考えました。改めて日頃の支援を省み、他職員と情報を共有できる機会を持つことができました。
今後も定期的に研修会を行い、よりよい支援につながるよう努めてまいります。
まず実行委員として東村山市としても初めての試みであった食糧等支援事業が無事に成功裏に終わったことに安堵しています。
コロニー東村山では他施設に比べて多くの方が見えました。
利用者さんとのトラブルなども心配しましたが他の職員の方々の協力もあって危惧に終わった事は本当に良かったです。
この食糧等支援事業に取り組んで良かったことは何より食糧等を引き取りに来た方々の喜んだ姿を見られる、この一言に尽きます。
「こんなに貰えるのですか?」
「ありがとうございます」
と多くの有難い言葉を貰いました。
「今までは社協まで行くのは大変だったけどコロニーさんが拠点になって本当に助かりました」
など名前を挙げてのお褒めも頂きました。
また市内の各社会福祉法人の方と事業がスムーズにいくように何度も打ち合わせ、フードマーケットでは大量の食品を各施設に分ける作業も社協様や他施設の方と一緒に行えた事は貴重な経験でした。
その一方で課題が見えたのも事実です。
あまり必要とされないペットボトルのお茶や乾麺などが大量に残るといった需要との不一致がある一方で、おむつ、レトルト食品、缶詰等は直ぐになくなるなどバランスに偏りがありました。
今後の課題としては本当に必要としている方に告知できているのか、予め社協様に予約をして来所しているのでその年代に必要な物資(おむつ等)を各拠点に分配できるのかなどがあると思います。
社協様の負担、各拠点の負担も考慮しながらも、よりよい「東村山方式」を今後もコロニー東村山として考えていけたらと思います。
最後にフードドライブにおいては多くの職員、利用者さん、利用者さんのご家族から食品の寄付がありました。
この場を借りて改めて御礼申し上げます。
業務係 N
この度、当事業所のホームページを全面的にリニューアルしましたのでお知らせいたします。
リニューアルにあたり、以下の点を改善しました。
– より見やすく、使いやすいデザインに
– スマートフォンやタブレットにも対応
– サービス内容をより詳しく掲載
– お問い合わせ方法をわかりやすく
また、印刷・スキャニング設備や施設の様子など多数の写真を新たに掲載し、私たちの日々の取り組みや雰囲気をより身近に感じていただけるようになりました。ぜひ隅々までご覧いただき、当事業所についてさらに興味を持っていただければ幸いです。
今後もホームページを通じて、さまざまな情報をお届けしてまいります。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
当事業所では、新規事業として2021年度より書籍等デジタル化事業を開始いたしました。
これまで印刷事業で培ったノウハウを生かしつつ、利用者の皆様に活躍の場を広めたい一心で新たな事業へとチャレンジした次第です。
障害者施設では全国初となる事業参画でしたが、おかげ様で2023年度までに官公庁様、民間企業様など、多数のお客様にご発注いただきました。
そもそも書籍等デジタル化事業ではどんなことをするのか?
デジタル化と一言で申し上げても、様々な方法がありますが、今回は原資料非破壊方法について紹介させていただきます。
書籍等デジタル化事業ではその名の通り、書籍や図面などの貴重な紙媒体原資料の情報を、専用のスキャナーでのスキャン(撮影)により電子データ化し、ご要望に応じた形で納品いたします。
デジタル化を行う理由はお客様ごとに様々です。
劣化による情報の消失を防ぐため、デジタル化することによるメリット(省スペースや情報活用の活性)を生かすため等、そのご希望をご相談いただき、ご要望に応じた形を提案させていただく場合もございます。
ここよりデジタル化(原資料非破壊方法)の基本的な流れを説明させていただきます。
お客様からデジタル化する原資料をお預かりした後、まず最初に行うのは事前確認です。
事前確認では、お預かりした原資料の数量や状況を確認し、破損状態や資料形態をはじめとしたスキャンする際に必要な情報を抽出します。
事前確認を終えると、いよいよスキャンとなります。
お預かりした原資料を丁寧に扱いながら、事前確認で抽出した内容を参照し、黙々とスキャンを進めていきます。
次の工程は、スキャンしたデータに何か問題がないかどうかチェックを行う品質検査です。ここでは作成した画像データにゴミやホコリが写っていないか、傾きやピンボケ、撮りモレや重複撮影がないかなど、検査項目は多岐に渡ります。
品質検査後はご要望に応じたデータ作りです。
納品画像形式への変換や、目次の作成、書誌情報(著者名や発行日などのメタデータ)作成など行います。そして、お客様のご希望する媒体にデータを格納し納品、お預かりした原資料の返却となります。
デジタル化事業は、これからの社会福祉に大きく貢献できる仕事です。
なぜなら、誰もが平等に必要な情報を得られる環境を整えることにつながるからです。書店や図書館の利用が困難な方々も、情報の受け取り方の選択肢が広がります。
またデジタル化事業は、印刷事業同様に多くの作業工程があるため、障害がある方にとって多くの活躍の場がある仕事になります。
当事業所でも、やってみたい、挑戦したいという利用者の皆様のお声を多くいただき、広く皆様に関わっていただけるように、スキャンや他工程を体験してもらったりしています。
昨今デジタル化の流れが大きくなる中、お客様の様々なご要望に応えられるよう、またさらなる受注拡大に向けて、デジタル化事業係を中心に事業所一丸となって邁進していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
デジタル化事業係 KM
3月23日(土)に余暇活動「あーとであそぼ!りんごのオブジェを作ろう!」を開催しました。
当日朝、冷たい小雨の降る中、皆さんワクワクした様子で集まって来ました。
最初に本物のりんごを持って、重さや匂いを感じ、その後一切れずつ味わいました。
これから作るりんごのイメージを感じていただきます!
材料はこれです!(白、赤、青、黄の樹脂粘土とアルミの針金)
利用者の皆さんがそれぞれどのような作品を作るのか、楽しみです!
皆さん、進藤さんの説明に耳を傾け、真剣に聞いています。
いよいよ、作品作り! 粘土をコネて色づくり 皆さん真剣です!
同じものは二つとありません。
味の違う、りんごの香りが届きそうです♪
時事ドットコムで、当事業所の国立国会図書館書籍デジタル化の取り組みが紹介されました
下記のリンクをご覧ください
「蔵書デジタル化、障害者担う 施設で作業「やりがい大きい」―国立国会図書館が事業委託」
利用者の皆さんが、この仕事に非常に誇りや遣り甲斐を感じ、
健常者と変わらない、もしくはそれ以上の力を発揮して作業をしています。
2023年12月13・14日の2日間、普通救命講習が行われました。2023年度は初回講習、再講習あわせて24名が参加しました。講習を修了すると東京消防庁より「救命技能認定証」が交付されます。
講習は講義、実技指導を交えながら約3時間にわたり行われ、心肺蘇生法、AEDを用いた電気ショックの方法、気道異物除去、止血法の4つを学びました。
今年度も昨年度同様、感染症対策として、ハンカチを使用したり換気を要請するなどの動作が組み込まれた講習でした。協力者がいる場合はその人と協力し手分けして行い、協力者がいない場合でも一人でいかにして救命処置を行うかなど詳しく教えていただけました。
救命処置の目的は「生命を救うこと」「悪化の防止」「苦痛の軽減」の3つだそうです。要救助者の生命を救うことのみならず、励ますことで精神的な苦痛を軽減することも目的の中に含まれているとのことでした。
傷病者の意識の確認から周囲への援助依頼、呼吸の確認、応急手当までの一連の動作を教わりました
胸骨圧迫は強く速く絶え間なく。感染予防のため口元と鼻を覆っています
気道確保の方法を習っています
講習用の機械を使ってAEDの使用方法を練習しているところです
いざというときに、知識として知っていることと知らないとでは大きな違いがあると思います。今回学んだことを、もしものときに誰かの生命を守るため活かせるといいですね。
また、日々の生活の中で交通安全、体調管理などもしもに出遭わないための予防の意識も忘れないでいたいものです。
12月8日(金)、東村山市役所前で自主製品の販売をしました。
「福祉のつどい」は、2020年度にコロニー東村山自主製品を初めて販売した場所です。当時はコロナ禍であり、職員2名で北風ふく寒い中での販売でした。今年は職員延べ3名と利用者3名、計6名で陽も暖かくおだやかな販売会が行われました。
販売場所(東村山市役所前)の様子
利用者の皆さんは、呼び込み、接客、商品の受け渡し、値札台紙貼り等で活躍しました。お客様との交流もあり、その中には、東村山市長の姿もありました。皆さん、楽しく販売し「またやりたい!」と話していました。
販売の様子
★今回の売れ筋商品
【箱メモ】
利用者が描いた絵の箱に、印刷工場から出た端材を使ったメモを入れています
【キャンドル】
クリスマス用のツリーや雪だるま
燃焼20時間以上、防災用にも使えるボタニカルキャンドル
12月9日(土)に東村山市スポーツセンターで、パラスポーツ交流会をメインとした福祉の集いが開催されました。
ブラインドテニスやボッチャはもちろん、車イスバスケットなども体験できる本格的なイベントで、同時に手話体験や白杖体験、市内の障害者施設のパネル展示なども行われました。
開会の挨拶をする 満富副所長。一番左は渡辺尚市長
今年の福祉の集いの実行委員長は満富副所長が務めており、渡辺尚東村山市長と並んで開会の挨拶をされて、福祉の集いはスタートしました。
コロニー東村山のパネル展示は利用者さんが難しい作業の一つである「梱包」をしている写真をメインに据えて、他の施設との違いを出しました。展示スペースは自主製品を並べて直近の販売予定なども告知しました。スポーツセンターを訪れた方からは「このキャンドル買いたい!」などの嬉しい声も頂きました。
コロニー東村山のパネル展示コーナー
ひがっしーも登場で盛り上げてくれました!
手話体験も大賑わい!
指導員の方が丁寧に、競技用車いすの扱いを教えてくれました
パラスポーツ交流会も最初は様子見のお客様も多かったですが、少しずつ体験する方が増えてくると、「私もやってみようかな?」という方が増えてきて、午後には体験待ちが出来るほどの盛況になり、土曜日の余暇活動プログラムとしてパラスポーツ交流会に参加したコロニー東村山の利用者さんと職員も合流し、みんなで即興ポッチャ大会や、車イスバドミントンなどを行いとても楽しい時間を過ごしました!
他の市内の障害者施設の利用者さんも多く体験に訪れていて、慣れた様子でボッチャ等をし、久しぶりに?運動して「疲れた」!など多くの歓声に包まれた穏やかな土曜日でした。
障害者週間にあわせて毎年行われる福祉の集い。来年も皆さんが楽しめる企画が行われると思います。今年は残念ながら参加出来なかった皆さんも、来年の参加を是非お待ちしています!